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エディ・ヴァン・ヘイレン死去
#エディ・ヴァン・ヘイレン #ヴァン・ヘイレン #デイヴィッド・リー・ロス
エディ・ヴァン・ヘイレンさんが10月6日がんで亡くなりました。65歳でした。
ヴァン・ヘイレンっていうと、どうしてもデイヴィッド・リー・ロスのイメージがつきまとう。
これは振り払いたくとも離れていかない怨霊のようなものだったと思う。
サミー・ヘイガーも素晴らしいボーカリストだったし、ゲイリー・シェローンの実力も凄まじかった。
しかしファンはデイヴィッド・リー・ロスのヴァン・ヘイレンを求め続ける。
エディ・ヴァン・ヘイレンとデイヴィッド・リー・ロスのキャラや求めるものはかなり違うので、エディとしてはそのイメージは本意ではなかったかもしれない。
デイヴィッド・リー・ロスがソロになってからも「カリフォルニア・ガール」、「まるっきりパラダイス」などのヒット曲は確かにありました。
しかしやはりどうしても才能不足は否めない。アーティストというよりはむしろパフォーマー。
エディ・ヴァン・ヘイレンとデイヴィッド・リー・ロスとは実はかなり意識の隔たりがあったのではないか?
ゲイリー・シェローンがリードボーカルをとった「ヴァン・ヘイレンIII」などは他のアルバムに比べて売れませんでした(自分はとても好きでした)。
エディ・ヴァン・ヘイレンとしてはいい曲を作ってるつもりでも、ファンはそこに反応しない。やはりデイヴィッド・リー・ロスじゃなきゃ駄目か、所詮あいつはただのパフォーマーなんだけどな、と思ったかもしれないが、それでもしょうがないか、といったとこだったのでしょう。
「ユー・リアリー・ガット・ミー」 「オー・プリティ・ウーマン」もカバーしていますが、正直ファン・サービス。本当にエディがやりたい音楽だったかどうか。
それでもエディが弾くと、かっこいいバージョンに仕上がったため、ファンはこういうものを求めたのかもしれません。
しかしプロモーションビデオにあるような馬鹿馬鹿しさはエディが望んだようなものではなかったと思う。
いろんな意味で狂乱と熱狂がいやおうにも入り乱れた時代で、音楽に対する情熱も今より遙かに強かった。
素晴らしい音楽を届けてくれたエディに今一度感謝の意を表したい。
R.I.P. EDWARD VAN HALEN!
VAN HALEN The Best of Both Worlds