音声入力で文章を作成してみる

近年、Shamrock Records,Incが開発した
スマホ向け音声認識アプリUDトークが
「認識精度がいい!」と話題になっています。

この音声認識の良さやUDトークでは、
アドバンスド・メディア社
AmiVoice® Cloudが使われています。

クラウド版の音声認識には、ディープラーニングと呼ばれる
人工知能を応用した学習システムが組み込まれていて、
音声認識精度が飛躍的に良くなりました。

じゃぁ、「音声認識エンジンがいいだけじゃん」と言われそうですが、
それだけじゃないのが、UDトーク®のいいところ。

携帯アプリだけで 文字起こし(話した言葉を文字にする)したり
メールで送ったり、ということは他のアプリでもできますが、
UDトーク®は、パソコンと連動し柔軟に文字を扱うことができます。

こういう機能をもったアプリは少ないので、
携帯にUDトーク®を入れてる人はぜひ使ってみましょう。

<用意するもの>

・パソコン
・Wi-Fi (テザリング可)
・スマホ(UDトーク入り)

パソコンには、あらかじめ、連携用ソフトである
静岡福祉大学
が開発したまあちゃんを入れておきましょう。

<つなぎ方>

まずは、UDトーク®の設定をかえておきます。
この設定をやらないと、パソコン側で接続先が見えません。

このメニューは、設定メニュー内にあり、
iOS端末・Android端末 ともに実施可能です。

設定がおわると、接続先がでてきます。
この接続先をタップして、トークルームにはいります。

まあちゃんを立ち上げ、通信モードをUDトーク®にします。
これを選択しないと、接続先として出てきません。


この段階で、スマホとパソコンで情報同期が取れるようになります。接続先として、先ほどのスマホが見えるようになったら、
入力用として接続しておきます。

この段階で、スマホとパソコンで情報同期が取れるようになります。


そのままでもいいのですが、ブログなどに文章をはりつけたり、
Microsoft Wordに文章を張り付けたりする人には、
すぐテキストになってくれたほうが都合がよいことでしょう。

このチェックをうっておけば、原稿4のページに
音声認識された文章がずらっと入ってきます。

設定した結果が、これ。

iPhoneに向かって話しかけたら、音声認識されますよね。
結果は、こんな感じで出るわけですが…


パソコンのテキスト画面にも、こんな感じで出てきます。

これをすぐにWordに貼れば、議事録とかブログとか、
書けちゃったりするわけですね。

使う時に注意することは?

・この通信機能は、開発費がかかっているので、
 システムを維持するために「アドオン購入」しないと
 5分しか使えない仕組みになっています。
 (ちょっとした案件なら、十分な時間ですね)

 いいな!とおもったら、UDトーク®のアドオン画面で
 「まあちゃんと連携する」を購入して使ってみて下さい。
 (アドオンは、1度買い切りでずっと使えます。
  月○○○円というプランではないので安心です。)

・会社の議事録でつかうなら、UDトーク®の利用規約に
 抵触しないよう、法人契約を結びましょう。
 (大学や団体向けにもプランがあるそうです)

・ ソフトウェアを利用する上での倫理、という側面もそうですが、
  開発元が維持・向上のために費用を再投資できなくなると
  ソフトの開発が終わってしまいます。
  「よい!」とおもったら、ぜひ投資して支えてあげてください。




開発したり研究したりするのに時間と費用がとてもかかるので、頂いたお気持ちはその費用に補填させていただきます。