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5年かけて、ももクロちゃんとの夢を形にした話

始めに

この話は…

周りの人に話したら「まぁ、夢としてはそうだけど、かなりハードルたかいっしょ。まず実現しないね」と言われながらも、いろいろ模索しながら、みんなの力を集結して形にできたというお話。

お断り

  • 興行に関する守秘義務事項、ネタバレなどは書きません。連絡されてもお伝えはできないのでご了承ください

  • タイトルは、会場でとったすそノフ写真に4色背景を合成したものです。

  • 実行委員のひとりが書いたことですが、こちらに書かれていることは主催者、他の実行委員、市の意向・総意ではなく1個人の主観に基づく感想で、他は一切関係がありません。

  • そのほかの開催地の皆さんと手をつなぐことは積極的にしたいと1個人としては思います。

  • 裾野市に関連する興行に関するお問い合わせ・ご相談は裾野市役所 産業観光課 観光政策係へ、興行そのものについては興行主(スターダストプロモーション)へご連絡をお願いします。

始まりは5年前

日本の音楽界にも名ミュージシャンは数多くいますが、「笑顔の天下をとる」と宣言したミュージシャンはそう居ないことでしょう。

この宣言をしたのは、ももいろクローバーZのリーダー、百田夏菜子さん。ももクロのライブの中でも、歴史の分岐点となる場が「国立競技場」でのライブ。ここでこう宣言するんです。

私たちは天下を取りに来ました。でもそれはアイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい

ももクロ春の一大事2014/ももいろクローバーZ 百田夏菜子さん

ここから、よりクリエイティブでエンタテイメント性を追求していく流れにかわっていきます。今逢えるアイドルではあるけど、もっと本質・本物を追求していくミュージシャンに変化をしていきます。

そして、「春先にみんなで集結して、ここから盛り上がって駆け抜けてくぞ!」という開会式ともいえる、ももいろクローバーZの春の一大事というライブイベントが定着化していきます。

そんな流れがあるなか、2017年に行われた富士見市での春の一大事から、「もっといろんな地域、自治体に派生していこう」という話がでて、思い切った運営判断がなされます。

よし、いっそのこと「一緒にやりたい」という自治体を探そう!

そして、公式からこんな案内が出ることになります。

どうしよう?…悩むな、走れ!

ここで、私の想いはこのように固まりました。

  • これからも(申し込み・お金・気力)を頑張ればライブの参戦はできる。でも「創作側として一緒の舞台に立つ」という機会なんて、そうそう無い

  • 彼女らが本気で笑顔の天下を取りに行くなら、こういう場にちゃんと応えて共創するのが、目指すべき形じゃないか。

  • なにより、「何もないところから作る」なんて、楽しいじゃないか!

そこで、起案書類をかいて、市長室に飛び込むことになります。というのも、これは「自治体からの申し込み」に限られているので、いくら市民が言っても市の窓口が動かないことには、話が進まないのです。

裾野市は、この2018年から毎年応募をつづけていくことになります。いろんな提案書類をつくり、「必ず、毎年出していくんだ」と交渉をしながら、市長面会もして、担当部署を割り当ててもらって…と、ロビー活動を3年間続けていくことになります。

後押しした、市役所の立役者

実は、ここに影の立役者がいます。裾野市のある課長さん。実は彼、国立競技場でつかわれた椅子を裾野市陸上競技場に移植してきたという強者です。

(モノノフにとってその椅子が1つの思い出になっていることを知っていたかは分かりませんが、すごい運と感性の持ち主です。まぁ、最初は相当部署内で怒られたらしいですが (^^; )

裾野市は、もともと工業地域なので、観光はあまり力を強く入れていない地域なので、モノとかイベントの誘致が得意ではありません。ノウハウがめちゃんこあるわけでもない。

なので、最初から二つ返事でOKと言ってもらったわけじゃないんですが、市役所の中にも「これ楽しそうだね、よし、出そうよ!」と言ってくれた人たちがいました。

まぁ、こんな資料をつくりながら市長らと相談をすすめて、担当課から毎回応募を続けてもらいました。このタイミングで、裾野市は50周年を迎えるタイミングが近くなってきたのもあり、「コラボレーションできたら、誘致する理由もちゃんとできるよ」という話題もしていたと思います。

そんな中、驚きの発表が届きます。

春の一大事ツアー 決定!

