新しいシェアハウス
洋館に住んでいるタナカアキです。
私は五兵衛邸の横にある、30年前くらいに建てられた家でネコ4匹と暮らしています。”いなフリ”のとき、RENEWのとき、なんか人が多いときには、うちに誰か来ますが、基本ひとりで住んでいます。ひとりでいることは苦にならないというか、ひとりが好きなのでちっともさびしくありません。
2~3か月前に、五兵衛邸の住人がほぼほぼ総入れ替えしました。
そうしたら全然別な雰囲気になったんです!
大勢の料理を作り慣れた住人が料理人となり、全員分をつくって一緒に夕飯を食べてるのだとか。その後、みんなで映画を見たり、暑いときは一緒にエアコンの部屋で雑魚寝したりしているようです。
そのせいか、めっちゃ笑い声が絶えない!
夏なので窓が開けっ放しになっていて、もう楽しそうな笑い声が聞こえてくることくること。私がつらく苦しいとき、悶々としているとき、窓の外から聞こえてくる五兵衛邸の笑い声にどれだけ救われていることか。
ありがとう、海くん。ありがとう、おつぼちゃん。ありがとう、さんみくん。ありがとう、ゆきのさん。あと、しょうたろうくん、ゆうたろうくんもいたり、いなかったり。
窓の外を通ると「アキさん!」と声をかけてくれるのも、「誰や、ゴミを外に出したの!」と叱ってもいやな顔しないのも、玄関先でタバコ吸いながら自分のこれまでを語ってくれるのも、めっちゃうれしいんやって。
慣れた本宅の人たちとはまた違う関係がここにはあるのです。私が何者でどういう経緯でここに住んでいるのかということをなんにも知らないのに、私がここにいることを当たり前と思っている。「なぜここに?」なんてことは気にしない。ただ私がここにいる、という事実だけを受け入れてくれているのです。
これまでの本宅、五兵衛邸にはない雰囲気は、家主・モリ(私は森一貴をこう呼ぶ)なきあと(亡きじゃないよ)の新しいモリハウス(私は森ハウスをこう呼ぶ)の象徴のような気がしています。
ニュー・モリハウスはニュー・モリハウスでいいなぁ。シェアハウスでの生活を考えてる人がいたら、五兵衛邸をおすすめしたいと思っています。
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