ついにNVIDIA米国本社Microsoftを含むGAFAMに訪問!!
最新AIトレンドをキャッチアップ!
巨大テック企業からAIトレンドをつかみ取れ!
今回はレポートの内容をチラ見せしちゃいます!
ーーーーーーーーー【レポート】ーーーーーーーーー
■アメリカ経済の状況
まずはアメリカの基本情報から復習する。アメリカは正式名称をUnited States of Americaといい、50州から成り立つ。面積は9,833,517㎢で、日本の約26倍と非常に広大である。人口は約3億3,650万人、国家の名目GDPは27兆3,609億ドルで世界第一位というのは周知の事実である。日本は名目GDP第4位に位置しており、4兆2,375億ドルと差は非常に大きい。また、一人当たりGDPについても、アメリカは81,624ドル(6位)、日本は33,138ドル(38位)である。
今回はカリフォルニア州を中心に視察を行ったため、カリフォルニア州についても概要を説明する。サンフランシスコ、シアトルへ訪問して一番に感じた印象は、「非常に気候が良く過ごしやすい」ことである。カリフォルニア州のほとんどは地中海性気候であり、真夏でも27℃程度の気温で乾燥しているため、日本のような蒸し暑さは全く感じられない。陽気な方が多いのも納得できる。
面積は約42.4万㎢で全米3位の大きさを誇り、日本よりやや大きい。人口は3,897万人で全米1位である。州のGDPは3兆8600億ドルと、これも全米1位で、国比較では米・中・独・日に続く第5位と国家レベルであることが分かる。IT産業を中心に引き続き経済成長が見込まれている。
経済的には、シリコンバレーを中心に世界的テック企業が集積しており、そのほかにはスタートアップの活躍やVC(Venture Capital)、またスタンフォード大学をはじめ世界トップクラスの大学や研究機関が位置する。
物価についても高騰しており、住宅販売価格の中央値は150万ドル(約2億円)だという。また、シリコンバレーの平均年収は15.3万ドル(約2,150万円)で、全米でも群を抜いて高額であり、全米の平均が6.5万ドル(896万円)と非常に差が大きいことが分かる。シリコンバレーにおいての世帯年収が、4人家族の場合で14.6万ドル(2,000万円)以下は低所得者に分類されると聞き、大きなショックを受けた。
カリフォルニア州の日系企業は約3割を製造業が占めており、多くは自動車サプライヤーが拠点を置いている。外資系の拠点数としては、日本が国別第一位となっており、雇用創出等の面でも貢献している。
COVID-19後はリモートワークの普及により、空きオフィスが増加しており30%を超えている。また、従業員のオフィスへの復帰は45%程度にとどまっており、伴ってオフィス向きの飲食店は減少している。現地で知り合った日本人ITエンジニアのご夫婦(30代)のご自宅にお邪魔する機会があったが、自宅はサンフランシスコ郊外に自宅を構えている。庭プール付き2階建ての一軒家で、価格は購入当時1億円だったが、今では地価の高騰で2億5千万円程度の価値になっているという。また仕事に対して、「リモートワークが可能であること」は、特に優先度が高いとと話していた。リモートワークはIT業界だからこそできることであり、製造業ではそうはいかないだろうが日本以外で働くことの可能性を感じた。いずれにしろIT業界が集積していることが経済に大きな影響を与えているといえるだろう。
日本で生活していると見えない相違点がいくつかあった。まずは治安に関してだが、15年前と比較するとホームレスは4割以上増加しており、薬物中毒の患者が多い。また、車上荒らしが日常茶飯事で起こるそうだ。私たちは郊外の比較的治安がよい地域を拠点にしていたため、実際にはほとんど目にしなかったが、路上ホームレスが増加している。
一時期日本でも話題になったが、950ドル以下の窃盗は軽犯罪扱いであり、警察は取り締まりに消極的で、中には計算機を持ちながら窃盗を行う人もいるそうだ。貧富の格差が、日本よりも厳しいことが良くわかる。