全国11か所の街を訪ねていく一大事ツアーが開催され、その中に裾野市がはいるという、第1難関をクリアしたことがわかりました。いやー、すばらしい!と思ったのもつかの間…

そこにコロナウイルスの波が…

ここから2年間、この強敵と戦うことになります。生活は激変し、中には廃業になったり、転職する市民も出た、つらい2年間となりました。

しかし、この2年間というじかんをつかって、いろんな企画の相談をしたり、市民に認知を広げていったりということをすることで、だんだん、「あ、ほんとにももクロが来るんだ!」という情報がひろがっていくことになります。

裾野市へのメッセージ

裾野市はこの間に50周年を迎えることになります。ほんとは同じタイミングで迎えたかったなぁと思った矢先、ももいろクローバーZの皆さんから、裾野市へお祝いのメッセージが届きます。

ここで、裾野市内の温度感が一段階あがることになります。裾野市の市長が選挙で交代となり、ぷにノフの副市長が来て、新たな空気感の市役所がスタートしていくなど、状況がどんどん変化していきます。

民間と行政の境界線

さて、行政にとって、1つ耳の痛い話がでてきます。

ほかのミュージシャンがライブをしに来るのと何が違うの?市民に何が関係あるの?

まぁ、そう言われてしまう点もわからなくもありません。実際に人やお金をがっつり税金で投じてしまうと、説明責任が発生します。

今回のももいろクローバーZのライブが他と違うのは、「地方を知ってもらって、みんなで楽しんでもらって、コラボレーションしていくことで商業的にも相乗効果を出していきましょう」というところ。

ももいろクローバーZのファン(モノノフ)は、聖地巡礼ということで各地方を巡ったりすることも珍しくないので、このコンセプトで地域をめぐることで新たな経済圏が発生するという物凄い壮大なスキームなのです。

なので、今回はただライブをやるというわけではなく、来ていただくお客さんに裾野を知ってもらい、いろんなものを食べたり楽しんでいただく。

それによって、経済効果を加速させたり、認知を広げるという「地域還元型のPR企画」という側面から、市役所がどんどん参画していくことになります。

しかし、どうしても行政が入り込みづらいところは出てきます。その点は「実行委員会」という有志の組織をつくって、お互いをサポートしあう形をとりました。

実行委員会の内訳

実行委員会は実質9名です。ライブに精通している人や地域と接点の多い人、情報を扱うのが得意な人など、それぞれ得意な色がある人が集まっています。

市役所の主要メンバーとしては実質1名(前任・後任)…これは4月の人事異動で変わったことによります。この部分は一人に集約できたから物事が齟齬なく回った面がありますが、負荷はどんどん増していくので、ほんとはタスクチームを割り当てるほうが負担は少なかったんじゃないかとは思います。

そして、1か月前。

急遽、ももいろクローバーZの6枚目のアルバムが発売となり、今回のツアーも「アルバムツアー」と名前をかえ、開催地も変更になるなど、急激な変化がありました。

そして、ここで裾野市にも大きい変化が。「1か月後に、裾野からスタートでライブツアーを始めましょう!」と。ええーーーっ!

開催にむけての動き

実行委員会はデジタルをフル活用

時間がない中確実に物事を進めていくには、意思疎通が一番の肝になります。そこで、実行委員同士や興行主、行政の連絡が発散しないように集約することを考えました。

そこで、即時性の必要な連絡はLINEグループ、情報はすべて Notion にまとめていくことにしました。

Notionは、難しいことを覚えなくてもページをまとめられるノートみたいなもので、URLを渡せばそのページを関係者と共有したりコメントを書いたりもできます。

実際には、いくつもの業者さんとやり取りが必要だったり、様々な企画調整が入る中で、「何が新しいかわからない」が続くと物事のミスにつながります。今回 Notionを導入して運用したのは、かなりプラス側に働いたと思っています。

(今回、Notionを運用したのは初めてです。でもそれぐらい使い勝手はいいです。私も会社の同僚に教えてもらって、初めて使いました)

実際に運用したNotionのページはこんな感じです。

関係者に情報をどんどんかいてもらって、その更新履歴をみんなには随時みてもらう。ボランティアさん専用ページもつくって「ここが必ず最新なので、ちょくちょく見て、当日までに必ず覚えてきてください」と連絡をしています。

