見出し画像

カルロス袴田「ミクウナ4コマ」解説と考察|2024年3月27日

ひとこと

3月、卒業シーズンということもあってか小学生あるあるネタの今作。
特に30代を中心に楽しめるネタになっている

ちなみに3コマ目のミクの胸には名札が付いており、「ミク」なので「3-9」と書いてある。

用語解説

▶ 4年生(タイトル)…そのままである。

▶ インプレゾンビ…多くの人に見られている投稿に対して返信をすることで、その返信自体を多くの人に見せ自分のアカウントを宣伝するという作戦を取っているアカウントのことを指すネットスラング。主に海外のアカウントが多い。他の返信を真似しただけのものや、絵文字だけなど、雑な返信を闇雲に行っていて、かつ大量にいるためゾンビと表現されている。インプレッションとは「閲覧(回数)」を意味し、Xでの収入に関わってくる。

▶ プロフィール帳…2000年あたりを中心に小学生の間で流行していたコミュニケーション、または遊びの1つ。さながらアンケートのように自分の個人情報や趣味嗜好などを質問と枠が用意されている1枚の紙に記載し、それを交換し合うのだが、その紙をファイリングしてまとめておくのがプロフィール帳である。主に可愛いキャラクターやハート、星などで装飾されたものが多かった。

▶ 匂い付き消しゴム…匂いのついた消しゴムである。食べ物の匂いや花の匂いなどが多かった。好奇心でそれをかじる小学生男子も多かった。また一般的には様々なアイテムを持っていることは小学生の誉れである。

ビーズ…穴の空いた小さなプラスチックで、色んな色や大きさがあり手芸に用いられる。現在でもビーズは現役だが小学生はそれを持っているだけでも楽しい。また匂い付きのビーズなどもある。

▶ 平成女児チョコ…小学生であってもバレンタインにはやはり手作りのお菓子を作りたい、そんな事情のある中、小学生でもできるもっとも簡単なお菓子が「板チョコを溶かしてアルミのおかず入れに注ぎ、そこにチョコスプレーやアラザンを乗せて固めたもの」であった。一度溶かしているため味は元の板チョコに劣ることが多かった。

11歳なのでよく分からない…音街ウナは11歳であるため、平成のあるあるを聞いてもよくわかっていない。

「オ↑レ↓」(枠外左上)…「俺」の標準語でのイントネーションは少しだけ「レ」の方が上がる「オ→レ↑」が多いが、なぜが小学生男子には「オ↑レ↓」と発音するものが一定数いる。

もう中学生。(枠外左下)…吉本に所属するピン芸人で、大きいダンボールを使った独特なネタや喋り方が特徴的。もちろん大人である。

赤青エンピツ(枠外左下)…片方が赤鉛筆、もう片方が青鉛筆になっている色鉛筆のこと。ちょうど真ん中で分かれている。1本2役は便利そうに見えるが普通に勉強で使っていれば赤鉛筆の方が圧倒的に出番が多く先になくなってしまう。

▶︎ シャーペンを使うと少し大人なった気がする(枠外右)…ほとんどの小学校でシャーペンが禁止になっているためこのような感情になる。

▶︎デジモン(枠外下)…たまごっちは今も知名度が高いので説明を省くが、戦えるたまごっちとして同じようなデバイスで販売されたのが「デジタルモンスター」略して「デジモン」であり、これがアニメのデジモンの元ネタである。

本日の通りすがり

▶︎迷い込ミトン…本編には関係ないが顔が二つありバイバニラみたいで可愛い。

#カルロス袴田 #4コマ #初音ミク #音街ウナ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?