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「いつか」は来ない
こんばんは。林です。
金曜日、久々に舞台を観に行ってきました。
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「いつかのっとかむ」という作品。
SNSでつながっていた、演出を手がけた日野さんにお誘いいただきまして。
実は面識があるわけではなく、出演者の方も誰一人知らなかったという。
ただ日野さんのメッセージと、フライヤーを見て「何か自分にプラスなものをもたらしてくれるかもしれない」という直感だけで行きました。
結果、行ってみてよかったなと思います。
詳しい内容は伏せますが、
一瞬パニックからの、演者さんたちの演技、空間の使い方、音楽の寄り添い方、清々しいんだけど最後に絶妙に謎を秘めたストーリー。
いつの間にかのめり込んでいて、
開演前にトイレ行っておくべきだったな〜限界きたらどうしようという冒頭の不安は、気付いたらなくなってました。
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「いつか」という、普段何気なく使ってしまう言葉。
でもそれは不確かで曖昧で、存在すら危ういもので。
だから、たしかな「いま」が大切なんだと、そんなことを気付かせてくれた作品でした。
そしてやっぱり“生”はいいなぁと思った春の夜でした。
余談ですが、ご案内いただいた文面に の中に見落としていた部分があって、開演直後まで「映画」だと思い込んでいたのは内緒です。笑
(おかげで冒頭の仕掛けには、本気で驚くことができたのですが笑)