たまに整理しないとページが発散しますので、そういう意味では情報整理係は必要ですが、特別な技術は必要ないです。今回、興行主から送られてきたマニュアルはすべてNotionのテキストにばらして、「検索機能ですぐに必要なものが見つかる」形をとりました。

ボランティア説明会はZOOM併用

今回は1,200人規模のライブですが、物事を安全かつスムーズにまわすためには、それなりに人材が必要です。しかも今回はライブの発表から1か月しかありません。

裾野市は「SDCC(スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ)」といって、デジタルをしっかり活用した街づくりをめざしているので、ボランティア説明会もZOOMなどを用いて「現地にいても、いなくてもしっかり説明が聞ける」形をとりました。

また、アーカイブもNotionで共有することで、当日参加していなかったり、聞き逃しがあっても、情報をとれる形をとっています。

特に、今回のような興行にとって、「ボランティアであっても、市役所職員であっても、外からみたら興行を回しているスタッフ」であり、一定以上の品質が求められます。

「私はボランティアなんで、知りません」なんて言えないし、「私はファンなので、キャストに握手を求めに行く」なんてことも許されません。

同じ空間を共に創る者の心持としては、「エンタテインメントを作るのに結果をだせる、役割をもったスタッフ」なので、たとえ横にキャストがいても、ニマニマせずきりっと役割を果たせる人じゃないと困るわけです。

なので、スタッフ教育も念入りに実施しています。(まぁ、実際にあったとしたら心の中は踊りまくりですが、そこを顔に出さないのがスタッフとしてのプロです)

そう、プロに対する礼儀として、市として迎える私たちもちゃんとプロである必要があったのです。

裾野市HPにページができた!

今までこういうことがなかったんですが、裾野市にイベントページができ、いろんな情報が載り始めました。公共のページからの発信ということもあって、情報の信ぴょう性が確保できることから、情報はどんどん拡散していきました。

また、裾野市がちゃんとみんなに想いを発信していくことも必要だと考え、実行委員会や裾野市、市長・副市長と相談しながら、ウェルカム動画をだしていくことになりました。

この想いがつたわったのか、これは裾野市のYoutubeの中で一番視聴回数が多い動画になっています。

(ちなみに、モノノフの皆さんなら、ここで くすっと来たとおもいますが、このタイトルは、フジテレビのきくちPテイストなタイトルになっています。所々で少しずつ遊び心もいれてみたり。)

そして、情報も広げよう

裾野市はTwitterも持っています。情報は発信してナンボのものなので、広報課と相談しながら、今回情報を発信していくことになりました。

民間の力の発揮

裾野市の特色は、民間側からのサポートも多かった、ということが言えるかと思います。

たとえば、Code for SUSONOという「ITが得意なチーム」は、今回裾野市に来られる皆さんを案内するアプリを作って公開しました。

また、裾野市内の「モノノフ歓迎」の場所がわかるように、旗をつくって立てることにしました。裾野市内には至る所に旗がたっていたとおもいます。(実際には今もたっているところがあります。ぜひ見てみてください)

商工会では、スタンプラリーを計画しました。これもかなり人気で、ライブの翌日には追加第2弾がはじまりました。

地元の事業者さんとのコラボもはじまりました。まぁ、この話もいろいろ語りだすと1ページかけちゃうぐらいのボリュームがあるのですが、それぞれの商品が出来上がるためにはやっぱりそれぞれの想いとストーリーがあります。

何度もリテイクを重ねて、形になったものが、いくつか商品として羽ばたきました。

ほかにも、お茶のタブレットがあったり… 

食べられるサイリウムがあったりと、いろんな企画で大盛り上がりでした。

メンバーのサインに大盛り上がり

実は、木材加工を生業としているかたが、今回のライブ記念のプレートをつくってくれたのですが、そこにメンバーがサインをいれてくれました。

来場者のみなさんにとっても、よい記念となる写真スポットになったことでしょう。

そして当日

当日の運営は

こんな仕掛けをしていましたが、実際の物販やライブがはじまると、(想定こそしていたけど)スムーズに対応するのは難しいものだ、だと感じました。

会場統括の方にも、「あなたたちは、一緒に興行を回すメンバーであり、お客さんから見たら、ボランティアかどうかも関係ありません。すべては結果。そのつもりがなくても、お客さんが不快に感じる”結果”なら、それはすべてダメなのです。そのところは意識をしてください。お客さんが知っていることはすべて頭に叩き込み、興行主が出している情報も実践できるように」と念を押されていた意味が分かりました。

