ナレーター森 千亜紀です
はじめまして。
いや、あんた誰?って感じですよね。
フリーでナレーターという仕事をしています。
名前は森 千亜紀(もりちあき)と言います。
たまに森下 亜紀と言われることがあるんですけど、森 千亜紀です。もりちあき!よろしくお願いします。
さて、note始めてみました。
いや、冷やし中華はじめました的なノリで始めちゃいましたけど、何を書いていけばいいんだ?と。
元々は人の記事を読む専門だったんですが、ふとやってみようかなぁと思いました。ここまで読んでくださるとなんとなくわかるかもしれないんですが、私見切り発車がとても多いです。「悩んでるくらいならとりあえずやってみっか」のタイプです。だから失敗も多いです。
でも、そんな感じだから出来たこともあるなと。出来ないことだらけ、もっと言えば「ないないだらけ」の人間の私が、なんとか今こうしてここにいられる。
まだまだ発展途上の私ですけど、そんな私の経験が、誰かの参考になることもあるかなぁ?と。そんな気持ちで始めてみようと思います。
あ、途中で方向性変わったらごめんなさい 笑
ではでは、とりあえず今回は、私がナレーターとして活動するまでの経緯を紹介してみようかなと思います。
なんで外国人が日本語を喋ってるの?疑問からの始まり
小学生1年生の時、フルハウスという海外ドラマが好きでよく見ていました。そしてフルハウスを見ている中で「ん?この人達、外国人なのになんで日本語喋ってるの?」と不思議に思ったんですよね。エンディングまで見ていたら、なんか登場人物の名前の横に日本人の名前が書いてある。ここで気がつきます。
「あ、日本人が喋ってるの!?」
この時から声優という職業の方々に興味を抱くようになり、[フルハウスに出てる◯◯という人はあのアニメで◯◯の役をやっている!こっちのアニメの◯◯の役の人はあっちのアニメの◯◯の役をやっている!]というのを見つけるのが趣味になりました。
でもこの時に声優になりたいとか思っていたわけではないです。本当趣味でした。そして月日が流れます。
ありがちパターン、目指してみた声優
小学生で声優という職業に興味を持った私。でも、将来は声優になりたい!!とめちゃくちゃ思っていたか?と言われたらそういうわけでもなく、憧れているだけでした。
中学・高校は部活に明け暮れる日々。放送部とか演劇部とかじゃなくて吹奏楽部。この吹奏楽(高校ではマーチング)にどハマりしていました。
ザ!青春!!
ただ日に日に声優という職業が頭の中にチラつくようになってきました。
実は高校進学も部活基準で進路を決めていた私。やりたくなるとまっすぐそこを目指しちゃうイノシシ女子です。声優をやってみたい!と思うようになってしまった私は高校卒業後に上京します。
そこから専門学校に行ったり、声優養成所に行ったりの生活が始まります。バイトして養成所行ってまたバイトして。そして…養成所の最終審査(所属オーディション)に落ちる。何度かこれを繰り返します。ありがちパターンです。次の養成所に入るため、またバイト。
養成所に入って事務所に残ることが目的になっていた時期です。仕事ということは全く意識できてなかったなと今は思えます。
とにかくいろいろやってみる!
養成所巡りをするようになってしまっていた私。そんな中でも、なんとか経験を積もうといろんなことに手を出し始めます。
よし!ボイトレ!ボイトレしなきゃ!!と、あるボイトレに通い始めました。そこで誘われたのをきっかけに、ライブ活動を始めることに。すごーーーーく簡単に説明すると地下アイドル的な感じの活動でした。
・・・が!!!
これがまた、私には合わない合わない。
元々ビジュアルにスーパーコンプレックスがあった私。周りの可愛い女の子たちに圧倒され、どんどん自信もなくなっていきました。しまいにゃ逃げるように退散…。
ただこれも「人それぞれキャラがあって、そのキャラをもっと理解したうえで活動していたら、あんなに病まなくてすんだのかも」と今は思えます。今はね 笑
まぁでも、向いてなかったんだろなぁと思っています。
舞台もやってみました。
誘っていただいたりオーディションに参加したり、色んなきっかけで何度か舞台も経験しました。これはすごく大きな経験でした。表現する仕事を目指している人間なのに、自己解放?的なのがめちゃくちゃ苦手だった私。
そんな私をバチボコに叩きのめしてくれる場もありました。めちゃくちゃ感謝しています。でも、たくさんご迷惑もおかけしました。
映像演技の世界も経験。
でも映像演技のレッスンなど受けたことがあったわけでもなく、毎回現場であたふたしながらなんとかこなす…といった日々。これでいいのか?と思いながら色々な現場へ。
再現VTRで逃走中の犯人役やったり、お天気キャスター役やったり、OLやったり、旦那さんが亡くなって一人で子供を育てるお母さんやったり。いろいろ経験できました。この経験も感謝ばかりです。
ひょんなことからナレーション初体験
いろいろ試してみていた私ですが、やってみたいのは声の仕事。ワークショップオーディションなどに参加したりして、声優としての仕事も何度か経験はしていました。でもまぁーったく仕事は増えません。
この頃の収入源はバイト。ずっとバイトの日々です。なので私はバイト先で「声の仕事をしている。声の仕事をやっていきたい」というような話を周りによくしていました。そんな時、意外な出会いが。
あるお客さんに「声の仕事していきたいの?知り合いにそういう頑張ってる子が好きな人がいてさ、紹介するよ」と声をかけられました。
えぇ!!とビックリ。後日その方のお知り合いを紹介していただくことに。その方がとある業界のディレクター&プロデューサーの方で、いろいろとアドバイスをいただきました。
アドバイス頂けただけでも凄く嬉しかったのですが、そのまた後日その方からキャスティングのお話が!!それが初めてのナレーションの仕事でした。
実はナレーションは声優養成所のレッスンで少しだけ経験があった程度。ほぼ知識もありませんでした。最初にお会いした時に頂いたアドバイスを思い出しながら、ディレクションに必死に応えようとあたふたし、なんとか収録が終わりました。
が、私はここで気がつきます。
「ナレーションへったくそ!!」
あたりまえだ、ばかやろー。
でも、なんだか楽しかったんです。なんで?と聞かれたら上手く答えられないのですが、もっとやってみたいって思ったんです。ただ下手くそすぎて、穴があったら入りたい状態。なんとかせねば…と思いました。
そのころ何故か他の方にも仕事について相談したら別の方を紹介していただき、その方からも仕事のお話が。そちらもナレーション。
それまで経験がなかったのに、この年にいきなり何回かナレーションの仕事を経験することになりました。しかし、やればやるほど下手くそさにガッカリするように。自分で練習したり研究したりもしていましたが、やはりどうにかせねばという思いと、もっとちゃんと勉強したいと思うようになりました。
そんなことを考えていたこの時期に結婚。そして割とすぐに妊娠。この後出産となるのですが、ここから新たな問題が発生しました。でもここからの試行錯誤が今の私に繋がっています。
この出産後のお話が、どこかの誰かの参考になればなぁと思ったのがnoteを始めたきっかけです。あと、私のことを少し知ってもらえたらなぁなんてのも思っています笑
さてさて、今回はここまで。
次回は「ないないだらけの私が少しずつ進んできたお話」をしていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【次回はこちら】
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