カルロス袴田「ミクウナ4コマ」解説と考察|2024年5月22日
ひとこと
珍しく音楽がテーマになった回。
豆知識だが、楽譜を読めないボカロPはかなり多い。音楽的知識は作業の効率化や作曲の手助けになるが、必ずしも必須のものではない。
よって、DTMはパソコンとやる気さえあれば、取り組める趣味である。
用語解説
▶ 四線譜 (タイトル)…世界的一般的に楽譜は横に並行に並んだ5本の線、通称五線譜で表記される。その5が4コマの4になったもの。
▶ ショートで見るやつ (1コマ目)…SNSで活躍するインフルエンサーには様々なツールや動画へのコメントを通して質問が来るが、それに回答する動画を取るときの最初の挨拶として一般的になったもののひとつが「質問きてた!」である。
▶ ボーカロイド(2コマ目)…言うまでもないがミクやウナのこと。ボーカロイドは音階を打ち込むことで歌うことができる。
▶ ティンパニに頭突っ込むやつ(4コマ目)…ティンパニは打楽器の1つで、カブトムシ用のゼリーを逆さまにしたような形状をしている。広い上面に皮が貼られている。以下のツイートを参照だが、楽譜の最後にティンパニに頭を突っ込んで終了する曲がある。
https://x.com/hakamad/status/1793252058239488270
▶ MIDI(枠外左)…作曲において利用するファイル形式の一つ、通称は「ミディ」。作曲ソフトは世の中に数多くあるが、MIDIで受け渡しするのは音の高さや大きさだけなので共通で利用することができる。ボーカロイドのソフトにMIDIを読み込むとラララで歌うことができるし、同じMIDIデータをギターの音源で読み込めばボーカロイドが歌ったのと同じようにギターで弾いてくれる。
▶ 譜面、読めなくてゴメン。(枠外左)…韻を踏んでいる。
▶ 授業や講演の最後に質問できる人(枠外右)…授業などにおいては、はじめてのことを学ぶのがほとんどである。そんな中、最後に質問ができるというのは理解がかなり進んでいるからこそできることである。
▶ マウリツィオ・カーゲル『ティンパニとオーケストラのための協奏曲』(枠外下)…4コマ目に登場したティンパニに頭を突っ込む曲の詳細。マウリツィオはマウリシオとも表記される。協奏曲は主役の楽器がいる曲である。
本日の通りすがり
▶︎ 通りすガリレオ望遠鏡…ガリレオ式望遠鏡と呼ばれることが多い。望遠鏡は複数のレンズの組み合わせでできており、組み合わせによって見え方が違う。その中で、物理学者の偉人ガリレオ・ガリレイが作成した望遠鏡の形式。
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