さようなら、マリコ。また会う日まで。
突然だが、私には「生まれ変われるならこの人」という人物が何人かいる。
・稲葉浩志さん(B'z)
・平井堅さん
・石原さとみさん
・新垣結衣さん
・榊マリコ
ん…………?
榊マリコ???
そう。
木曜、夜8時放送「科捜研の女」の主人公、榊マリコである。
知らない人に説明すると……面倒なので【ここ】にとんでほしい。
私は「科捜研の女」が大好きだ。
どのぐらい好きかというと、真剣に全シリーズ、DVD-BOXをそろえようと考えたくらい好きだ。
しかし、DVD-BOXが、どこかのシーズンしか発売しておらず、断念した。
結果、すべて録画してそろえるという手段に出た。
おかげさまで「新・科捜研の女」以降のシリーズは、全部録画済みだ。
先日、一年間通して放送された「科捜研の女」が最終回を迎えてしまった。
普段は1クール or 2クールだけど、朝日放送60周年記念のおかげで、今シーズンは一年放送が続いた。
長い放送だった分、終わったときの喪失感が大きすぎる……。
今、録画していた最終回を見終えて、悲しみに暮れているところである。
一週間の私の楽しみが、終わってしまった。
つまり、週一の楽しみにしていた、マリコとの逢瀬がなくなってしまったのである。
次のシーズンがあるかどうかさえ分からない。
榊マリコが京都府警科捜研に来てから20年を迎えたことで、なんとなく区切りがついてしまったのではないかという不安がある。
どうか、次のシーズンもありますように、と祈るばかりである。
さて。
なぜ、私が榊マリコをそこまで好きなのか、理由を述べたい。
科学に基づき真実を追求する、強い気持ち
この姿勢である。
科学的根拠というのが、なんだかかっこいい。
そのための道筋の立て方、高度な(多分)分析。
プロフェッショナルである。
論破とか、そういう問題ではない。
論より証拠。
その証拠にたどり着くまでの過程が、すごい熱量なのである。
本気で、尊敬に値する。
そして、壊滅的に空気が読めない点。
すがすがしさを感じるほど、空気が読めない。
基本的に、男女の恋愛ものが苦手な私でさえ、土門さん(刑事)がかわいそうになってくる。
これで、バツイチだというから、いったいどうなって結婚に至ったのかを知りたい。
知っている人がいたら、詳細を教えてほしいくらいだ。
それほどに、マリコの鈍感力がうらやましい。
マリコほど空気が読めなければ、自分のやることに没頭できるのだろうなと思う(※ほめています)。
このぐらい鈍感だったら、私ももっと生きやすかったかもしれない。
まあ、そんなこんなを含めて、一言でまとめると、榊マリコはかっこいいのである。
だから、生まれ変われるとしたら、榊マリコになりたいと、時々思う。
でも、本当は稲葉浩志さんか、平井堅さんになりたい。
あんなにかっこよく歌えたら、きっと心地よいだろうな。
そのための苦労はたくさんあると思う。
声の仕事をする人間をいつもそばで見ている私でも、想像できないような苦労が多々あるのだと思う。
しかし、あんな風に歌えたら、きっと、世界が違って見えるに違いない。
石原さとみちゃんやガッキーは……ならせていただけるなら、なりたいと思うけれど、どちらかというと「イケメン生まれ変わって、彼女にしたい」と思う。
かわいいは、正義である。