「コンテクスト・マネジメント~個を活かし、経営の質を高める~」を読みました
この本はどうやって経営の質を高めるのかという経営の本です。どういうアプローチかというとロジックや戦略、数値からのアプローチではなく、組織文化や組織のコンテキストから変えることによって経営の質を高めるというものです。
一見わかりにくい部分もありますが、戦略はどんな会社にしたいのか方向性と目標、そして経営管理は情報へのアクセスや計画、評価システムなど。
組織行動は社員の行動とか関係性、組織風土のようなものというそれぞれの質を上げることで経営の質が上がると。
そして、いかに良い戦略でも実行が進まないとうまくいかないし、一方で実行が進んでもPDCAがまわらないといけないし、戦略の方向に進まないとバラバラになりますね。このあたりと組織のプロセスとして体系化することで経営の質を高めるという内容です。
とても学びになるので全ての経営者に読んで欲しい本ですね。