リスクヘッジ観点からの研究トピック選び:Part 2
Part 1 では書ききれなかった論文トピックの落とし穴の一つがサンプル数 (small sample size) で、サンプル数が少ない、もしくは少ないだろうと予想されるスタディーに手を出す場合はかなり注意が必要だと思う。
サンプル数は多い方がいい、というのは直感的にわかるのだがサンプル数が少ないのがマズい理由は多角的。
統計的なディテールは専門家にお任せするがsmall sample size の問題点はコンセプトとして:
読者の印象
「有意差無し」を解釈できない
モデルがオーバーフィット
等がメインではないだろうか。
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