たくさんの皆さんに来ていただき、いろんな対応をしました。すべてが100点の対応じゃなかったかもなぁ、と思う部分もあります。(当日の変更確認部分も含めてすべてを頭に叩き込めてなかったのが原因。)

ほんとに多くの経験をさせて頂き、ご来場者の皆さま、スタッフ、キャスト、市民の皆さん、その他多く皆様に感謝しております。

ちなみに、裾野市のツーリズムPRブースがあったのですが、そのブースはボランティアスタッフのほか、スターダストプロモーションの某有名プロデューサさんが裾野市をばっちりPRしてくださいました。

市長は宣言した

そして、1,200人と、ももいろクローバーZのメンバーの前で、裾野市長は宣言しました。「裾野市は、来年の春の一大事に立候補します」と。

こういう市民の関係性、協業・共創の関係性を維持・向上しながら、より良い地域の在り方、経済・商業プラン、「街としてのストーリづくり」などにつなげていけたらと思う今日このごろです。

この経験を次に

まだまだツアーは続きます。そして、その土地それぞれの色・個性を発揮しながら、笑顔のバトンがつながっていきます。

裾野市の活動で得た知見や技術、関係性は、これから続く都市とも連携したり、良好な関係性(できればコラボとか)につなげていけたらいいですね。市民レベルで協力できることは積極的にやっていけたらと私はおもっています。

興行主の計らいで

最後に、興行主とキャストの計らいで、ライブのアンコールのところでももいろクローバーZのメンバーと同じ舞台に立たせていただくことができました。(実行委員会の中でも、「あくまで表に出ずに、やりきる」という話もあったのですが、演出サイドからもお招き頂き舞台に立つことに。)

ステージから見える景色、横をみたらキャストの4人がいて… これが彼女らがいつも見ている景色なのか。そして(私たちの力は微々たるものだったけど)一緒に作ってきた舞台なのかと思うと、感動がこみ上げてきます。

実は、片付けが終わるまでは、「私はファンではなく、スタッフである」と言い聞かせ続けていたので、私の推しである高城れにさんが横を通った時も、舞台の横にいた時も、テンションが上がるようなそぶりを見せないように振舞っていました。

いろいろ物事が片付き、次への仕掛けの考え始めている段階となった今になって、なんだかすごい感動しています。

舞台で玉井詩織さんや高城れにさんから「ありがとう」って反応をもらえたり、佐々木彩夏さんがすそのんをすごい推してくれたり、百田夏菜子さんが実行委員会にもフォーカスあててくださったりしたことを思い出して、ちょっとウルっときているところです。

経済効果は大きいとおもう

まだ計算をちゃんとしたわけではありませんが、実はライブ前日~当日のタクシーを調達するのがすごく困難で、近隣市町のタクシー業者さんにもお願いをして配送したり、モノノフの皆さんを送り届けるためにシャトルバスを3本出しました。(実際に6業者さんぐらいに電話をして、2つ隣町からタクシーに来てもらったりもしました。)

ライブスタッフさんもたくさん来るので、その分の移動、宿泊、食事(ケータリング)などもあります。

また、「モノノフの皆さんは、食べるものとかないと困るんじゃないか?」ということで、午前中から会場周辺に屋台を出したり、近隣の観光スポットをアプリで案内したりもしました。

その結果、周辺のお店もだいぶにぎわっていたようです。(現に「当日いけなかったから、日を改めてきてみました!」という声も聞いています)

そういう点からいっても、この経済スキームはかなり効果的です。もし「うちじゃ無理だよ」と思っている市町のかたがいたら、ぜひ地元の仲間を見つけてやってみたり、「複数の市町が手を挙げて一緒にやってみる」など考えてみてもいいんじゃないでしょうか。

といいつつ、一番大事なのは、ただ「儲かる」じゃなくて、ともにいい価値を作り上げて、その結果共栄していく姿を実現していくということだと思っています。(それらを実現するというマインドがとっても大事)

裾野市の実行委員会はこれからも「春の一大事」をはじめ、チャンスをつかんでいく努力をするとともに、他の市町の皆さんと手をつないで新たな価値をつくっていく路線も見出していけたらいいな、とも思っています。

