ゼロイチの難しさのお話
こんにちは。
ナレーターの森千亜紀です。
新しいことにチャレンジするときって、0を1にするのが一番難しいですよね。そんなお話を先日知り合った方としました。
本当そうなんですよ。
自分がチャレンジさえすれば出来てしまうこと…ではなく、そのチャンスが自分の力だけでは必ずしも巡ってくるわけではないこと。これが本当難しい。
なんか回りくどい言い方になっちゃいましたが、例えば私のナレーターという仕事。
ナレーターとして仕事がしたい!と思っても、「私ナレーターです!仕事します!やらせてください!」と言ったら誰でも仕事ができるわけではないですよね。お店などもそうですね。お店を開店したとしても、お客さんが来てくれないとお仕事はできないわけで。
この何もない状態から初めての仕事を発生させる0→1「ゼロイチ」が本当に難しいなって。
「やりまーす!って言ったけど全然仕事来ないなぁ」って待っていても何も進展しないので、営業をがんばりますよね。でも、営業をしてもなかなか「1」に結びつかなかったりする。
これがすんなりと行く人もいるように見えます。
そう「見える」んです。
私は、すんなりいっている人もその人なりに苦労して動いてきた結果の「1」だと思っています。
ただ、そのタイミングは人によって違う。これはもうご縁だったりするので、人と同じやり方をしたからって、その人と同じ結果になるとは限りません。
ただ、チャンスというのは誰にでも訪れるタイミングがあると思っていて、それを見つけることができるか、そして見つけたときに勇気をもってサッと手を出すことができるか。ここにかかっている気がするんです。
・チャンスを探しに行ける行動力
・めぐってきたチャンスを見つける力
・そのチャンスにサッと手を伸ばせる勇気
チャンスってどこにあるのかもわからなくて、どのタイミングで目の前を通り過ぎるのかもわかりません。
私もたくさん見逃してきたんだろうなと思います。
私のナレーターとしての「1」の仕事は、本当にひょんなことから繋がった仕事でした。
ありがたいです。
ただ、その「1」を経験できたのも、完全なる偶然ではないと思うんです。そこに至るまでに、いくつかのステップを踏んではいました。それがなかったら「1」は生まれなかったなと。
ゼロイチで悩んでる方って本当に多いと思うんです。
私が思うのは、やり方に正解ってないと思うので、誰かの成功例が自分にも当てはまるわけじゃないよなって。
自分なりのやり方で試行錯誤してみるのが強いような気がします。
私もずっとゼロでした。
声の仕事がしたいのに、どうやってイチにすればいいかわからない。
だからいろんなことをしてフラフラしていました。
ただ結果的にそれが今の私を作っていて、ナレーターという仕事にも生かされていたりするのかなと思います。
「1」
難しいかもしれないけど、今のやり方でうまくいかないなら、別のやり方を考えてみてチャレンジしてほしいなって。
人と同じじゃなくていいです。
たまに「これやってないのはダメだ」とか「こうするべきだ」って言われることもあるかもしれませんが、自分の人生は自分のものだし、他人は自分のことに責任をとってくれるわけじゃありません。
怖がらないで突き進んでほしいし、私も突き進んでいきます。
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