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あの感じに似ている
先日、ジョン・ピザレリの新作にハマった件について書いた。
それ以来、彼のアルバムを聴きまくっているのだが、その彼がこのコロナ禍で、毎週木曜の午後5時からオンライン配信をしている。
今朝6時半頃、なんとなくスマホを開けてみたらちょうど彼の配信が始まったところだった。時差でちょうどこの時間だったのだな。
今日は、在宅勤務の日。就業開始時間の9時までまだ余裕があるので、布団の中でスマホの画面にかぶりついて観(聴き)入っていた。
Posted by John Pizzarelli on Thursday, May 13, 2021
至福の時間♡
スタンダードから、ボサノバ、中にはトム・ウェイツのカバーまで!
フルアコとガットギターを持ち替えながら、卓越した演奏と自然体のボーカルで心地よい音楽が流れている。
奥さんのジェシカ・モラスキーとの掛け合いやデュエットも楽しい。
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夜になって、フェイスブックとインスタにアーカイブが残っているので、ヘッドフォンを掛けて再び堪能しているのだけれど、ふと昨年のこの時期、小曽根真さんが自宅のリビングルームから毎日配信していたのを思い出す。
あの時も、音楽に救われていた。
毎日の配信が楽しみで、視聴しながら最後はいつも涙を流しながら笑ってた。
あの感じに似ている。
ジョン・ピザレリの配信を観ながら、もちろん楽しいんだけど、癒されているというか、救われているというか、そういう大切な時間を過ごすことができる幸せを感じている。
芸術はかくあるべき。