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「失敗」には性質がある。

友達の「うた」さんが書いてる記事を読んでのリプライ記事。失敗は本質的にいくつか性質があって、その大半は失敗じゃないってお話。

何かトライするとき、結果として成功と失敗がある

物事(結果)としての成功、失敗はあると思います。事業がうまくいった、とか、廃業することになった、とか。

そのあたりの成功・失敗について、うたさんがこう書いています。

要約すると、「失敗といっても、経験になるから実は失敗じゃない」と。

私は、失敗と評価されるものには

・直接的な結果に起因するもの
・間接的な結果に起因するもの

の2つがあると考えています。

直接的な結果は、成果の良否で、それは事業の停止とか、イベントの成功とかそういう直接的に目に見えるもの

ただし、考え抜いて行ったものは「失敗に含まない」。そう、ここでいう失敗っていうのは、ちゃんと考えず、あるいは手を抜いて、後悔する結果になったもののこと。

そこに加えて、取り返しのつかないことが起きた場合。たとえば、病気、ケガ、大きな事故、返済できなくなった巨額のお金など。

間接的な結果、ってのは、経験や知見としてどうかという話。人間関係がこじれたり、イベントにネガティブイメージが付いたり、事業の投資選択を判断ミスしたり…ってのはこちらの失敗かな。


仕事でもそういう経験をすることはある

仕事で「うまく行きませんでした!」ってメンバーから連絡が入ると、「で、どういう風に考えて、どう得られるものがあった?」って聞くようにしてます。

で、ちゃんと返ってきたら、「じゃぁ、次はそれをベースにやってみよう」言うわけです。ここで知的に得られるものがあるなら、それは成功ですからね。むしろ、それを生かさないほうが大きい失敗です。


苦い経験は活かすところが大切!

最初は誰もが知見も経験もないわけなので、その積み上げをいかに上手に、スマートにおこなうかが大切です。特に、情報であふれている現代社会においては「本人が直接体験することから得られる情報」は貴重です。そのあたりを意識しながら活動をしたいし、周りにいる人に対してはその辺をしっかりサポートしていきたいものです。

開発したり研究したりするのに時間と費用がとてもかかるので、頂いたお気持ちはその費用に補填させていただきます。