また保険制度についても触れておく。あくまで日本のような皆保険制度はなく、医療保険は個人加入になるため日本では考えられないほど負担が大きい。衝撃を受けたのは、「科」によって別の保険加入が必要であるという点だ。たとえば、内科/外科/歯科/眼科/耳鼻科のようにそれぞれ別の保険に加入する必要があるため、各保険料は月10万円×5で50万円に上るということだ。価格については、保険の内容により増減はあるだろうが、サンフランシスコ在住者から聞いた話によると、「そのくらいはかかる」そうだ。また救急車も、加入している保険によって乗車できる/できないがあり、突然倒れた場合では倒れた地域によって、運ぶ病院が異なるため、かかりつけ医の判断が必要になることもあるという。
断片的ではあるがアメリカの資本主義のまじまじと実感させられ、一方で問題点が多くある日本の社会保障制度、医療制度は他国と比べ優れていることが理解できた。
タイや、台湾、ヨーロッパへ訪問した際も、走行している自動車に注目するが、アメリカでもやはり日本車が多い。トヨタ/日産/ホンダ(アキュラ)が頻繁に見られた。
日本や他国との相違点として、一般車・Uberともテスラ車が非常に多く、Uberでいえば今回は10回程度Uberを利用したが、うち3~4回ほどテスラに乗車した。特に日本に比べて、EVチャージャーが普及しているという印象は特になかった(家庭レベルで導入しているのかもしれない)が、一般的な家庭用や商用として広がっていることが見て取れた。
訪問した各IT企業の報告の前に、山田太郎氏の知人でシリコンバレーのVC(Venture Capital)で活躍されている坂本勝(さまもとまさる)氏が所属されるBGV(ビージーブイ)社に訪問し、アメリカのベンチャー企業の状況を伺うことができた。
■VC(ベンチャーキャピタル)やスタートアップ企業、日米の差
そもそもVCとは、未上場の新興企業(ベンチャー企業/スタートアップ企業)に出資して、株式を取得し、将来的にその企業が株式を上場した際に株式を売却し、大きな値上がり益の獲得を目指す投資会社や投資ファンドのことを指す。一般的なVCは、企業への出資と同時に経営コンサルティングを行い、その企業価値の向上を図る。しかしながら、日本のVCは坂本氏からみると多数の問題点があるという。
坂本氏はもともとNECのCVC(Corporate Venture Capital)出身で、自身も問題を感じていた。たとえば、人材のローテーションや上層部の方向転換によって方針が変わるため、ベンチャー企業への長期的な投資が困難である点だ。VCは早期(5年以内)の利益を望み発展途上で上場させてしまうため、VCは思ったような大きいリターンが得られず、ベンチャー企業はその後の大きな成長が見込めない場合が多い。また日本はバリュエーション(企業価値評価)の見積もりが甘く、日本で上場した後のシリコンバレーでの上場は、極めて高い可能性でダウンラウンドとなり、資金調達に苦戦するというのだ。ダウンラウンドとは、上場前の資金調達評価額より、低い評価額(時価総額)での上場となって…(続きはレポートにて)
ーーーーー【続きは問い合わせください】ーーーーー
■情報共有の項目■
●アメリカ経済の状況
・GDP日本1位のアメリカ、貧富の差は顕著
・米国のVC(ベンチャーキャピタル)やスタートアップ企業
日本のVCの現状が危惧されている!
・シリコンバレーで重要なのは「ネットワーキング」
●NVIDIA本社へ直接訪問
・AIの生成のビジネスモデルとは?
AIを構築するエンジニアによって質が大きく変わる
・テック企業を凌駕するNVIDIAの強さ
・AIと製造業の親和性…日本はAIでどう勝つ?
・最新ソリューションを体験、次に狙う市場が判明!
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