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退職後、夫に泣いて謝った話

退職後、揺れる気持ちを整える毎日です

退職をして数週間。
もともとメンタルもフィジカルも強くない自覚がある私。この大きな環境の変化のタイミングで生活サイクルを変えたりはめをはずしてしまうと、絶対に心身に異常をきたすのが目に見えているので、日々調子に乗らないように淡々と過ごすように努めています。今回は退職後1か月の過ごし方とここに至るまでの心境を書き留めます。


退社後の平日1日のルーティーン

  1. 朝は勤めていた時と同じ時間に起床、夫を見送る

  2. シリアルやバナナなど腸にいい朝食を摂る

  3. 犬と軽く朝散歩

  4. 部屋の掃除

  5. 午前中はスタディサプリで英語の勉強をしたり投資の勉強をしたり、できるだけ頭を活性化させる

  6. 午後はフリーランスや副業サイトをのぞいたり、SNSで他の方のFIRE生活をのぞいたり、図書館に行ったり

  7. スーパーに買い物に行き、夕飯の支度

  8. 夕方の犬の散歩

  9. 夜は夫と夕食を食べながらNetflixかYouTube

とても地味で、平和で、ストレスのない毎日。若い頃はじっとしていられないタイプだったので、こういう生活は自分には向いていないと思っていましたが、長年ハードな仕事をしてきた今となっては、しみじみとこの生活のありがたさ、これが当たり前じゃないということを痛感しています。

退職するまでのこと

現在はゆるくフリーランスの仕事をしながら、派遣のお仕事を探している状況です。

実はここに至るまでにはいろいろあって、シンプルに正社員勤めの会社を辞めたわけではありません。

ここ数年、40代に入ってから職場ではキャリアの頭打ちを痛感、AIの導入で活用する側にならなきゃいけないとわかりつつも、どんどん仕事が奪われている状態…「ミッドライフクライシス」「ミドルエイジクライシス」をもろに受け、鬱々と過ごしている毎日でした。

そんな中、転職エージェントの募集の中に、1社だけ興味を惹かれる求人が。業界は自分が若い頃に体験してみたいと思っていた分野で、自分のこれまでの仕事のスキルも生かせて、しかも管理職ポジション。これはチャンスかもしれない…!と思い、応募したところ、あれよあれよと採用が決定。

その後夫に、この年齢になってこんな厚待遇のオファーはないということ。勤務条件はハードになるので少し迷惑をかけてしまうかもしれないが、最後のチャレンジと思って挑戦させてほしいと熱く語って、夫も快諾してくれました。

そうして勢い勇んで新しい会社に飛び込んだのですが…。この先のことは長くなるので、また気持ちを整理してからここに記録として残せたらと思います。

夫に泣いて謝った日

新しい会社を短期間で退職。退職後のことはノープランだったため、慌てて転職エージェントや転職サイトに再度登録しだした私に、夫が笑って言ってくれたのは「少し休んだら?」。

「あれ?あ、そっか…」

「正社員で働かなきゃ」「前のお給料を取り戻さなきゃ」、そうしなきゃ人として認められないのだ、というくらい強迫観念に取りつかれていた私に対して、夫は苦笑して、「これまで頑張ってきたんだし、そんなに急がなくてもいいんじゃない?」「次を探すなら派遣や契約社員にしたら?」「フリーランスも見てみたら?」と違う働き方を提案してくれました。

なさけなくて涙が出てきました。
私「ごめんね、そういえば私、この家に引っ越すときに『私も仕事頑張るから、ここがいい』って言ったよね。なのに辞めちゃった(泣)」
夫「あ、そうだっけ?(笑)」

これまで私は散々やりたい放題をしていて、今回の件でも私が帰れなくなったときは彼が仕事を調整して愛犬の面倒を見てくれたり、ペットシッター代を負担してもらったり、いろいろと無理をさせてしまいました。夫のほうこそかなりの激務なのに。

最後は勝手に仕事を辞めて帰ってきた私をまったく責めることなく、すぐに前向きな提案をしてくれた夫。私史上最悪の大失敗を冷静に受け止め、何事もなかったように今日も接してくれる。
本当にごめん、こんな情けない私なのに。一緒にいてくれてありがとう。ごめんなさい。今はそんな気持ちでいっぱいです。

「チャレンジして後悔するより、チャレンジして後悔したほうがいい」そう思えるように

この言葉通り、いつかは「あの時、あそこでチャレンジして良かったんだ」と思えるようにしたいです。そう思えるようにするには、過去を糧に、今この時間を大切にして、前に進むしかないのだと思います。

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