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記者会についてー更新1

今回は記者会についてです。
(記者会または記者クラブといいますが今回は記者会で統一して記します。同じものだと思ってください)

記者会とは省庁や都道府県、市町村などの自治体などを取材する場合に報道機関が拠点とする組織です。(自治体以外にも記者会はあります)
特に新聞、通信社の記者は自分の所属する記者会の情報をメインに扱います。テレビは記者会ごとに人を配置していないためあまり記者会の記者にコンタクトとるのは現実的ではありません。(座席は置いてあります)

今回はわかりやすく進めるため、国土交通省を基本に話をします。
国土交通省には国土交通記者会という記者会があります。同記者会は国土交通省が発表する案件と、国土交通省がかかわる業界のニュースを扱います。

国土交通省は2000年の省庁再編の時に、運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁が合併して誕生しました。そのため民間企業では建設関係の業界と交通関係の業界を見ています。さらに、国土交通省の外局に観光庁・気象庁もあることから観光案件・気象案件も扱います。

広報担当は記者会の所属記者に情報提供をすることが多いです。また、情報の提供先として配布することもあります。
ただし、いくら業界を見ている記者さんがいるからと何でもかんでも配布すればいいものではありません。本当に記者会に配布する価値のある内容かはしっかりと判断してください。

また、インサイダー取引の開示基準として「2以上の報道機関に対して当該重要事実を公開した後」とあります。記者会の所属社へ配布すれば間違えありません。その点も踏まえて適時開示などは記者会へ配布することは必須だと思って大丈夫です。

国土交通記者会は、全国紙、通信社、テレビ、ブロック紙、地方紙などが所属しています。それとは別に国土交通専門記者会という別の記者会があり、こちらには業界紙の方々が席を置いています。

皆さんの会社が該当する記者会はどこですか?


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