Toki-iro
『iro-shiori ~色栞~ Day34』
本日の色は、『Toki-iro(鴇色)』 です。
トキと聞いて、白い鳥というイメージがあり、
薄いピンク色というイメージがピンときませんでした。
「鴇色」は、鴇の羽根が由来になった日本の伝統色とのこと。
英語ではピンクやペールピンクを指すようです。
ウィキペディアによると、 トキの歴史が時代によって、下記のように掲載されています。
・江戸時代は食用とされていた
・明治時代では、食用や羽毛にするための捕獲が増えた
・その後は農薬による獲物の減少、水田の減少などにより
大正末期には日本では絶滅
・昭和に入ってから生息されていたのが確認される
・第二次世界大戦後は、1950年(昭和25年)を最後に
隠岐諸島に生息していたトキの消息は途絶え、
佐渡での生息数が激減していたことから、1952年(昭和27年)に
特別天然記念物に指定された
食用とされていたことには、驚きでした!!
トキに限らず、人間の乱獲によってさまざまな動物が減少したことで、
特別天然記念物などのように、保護の対象にしたり、
捕獲しないようにしようという動きになりますが、
そのようになる前に、先を予想して阻止しようとする工夫が
必要なのではないかと感じます。
その工夫は、私たち人間は持っているはずなので、
知恵を出し合って、よりよい未来にしていきたいですね。
明日の色もお楽しみに!
🌻1日1日をHappyに🌻