古着転売をしている私が「転売」という言葉について思うこと
こんにちは。フリーライターのmori_ocaです。
ふだんは雑誌やweb媒体で文章を書く仕事をしている私が、本業と並行してはじめた古着転売のあれこれを綴っています。
人気のゲーム機の発売を前に、転売、転売ヤー、せどりという言葉が検索ワードランキングの上位にずらりと並び、古着転売をおこなっている私は、ちょっとだけ複雑……。
でも、今回のような転売と古着転売はまったく違う!と心の底から思っているので、今日はそのことを書かせてください。
古着転売をおこなっている人の多くは、リサイクルショップ、ネット上、卸業者さんから古着を購入して(=仕入れて)、フリマアプリやオークションサイトで販売(=転売)をしているわけなのですが、この一連の流れって、はたして「転売」なのだろうかと、私は常々、考えています。
(伝わりやすさから、私自身、積極的に転売という言葉を使っているので、大いに矛盾するのですが……)
結論から言ってしまうと、古着転売をしている私たちって、転売ヤーではなくディーラーと名乗るのが正しいんじゃないかと。
中古車ディーラーやアンティークディーラーって表現はよく使われていますよね。
それそれ、それですよ!
われわれは古着ディーラーなんですよ!
古着ディーラーは意外と世の中に貢献している!?
世の中のあらゆる仕事は必ず誰かの役に立っているものですが、古着ディーラーははたして、どんなことで貢献しているのでしょう??
<世の中に何億枚とある古着の中から、まだ十分に着られて、価値のあるものを選び出す>というプロセスでは、
①洋服の作り手(デザイナーなど)の”仕事”がもう一度、日の目を見る
②仕入れ元(リサイクルショップなど)に売り上げが入る
③破棄されるゴミが減る
というような貢献をしていると考えられます。
そして、<選び出した古着をメンテナンスして、フリマアプリやオークションサイトで販売する>というプロセスでは、
④廃番になったものや完売したものなどが、もう一度、市場に出回る
⑤(購入者が)自分自身でリサイクルショップに行ったり、ネット上で探し回ったりする手間がなく、スマホ1つで古着の買い物ができる
⑥フリマアプリやオークションサイトの運営会社に手数料が入る
⑦(収入によっては)税金を納める
というような貢献をしていると考えられます。
古着ディーラーって、意外と世の中の役に立っていると思っているのは、やはり私だけでしょうか(笑)。
特に④と⑤の貢献度は大きいと思っていて、古着ディーラーが受け取る利益は、④と⑤に対する報酬だと思っています。
何だか今回は、自己弁護というか言い訳というか、歯切れの悪い内容になってしまいました(^^;
古着転売をしている私は転売ヤーではなくディーラーで、転売ではなくディール(取引/売買)しているんです、と言いたいだけの古着転売ビギナーmori_ocaでした!
★次回以降も、古着転売ビギナーとしての気づきや成功&失敗エピソードを綴っていく予定です。古着転売に興味のあるかたの参考になればうれしいですし、単純に読み物として楽しんでいただけたら…と思っています。
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