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【偽りの神め】映画「X-MEN: アポカリプス」は、数千年もの深い眠りから蘇ってきたアポカリプスが全世界を破滅に導く黙示録的抒情詩?!

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1.映画「X-MEN: アポカリプス」は、数千年もの深い眠りから蘇ってきたアポカリプスが全世界を破滅に導く黙示録的抒情詩?!

映画「X-MEN: アポカリプス」は2016年に公開されたX-MENシリーズ第6作目です。

リブートされてからは3作目で、一応これが3部作の完結編となります。

「X-MEN:フューチャー&パスト」でミュータントの忌まわしき過去が改変された後の世界。

そんな彼らに襲いかかる今回の敵は...

古代エジプトより、数千年もの深い眠りから蘇ってきたアポカリプス...

ミュータントの出現は20世紀以降のことと通説では思われていたが、実際には世界最初のミュータントが既に存在していた...

それをある狂信的なカルト集団が目覚めさせてしまった...

アポカリプスは魂を身体から身体に移せます。

そして乗り移るごとに宿主のミュータントの能力を蓄積して、更に強大な力を持つようになる...

アポカリプスが支配する世界では、必ず災害や戦争で文明が滅んできた...

それはまさに黙示録...

そしてプロフェッサーXが何故スキンヘッドなのか?

その謎も解き明かされます。

その理由は、アポカリプスとの戦いで自身の体をのっとられそうになった時にすべての頭髪を失ってしまったというものです。

プロフェッサーXは強力なテレパス能力を持っていますが、それを敵にしばしば利用されます。

敵はプロフェッサーXの強力なテレパス能力を悪用して、それを操ろうとします。

「X-MEN2」でも同様のことをストライカーが企み、ミュータントたちは絶体絶命の危機に陥ります。

それをミュータントたちの結束によって敵を打ち破ります。

それでは映画「X-MEN: アポカリプス」のあらすじから順にご説明していきましょう。

2.映画「X-MEN: アポカリプス」のあらすじと結末(ラスト)

紀元前3600年のナイル、世界最初のミュータントである「エン・サバ・ヌール(アポカリプス)」はその強大な能力によって、古代エジプトを支配していました。

しかし彼に反感を持つ者たちの反乱により、ピラミッドに生き埋めになり、それから数千年ものの眠りにつくこととなりました。

そして現代、ミュータントを神の再来としてあがめるカルト集団がいくつもできて、そのうちの1つが、アポカリプスを長い眠りから目覚めさせてしまいます。

世界を支配し自らの帝国として再構築するために、最初にダウンタウンで窃盗をしている少女オロロ・マンローを見つけてスカウトし、そのミュータントとしての能力を増幅させる。

そしてアポカリプスは、古代エジプトでの部下であった「黙示録の四騎士」を現代において再結成するため、残り3人のミュータントを探し始めます。

アポカリプスは東独を訪ね、闇商人のもとで用心棒として働くミュータントのサイロックをスカウトします。

また、ファイト・クラブから逃げ出し翼が傷付いたエンジェルを見つけたアポカリプスは、彼もリクルートします。

アポカリプスは傷ついたエンジェルの羽を、金属の羽に変えて能力を強化します。

同じ頃、テレパスであるジーン・グレイは夜毎、世界が滅びる悪夢に悩まされていました。

チャールズは自分のラボで感知した現象とも何か関連性があるのではと疑い、そして最近起きたカイロの大きな地震をCIAのモイラ・マクタガートが調査していることを知ります。

