「バルセロナ原則」その7
「バルセロナ原則」の7つ目は「コミュニケーションの測定と評価は、学びとインサイトを導くため、健全さと透明性に基づくべきである」です。
この一文も「?」が浮かぶ一文なので分解して考えたいと思います。
前半は「学びとインサイトを導くため」、後半は「健全さと透明性に基づくべきである」に分けて考えてみます。
「健全さと透明性に基づくべきである」という点においては、特定の要因により結果が左右されてしまうものはフィルターがかかっているということを認識する必要があります。誰かに都合の良いデータを持ち出して実施するなどは適切ではありません。(または適切でないということを理解する必要があります)
そして得られた結果から「学び」「考える」ことが重要です。
ただ実施をするだけでは一過性のものになってしまうため、持続的に実施することが重要です。
都度、測定方法を変更するなどは適切ではなく持続的とは言えません。
以上、バルセロナ原則についての簡単な解説を行ってきました。
コミュニケーションの評価基準としては考えるべきことですが、
これが絶対とはならずに、企業ごとのフェーズを踏まて評価を決めるようにしましょう。
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