やっぱり資産に対するドル円の影響力は強い。(*'▽')
8月5日の大暴落時にドル円は142円を割り込む形で円高が急進したのですが翌日から切り返してドル高傾向に戻す形となっています。(*'▽')
日本株や預金といった円建て資産だけでなく、アメリカ株や貴金属といったドル建て資産も所有しており、なおかつ日本企業の業績はドル円為替の影響を強く受けるということで、結局のところドル高に戻るにつれて円計算での資産は回復傾向にあります。やはり日本に住んでいる以上はドル円為替の影響を生活の中で大きく受けるということでしょう。できれば為替のボラティリティーは低く抑えて安定して欲しいのですが、世界中で動乱が起きている昨今では、それは無理なお願いということなのでしょう。(*'▽')
お休みを頂いて時間もあるので普段以上にYoutube動画を見て回っているのですが、最近購入した書籍のレイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」の動画解説がありましたので、ご紹介。今の世の中変化が激しい状況ですので、万が一にも動乱の世の中に突入する可能性もあるかも?ということで、お勧めです。(^_-)-☆
■ レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
さて、今週も週末になりましたので定点観測的に市場を観察しましょう。まずは「投資主体別売買動向」です。これは8月9日週までのデータなので、週遅れで日本株市場全体の動向を観察できます。先週は世界的な大暴落が発生した8月5日の売買状況を含みます。8月6日以降は回復傾向にあったので個別の日付の状況は見えないのですが、週次での状況は観察できます。(^_-)-☆
さてビックリです。おそらく海外投資家が大幅な売りとなっていると想像していたのですが、なんと「海外投資家」は買いを伸ばしている形です。では誰が売りを伸ばしたのか?ですが、以前からその動向を注目している「証券自己」カテゴリーです。「証券自己」は証券会社の売買取引(ディーリング)を示す数値として扱われますが、これは証券会社を経由しての海外の投資家の取引なのでは?っと思いました。( ゚Д゚)
■東洋経済:「アルケゴス騒動」と市場への影響をどう見るか
2021年の春ごろなのでまだ記憶に新しいと思いますがアルケゴス・キャピタル・マネジメントが破綻したケースが思い出されます。自己資金にレバレッジをかけて証券会社経由で株を購入する。証券会社は高い取引手数料が得られるので、喜んで取引に応じ、複数の証券会社が代理でアルケゴスがレバレッジをかけて保有した株式のポジションを持っていた。市場を管理する側から見れはアルケゴスのポジションの株とは見えず、個々の証券会社が保有しているかのようなポジションの見え方になる。全体像を知る者が居ない中で驚異的なほどに高いレバレッジで巨大なポジションをアルケゴスが取引をしていた。そして些細なきっかけで崩壊する。( ゚Д゚)
今回も似たようなシナリオなのかも?と思いました。証券会社が代理で立てたポジションはカプセル化されて、真の持ち主は分からない。そんなモヤモヤとした世界で生まれた事象なのかも知れませんね。(*'▽')
ただ、今回「証券自己」での取引での損失が出ているのであれば、アルケゴス事件の時のように証券会社から特損発生!的なニュースが流れても良いものなのですが、今のところは情報が出てはいないように見えます。このあたりも8月5日の暴落の真相が気になるこの頃です。(^_-)-☆
続いて実験的に始めた積み立てNISA枠での「オルカン」と「S&P500」へのインデックス投資の8月16日の状況です。(*'▽')
「オルカン」も「S&P500」も世界的な株式の下落により、一時期はマイナスとなっていたのですが、早々に回復に向かいまして、今週末にはプラスになっておりました。「S&P500」を軸としたアメリカ株のV字回復とドル円がドル高傾向に切り戻しつつあるので「オルカン」や「S&P500」で積み立てNISAで投資を行っている方も今週はほっと胸をなでおろしたところかと思います。(*'▽') やはり暴落にも動じない積み立てNISAは秀逸ですねぇ(^_-)-☆
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