チャールズはモイラに会いにいきます。

「X-MEN:フューチャー&パスト」ではチャールズとモイラは良い仲になっていましたが、チャールズは彼女のことを思い、記憶を消していました。

しかし初対面であるはずが、モイラはチャールズの論文を全部読んでいました。

モイラはアポカリプスのことを説明し、彼が支配する世界では、必ず災害や戦争で文明が滅んできた、 それはまさに黙字録のようだと話します。

ポーランドではマグニートーが過去を隠して、妻と子を持ち、ささやかながらも平和な生活を送っていました。

しかしマグニートーはある日、事故で死にそうになった同僚を助けるために、その能力を使ってしまい、特殊能力があることがバレてしまいます。

警察の矢が妻と子の命を奪ってしまい、マグニートーは警官達を皆殺しにします。

アポカリプスはマグニートーをスカウトし、マグニートーの能力を増幅します。

クイックシルバーは自身の父であるマグニートーの行方を知るために、「恵まれし子らの学園」に行きます。

チャールズはセレブロを使い、エリックに語りかけますが、アポカリプスは逆にそれを利用してチャールズの頭に入り込みます。

セレブロで強化されたチャールズの能力でアポカリプスは世界中の核兵器を一気に発射させます。

そしてアポカリプス達はチャールズを誘拐します。

アポカリプスは、チャールズの特殊能力を増幅させ、セレブロなしで全世界の人間に宣戦布告を行います。

チャールズは秘密のメッセージでジーンに自分がカイロにいることを伝えます。

X-MEN達はカイロに向かいます。

アポカリプスは、チャールズの肉体にその魂を移そうとします。

X-MEN達はチャールズを救い出しますが、その際チャールズは自分の頭髪をすべて失っていました。

マグニートーはミュータントの絆を思い出し、アポカリプスに反旗を翻します。

チャールズはジーンに自分の力を解放するよう訴え、ジーンの内に眠るフェニックスの力がフォースを解放されます。

そしてミュータント達の総攻撃により、アポカリプスは自らの運命を悟って消滅します。

今回の功績で、ミュータント達は社会に広く好意的に受け入れられるようになり、学園も無事に再建の道を歩みます。

チャールズはマグニートーに学園に残ってほしいと嘆願しますが、マグニートーはそれを拒否し、笑顔で去っていきます。

ポスト・クレジットシーンでは、エセックス社の組織がアルカリ湖の研究施設に入り込み、ウェポンXの研究データを強奪するシーンで、この映画は幕を閉じます...が結局この伏線は次作でも、ついに回収されることはなかったのですが...

最後に映画「X-MEN: アポカリプス」の各キャラクターの紹介を簡単に記しておきましょう。

3.映画「X-MEN: アポカリプス」のキャスト...チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)

強力なテレパス能力を持つが、今回は逆にそれをアポカリプスに悪用され、アポカリプスはチャールズの頭の中に入り込む。

しかし逆に自分がアポカリプスの頭の中にも入り込めると気づき、応戦。

そしてジーンに自身の力を解放するよう訴え、アポカリプスを倒す。

4.エリック・レーンシャー / マグニートー(マイケル・ファスベンダー)

ミュータントとしての過去を隠して、鉄工所で働くが、ある日、事故で死にそうになった同僚を助けるために、その能力を使用してしまう。

そのことから自分の正体が発覚し、妻と子供を殺された恨みから、アポカリプスの下につき、人類に復讐しようとする。

最後はミュータント同士の大事な絆に再度目覚め、アポカリプスに反旗を翻す。

5.エン・サバ・ヌール / アポカリプス(オスカー・アイザック)

古代エジプト時代、人々を支配し、崇拝の対象であったが、反乱によってピラミッドに生き埋めになる。

そして現代、ミュータントを神の再来として崇めるカルト集団の1つがアポカリプスを数千年の眠りから目覚めさせてしまう。

ミュータント達を仲間に引き入れ、世界を支配しようとするが、逆に倒され、自らの運命を悟って消滅する。

6.モイラ・マクタガート(ローズ・バーン)

「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」では、チャールズと良い仲になっていたが、チャールズは記憶を消した方が彼女のためと感じ消去していた。

そして今回再度ミュータント達と協力し、アポカリプスと立ち向かう。

ラスト付近でチャールズは彼女の記憶を戻す。

7.ピーター・マキシモフ / クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)

人並み外れた超スピードで動くことができる。

マグニートーの息子であるが、最後まで彼にはそのことを打ち明けずに終わる。

8.エンジェル(ベン・ハーディー)

アポカリプスに取り込まれ、悪の手先となる。

アポカリプスによって、もともとは白い羽根を鋼鉄の羽に変えられる。

最後の戦いで死亡。

9.ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)

1シーンのみの出演。

施設に捕らえられているところをジーンに助けられる。

ジーンはウルヴァリンの奪われた記憶の一部を戻し、ウルヴァリンは施設の外へ逃亡。


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