「言葉にして伝えるのは難しい」自分の軸を見つけるということ
noteをはじめて、せっかくだから自分から伝えられることを
誰かに届けられたら、と思いつつも、いざ、何か書こう、と思っても言葉が出てこない。
書きたいことはどんどん思い浮かぶのですが、それを発信することに自信がないのでどう伝えていいのかが分からない。
本当に、「言葉にする、書く、伝える」までにはたくさんの練習が必要なんでしょうね。
現在、そんな自分の言語化能力の低さを痛感していて、先月よりコーチングを受けています。
コーチングって?
カウンセリングでもコンサルティングでもない「コーチング」
https://coachacademia.com/coaching/
ビジネス書もたくさん読むので、コーチングという言葉はよく耳にしていたものの、いざ自分が受けることになるとは思っていませんでした。
けれども、なぜ、今コーチングを受けようと思ったのか。
今の自分だけでは視野を広げる限界を感じたからです。
そして、前回の記事で書いたように、私は繊細さゆえに世の中に溢れるありとあらゆる価値観の取捨選択が苦手。
だからこそ、自分の軸を見失うことがしばしば。
固定観念をもたないこと、変化し続けること
諸行無常を生きる
これは私のモットーでもあるけれど、
自分の軸という、指針がなければ、世の中という大海原を進む舵取りができない。
いくら諸行無常とはいえ、
生きるとは、いろいろな選択の連続です。
選択の岐路にたたされたときに、
なにも考えず、その時の意思や考えをないがしろにしたまま選んでしまうと、結局後でその選択した理由を思い返して後悔するということになりかねない。
すこし脱線しますが、「依存」は何故起こるのでしょうか。
物事への執着心や、固執、変化への不安…等々
いろんな理由があげられるなか、私が思うことは、
選択する瞬間に、意味を感じていないからではないか、と思うのです。
意思決定のプロセスをないがしろにしていないでしょうか。
「ダイエットしないといけないと思いながらも、甘いものが食べたい…。まあ、今日くらいはいいよね!明日からはダイエットしよう!」
→明日から頑張ろう!ついつい思ってしまいがちですよね。でも、翌日になって本当に実行出来るかというと難しい…。どうしてあの時は、誘惑に負けてしまったのか…と後悔。
「彼とは不倫の仲。やめなきゃ…と思い続けていても、会いたい気持ちに負けて会ってしまう。なんでこうなるの、もうダメだ…って自分を責めるばかり…」
→ 区切りをつけたい気持ちはあるのに、その時の気持ちに流されてしまって結局同じ繰り返し。このままじゃよくないと自分が一番分かっているのに、結局変われない。そんな自分が嫌になって落ち込んで、救いになるのは不倫相手だけ。そんな負のサイクルの連続。
ただ、流されるままに、「まあいっか」の選択をしていないでしょうか。
選択するときの、自分の気持ち、期待、願い、そんなものにしっかり向き合い意思決定が出来ていれば、
選んだ自分の決定に自信を持っていれば、
何であの時…という後悔は減らせるのではないかと思うのです。
①自分の気持ちに蓋をするのではなく向き合ってあげる、認める
②「自分の願い」「自分はどうなりたいのか」を考えて、つぎの行動指針を考える
そんな意思決定の瞬間を、大切にしていきたいと私は思っています。
話をもどすと、
そんな選択肢に溢れた生きづらい世の中。
自分の軸とは、
「ありとあらゆる空想の常識に溢れた世の中を、自分らしく生きるための指針」になるものだと思っています。
自分として堂々と生きるためには、自分は自分でいいのだという肯定感、そんなものが必要になるんでしょうね。
そして、今コーチングを受けることを選んだ。
その理由を一言で言えば、「今の自分の視野に限界を感じた」からです。
自分の軸が分からなくなってしまった、けれど、自分だけではどうしていいのか分からない、そう思うようになりました。
・視野を広げたい
・自分の軸を持ちたい
このふたつがどうしても対立してしまうのです。
自分の価値観だけに固執したくない、変化し続けたいので世の中のあらゆる考え方、価値観に触れたい…。
けれども、世の中の価値観に触れるうちに、その情報量に溺れてしまって、自分らしく生きるための指針を見失ってしまう…だからこそ、自分の軸を明確にしたい…。
今、この課題に向き合っています。
そして、これは自分のこの先の生涯の学びになるんだろう、とも思っています。
「中庸」の難しさを改めて感じながら、
「中庸に生きる」ことを目標に学び続けたいのです。
また、コーチングのよいところは、
考える主体は自分であるけれども、考えるきっかけをつくるのは自分だけではないということです。
対話を通じて行われるコーチングでは、
自分だけでは気づけなかったことに、自分で気づくためのアプローチ方法を、コーチが探ってくれます。
社会人になり、なかなか自分の思い、素直な気持ちをさらけ出すことが出来る相手に出会うことはなかなかないことを知ります。
むしろ、社会人経験が長くなるほど、誰かを信頼することの難しさを感じることの方が多くなるのではないでしょうか。
やっぱり、なんでも、生きづらい。
そんななかで、自分を出してもいいと思える場所で、自分をさらけ出しながら自分なりの言葉で伝える。
自分の中だけで、思っていたことを、人に話す。言語化する。
そんなことが出来る場があることに、なかなか面白さを感じています。
「自分が自信をもって話すための土台づくり」
今の自分には、まずそこから始めないといけないみたいです。
そんななかで、思いを言語化する機会を増やそうと思ってはじめたnote。
なかなか思うような発信が出来ないもどかしさも感じています。
そして、自分のなかに、まだ、発信者となれる程の知識も経験も積み上がってないことも実感しています。
今はまだ、思ったことを書き連ねる練習。
そう思い、思いを言葉にしていきたいと思います。