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カルロス袴田「ミクウナ4コマ」解説と考察|2024年11月20日|『大四字』

ひとこと

流行りの「ヤン=ガン=イ=タン」を扱った4コマ。
音街ウナのデザインがSynthesizer Vになっています。
寿司はやわらかそうなのにがんじょうとはこれいかに。

用語解説

▶ 大四字(タイトル)…「ダイスーシー」と読む麻雀における役の1つ。ダブル役満というかなり珍しく点数の高い役。

▶ 今流行っているあの悪魔(2コマ目)…2024年11月にXで流行した悪魔「ヤン=ガン=イ=タン」のこと。歩きながら片手を上げて挨拶しているような見た目をしていてネットミームになっている。

▶ 惜しいなあカイジくん(2コマ目)…福本伸行氏による漫画『賭博黙示録カイジ』に登場するキャラクター「ハンチョウ」の雰囲気のあるセリフ。本編で登場するのは「へただなあ、カイジくん」である。

▶ エチゴセイカッ(3コマ目)…越後製菓が提供する鏡餅で有名になったセリフ「正解は越後製菓」のこと。

シャンデラ(3コマ目)…ゲームポケットモンスターシリーズの第5世代(ブラックホワイト」から登場する「ほのお」「ゴースト」のポケモン。「とくこう」が極端に高いアタッカータイプ。紫の炎のシャンデリアというファンタジックな見た目に可愛い目を備えている。

シャンデラのせんぱいなんか〜い!!!(3コマ目)…これまではツッコミにあまりルーツを感じなかったが、笑顔で指を立てながら左下からツッコミを入れる姿は往年のコロコロコミック、特に沢田ユキオ氏の『スーパーマリオくん』あたりのオマージュを感じる。

▶ かげふみ(枠外左)…ゲームポケットモンスターシリーズにおけるポケモンの特性の1つ。かげふみを持つモンスターと対峙した相手モンスターは交換ができなくなる。交換が戦略を握るポケモンにおいてかなり強い特性。ゲンガーなどが代表的。

▶ がんじょう(枠外左)…ゲームポケットモンスターシリーズにおけるポケモンの特性の1つ。体力が満タンの時にひんしになる大ダメージを受けても1だけ残る。一撃で倒されることも多いポケモンの戦闘においてかなり強い特性。いわタイプやはがねタイプのポケモンに多い。

ほねブーメラン(枠外左)…ゲームポケットモンスターシリーズにおけるポケモンのわざの1つ。骨をブーメランのように投げる2回攻撃となる。カラカラかガラガラしか覚えない特別な技。

タチサレ(枠外下)…初代ゲームポケットモンスターシリーズにおいてシオンタウンにあるポケモンタワーに登場する「ゆうれい」のセリフ。アイテムを入手することでそのゆうれいの正体はガラガラであるとわかる。

▶ ブタクサ(枠外下)…キク科ブタクサ属の植物。動物の豚と見た目はしていない。

▶ 頭の中に天使と悪魔(枠外右)…アニメや漫画、コントなどでも使われるシチュエーション。何かの二択に迷った際に、善の選択を進める天使と悪の選択を進める悪魔が現れ、それぞれの立場から囁いてくるというもの。

本日の通りすがり

BIGフエラムネくん(枠外下)…今回もまた「通りすがり」ではない。ブタクサがその立場になっているが可愛いだけである。

#カルロス袴田 #4コマ #初音ミク #音街ウナ #シャンデラ #ヤン =ガン=イ=タン


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