これが、ある意味では「地方がもつ資源と魅力を磨いてより良い価値に変えていく」仕組みになりえるのかもしれません。

創作するということ

「創作側として一緒の舞台に立つ」というビジョンで動いた結果、想いが彼女らにも伝わっているといいな。裾野市なりの、形と想い。彼女らの表現の一部としてお役に立てているなら、そして会場に来てくださった方たちに楽しんでもらえる場を提供できていたならば、この上ない幸せです。

しいて言えば、当日晴れていたら、もっと最高な景色を見せてあげられたのに…と思っていますが、そこは次回の春一で。裾野市が選ばれた暁には、今回以上の素晴らしい春一を皆様にお伝えできるようにしたいと思います。

以上、長文になりましたが、この5年間の活動レポートでした。物事の終わりは、次への始まり。みなさん、次の機会をお楽しみに。そして、ぜひたまには裾野市を聖地巡礼して、楽しんでください。

では、最後に祝典ツアーらしく、次への祝辞で締めたいと思います。

青森県南部町での開催、おめでとうございます。南部町の特色あふれる場となり、祝典ツアーがご盛会となりますよう、ご祈念申し上げ、私のご挨拶とかえさせていただきます。


後日談

聖地巡礼は続く

皆さんが聖地巡礼してくださっているので、裾野市市民文化会館のすそノフを再度飾るよう、委員会メンバーが調整しました。当日飾っていたサインボードも文化会館にしばらくあるとおもうので、ぜひ記念にみていってください。

スタンプラリーも第1弾は実質1日でほとんどの受付枠が終わりました。街の皆さんも驚いているようで、急遽引き続きの第2弾スタンプラリーを実施することになっています。(すでに現地のQRコードは差し替えられていて、前回同様の方法で新スタンプラリーに参加できます)

皆さんの想いや行動とともに、街も姿を変えていきます。スタンプラリーに参加してくれた皆さん、本当にありがとうございます!

中央公園にも、フォトブースが臨時開設されたりしてます。この辺りも、実行委員のみんなが「これやったら楽しそう!」と提案して、商工会・観光協会がクイックに話し合い、実現したりしてます。この辺りの機動力とユーモアも、今回成功したポイントかもしれません。

ちなみに、次の仕掛けについて裾野市長・副市長と相談をしましたよ。さぁ、うまくいっているといいな…とおもいつつ、これからもいろんな情報や仕掛けを皆さんにお見せできたらいいなぁと思っています。

ちなみに、市長室にももいろクローバーZの旗があったりデザインが飾られていたりして、ももクロの歓迎を感じ取ることができます。

御朱印も、まだしばらく対応いただけるようです。ライブに来れなかった皆さんも、ぜひツアーの完走を祈念しにお参りいただけたら幸いです。

また、今回のnoteを公開した後にいただいたコメントの1つに、「今帰仁村でのイベントの話と共通点がある」とコメントをいただきました。確かに似ている!

ファンの間でも有名なイベントの1つです。それぞれの地域での悩み事はいろいろあると思いつつ、いくつか共通点があるなぁと思いました。これから参加を検討されている方は、そのあたりのポイントを押さえていただくと実施しやすいかもしれません。

そして、最後の仕掛けまで、市役所やプロダクションと相談しながら、ここまでやり切れました!

笑顔のバトン

裾野市から、南部町へ、バトンがわたって、南部町から次へ…と どんどん地域の輪、バトンが渡ってみんなが笑顔になっていけたらいいな。次の市で青森県南部町で活動されている方からも、バトン(たすき)をうけとったとコメントをいただきました。

最後に、当日の会場の様子は、こんな感じでした。

そして地域もつながる

そして、この話題には続きがあります。

ツアーするだけなら、他のアーティストでも普通にやっていることだけど、ももクロが目指している姿はそれだけじゃないはず…!ということで、こう言う仕掛けもしました。

こう言う事を実現できる関係性って、なかなかないと思うので、今回のライブは他にない「みんなで作り上げるもの」になったんだろうなぁ、とおもいます。

ほんと、楽しかった!

経済効果は3,000万円以上

裾野市議会での答弁によると、経済波及効果は3,000万円以上あったと報告されました。そして、その成果はその日だけではなくリピート効果もあります。本当に大きい効果ですね!


開発したり研究したりするのに時間と費用がとてもかかるので、頂いたお気持ちはその費用に補填させていただきます。