仕入れた古着は汗ジミつき(涙)。20分格闘して売るのが惜しいほどの美品に!
こんにちは。フリーライターのmori_ocaです。
ふだんは雑誌やweb媒体で文章を書く仕事をしている私が、本業と並行してはじめた古着転売(古物商認可申請中)のあれこれを綴っています。
少し前に投稿したこちらの記事が↓思いがけずたくさんのかたに読んでいただけたようで、とても感激しています。
このときの投稿では「汚れのある古着を”あえて”仕入れています」と、いかにも戦略的という感じでドヤってしまったのですが(汗)、実は、汚れに気づかず古着を仕入れてしまった失敗も数知れず、、、、、、、。
こちら↓↓は電脳仕入れ(ネット仕入れ)で、「汚れあり」の表記を見落として仕入れてしまったボーダー柄の古着です。シミや汚れって、どうして黒い部分ではなく狙ったように白い部分につくんでしょう(涙)。
衣類用酵素系漂白剤(ワイドハイターなど)、食器用洗剤、重曹をまぜたシミ落としの定番の魔法水(配合量はLet's検索♪)で、ここまで↓落ちましたが、
まだちょっと汚れが残っていますよね。
そんな時は、前回の投稿でも触れた劇薬を投入。水で薄めた台所用塩素系漂白剤を綿棒に含ませて、上からトントン叩いて残ったシミを落としていきます。
わ~、さすが劇薬♡ 赤茶色のシミがなくなって、真っ白になりました~。
あれ? でも、よくよく見ると、、、、、、
かがくはんのう起きとるやーーーん!!
……という失敗も実はたくさんしているのでした(^^;
忘れられない汗ジミつきブラウスとの格闘
私が汚れに気づかず仕入れてしまった古着のなかで、いちばん忘れがたいのはこちら↓の白いブラウスです。
こうやって写真で見ると素敵なブラウスですよね。
百貨店ブランドUNTITLE(アンタイトル)のものだというのに295円でゲットできて(←本来ならここで警戒すべき)小躍りしながら自宅に戻った私。
翌朝、自然光のもとでフリマアプリ出品用の写真を撮ろうとして、ガーーーーン。
汗ジミがすごかったんです……涙。
上の写真では伝わりにくいかもしれませんが、脇のあたりが広範囲に黄色くなっておりました、、、、、、。
(ここでちょっと言い訳させていただくと、仕入れの場であるリサイクルショップでは、照明の関係で意外と汚れに気づかないことがあるのです。昼間の自然光のもとで見るのがいちばん確実なのですが、お店によってはそうもいかず……)
このブラウスの元の持ち主さん、汗ジミがとれなくて「もう着たくない」と思ってリサイクルショップに売り飛ばしちゃったのかもしれません。でも、人気ブランドのこんなに素敵なブラウス。私がカタキ!?をとってあげようじゃないのー!と、またまたスイッチが入ってしまいました。
先ほどの魔法水は汗ジミにも効果大らしいので、魔法水を使い古しの歯ブラシに染み込ませてシミの部分をトントン叩いていきます。
シミ落としの相棒は、私の場合は綿棒なのですが、今回は面積が広く、綿棒だと気が遠くなりそうなので、今回は歯ブラシ登場。歯を磨くときのようにゴシゴシと横には動かさず、あくまで真上から垂直に力を入れてトントンと叩いていきます(横に動かすと毛羽立ちが起きてしまうため)。このとき、下にはタオルなどのやわらかい布を敷いておきます。
ブラウスの両脇部分を歯ブラシでトントンすること20分。その後、ダメ押しで衣類用酵素系漂白剤(ワイドハイターなど)を溶かした水に1時間ほどつけて、おしゃれ着用洗剤(エマール、アクロンなど)でささっと手洗いして、汗ジミとの闘いを終えました。
すでに深夜だったため、とりあえず窓辺に干しておき、翌朝、自然光のもとで確認すると、、、、、、、
キレイになってるぅぅーーーーーー!!
写真を2枚並べてみると、こんな感じ↓です。
もとの持ち主さんに「売り飛ばさずにまた着てあげてー!」と見せに行きたいくらい真っ白になりました~(#^^#)
私は古着せどらーなので、このあと、このブラウスをフリマアプリに出品するわけなのですが、「手のかかる子ほどかわいい」状態になり、売るのが惜しくなってしまいました(でも売りましたけどね笑)。
この経験を経て、古着の仕入れ時、脇の汗ジミチェックを欠かさなくなったのは言うまでもありません(^^;
★次回以降も、古着転売ビギナーとしての気づきや成功&失敗エピソードを綴っていく予定です。古着転売に興味のあるかたの参考になればうれしいですし、単純に読み物として楽しんでいただけたら…と思っています。
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