広報って何か?ー更新1
今回は「広報とは何なのか」という内容を書きたいと思います。
大前提として人によって「広報」の考え方それぞれ持っています。そのため、あくまでも私が考える「広報」です。
皆さんの答えの一助になれば幸いです。
まず「広報」は認知度が低いと私は思います。
単語としては知っていても、実際に「どのような内容」なのか「広告との違いは?」、「自社にも広報はいるけど何をしているのかわからない」など意外と知られていません。
周りからは広報って華やかなイメージがあったり、お金のかからない宣伝と言う方もいますが、それは完全なる誤りです。
現実はかなり地道な活動を繰り返した結果であってトライ&エラーの繰り返しです。
そしてお金はしっかりかかります。確かに10億、20億と予算を使うことはありません。だからと言って0円でどうとでもなるわけでもありませんし、10万、20万で事足りるものではありません。
しっかりと地に足の着いて、組織としてしっかりとした広報体制を構築していくにはそれなりの時間と予算が必要になります。そうすることで強い会社作りにつながります。
短期的、安価にというものは広報ではありません。
そのような印象を変えるのにも役立てばと思います。
・広報部門の名称は?
自社に広報がいるのかどうかわからないということもあるかと思いますが、
そもそも部署名が広報部(広報課)などでないことが多いです。
それではどんな部署名でやっているか紹介したいと思います。
それぞれ「部」「課」「本部」「室」など色々な読み方があります。
あくまでも一例です。
・総務部
総務部としてやっている会社さんもありますし、総務部広報課としているところもあります。広報部として独立させるほどの人数がいない会社さんや創業からそれなりにたっている会社、大手グループの中に入っている会社さんなどが名称としては多いです。
・マーケティング部
外資系企業の日本法人の中にあることが多いです。どちらかというと広報機能よりも広告・SP機能のほうが強い場合が多いです。そのほかにマーケティングコミュニケーション部などの名称になることも多いです。
・宣伝部
宣伝部内に広報機能を持たせることもあります。マーケティング部とほぼ同じ意味合いです。
・パブリックアフェアーズ部
社会に対してのコミュニケーションをとることを目的としている場合もあります。その中の一つに広報活動が含まれるパターンが多いです。大企業さんの中では社会的責任を果たすということでこの名称を使用していることもあります。
・コーポレートコミュニケーション部
パブリックアフェアーズ部と意味合い的には近いです。
・営業部
BtoB企業さんなどでプロダクトPRをメインにしたい場合などに営業部の方が広告やSPと合わせてやる場合もあります。
・経営企画部
広報活動は経営判断と直結することも多いため、経営企画部などで広報機能を持つ企業さんも多いです。
企業規模、歴史など企業の考え方により様々な名称が使われています。どれが正解ということはありませんが、報道関係の方から問い合わせを受けることもあるので広報担当ということがわかりやすいほうがいいと思います。
・自社の広報部門の名称
自社の広報部門の名称を付ける場合は各社ごとの考えがあります。しかし広報部門は会社の顔でもあります。報道関係の方を始め、社外の方から問い合わせなどを受ける部門です。わかりやすい名称を付けることは会社が社会に対してみせる姿勢にもなります。
これからもみんなでより良い活動をしていきましょう。