カルロス袴田「ミクウナ４コマ」解説と考察｜2024年5月8日

ミクウナ四コマです。 pic.twitter.com/MaGsELF6ug

— カルロス袴田(サイゼP)🍣🌴 (@hakamad) May 8, 2024

ひとこと

終始エヴァンゲリオンを元ネタにした４コマ。エヴァに登場する名言も多く散りばめらている。
筆者はエヴァをすべて視聴しているが、それでも拾いきれていないネタがあるかもしれないため、読者の皆様からの指摘をお待ちしています。

用語解説

▶ 4th Childen （タイトル）…『エヴァンゲリオン』においてエヴァのパイロットにあたる子供たちを、その出現順に世代を分けている。

▶ ズームイン （1コマ目）…カメラのズームを使い、被写体を急に大きく写すこと。

▶ ザ・ゴールデン…「ミク自身がゴールデンウィークになる」ということでの「ゴールデン」であり、元ネタは特に無く描かれているものと推測する。もし元ネタを置くとしたら「ザ・ゴールデン」とタイトルに含まれるゲームやテレビ番組などは多く、限定はできないだろう。『エヴァンゲリオン』本編にも明確にそのような表現はない。

▶ 盆と正月…このコマでは鏡餅と、割り箸のようなもので足を作った茄子ときゅうりが登場するお。鏡餅は正月のものであり、足の生えた茄子ときゅうりは精霊馬と呼ばれ、お盆の際に先祖の例が移動に使う牛と、馬を模している。ちなみに「盆と正月が一緒に来たよう」という慣用句があり、「とても忙しいこと」の意味を持つ。

▶ 4コマ目後ろの巨大なミク…おそらくエヴァのワンシーンで、初号機の真似をしていると推測されるが、どこのシーンであるかはすぐには思い出せませんでした。すみません。思い出したら加筆します。
（※追記5/16：旧劇場版ラスト、巨大な綾波レイの顔が海からのぞいているシーンのオマージュ）

▶ まごころをきみに（4コマ目）…『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』から来ている。1997年公開であるため「新劇場版」シリーズよりもかなり前の劇場版となる。

▶ エヴァにだけは乗らんで下さいよ（枠外左）…エヴァンゲリオンの登場人物、鈴原サクラが碇シンジに言ったセリフ。

▶ 使徒（枠外左）…エヴァンゲリオンに登場する、エヴァンゲリオンの敵にあたる生命体。

▶ サービスサービス（枠外左）…エヴァンゲリオンに登場する葛城ミサトがアニメ版次回予告の最後に言う決まり文句。

▶ 辛いことはキライかい？（枠外下）…エヴァンゲリオンに登場する加持リョウジが碇シンジに言ったセリフ。ちなみにこの会話は、野菜をまともに育てることが難しくなった世界観において、加持リョウジが大事に育てているスイカ畑でのやりとりである。

本日の通りすがり

▶︎ 通りすガーリックとにんにくラーメンチャーシュー抜き…ガーリックがにんにくラーメンを食べているのも異質だが、そもそもにんにくがメインになっているラーメンもありそうで珍しい。またラーメンなだけで脂質はある程度高いのでチャーシュー抜きも珍しい。
（※追記5/16：にんにくラーメンチャーシュー抜きはエヴェンゲリオン）

#カルロス袴田 #4コマ #初音ミク #音街ウナ #エヴァンゲリオン