缶詰に、中(あた)りました。
この(2021年)6月の4日に、缶詰に中りました。
お気に入りの缶詰で、それまでは、(たまにGの風味がするかな?という程度で)ずっと問題なく食べていた。
でもその日のその缶詰は、食べたら殺虫剤のような味と匂いがしたものの、それに気づいたときには完食してしまっていた。
しまった!と思ったものの、しかし身体が弱いので、吐き出す元気もなく、その後、2日間、寝込んだ。
とにかく、その2日間は、解毒のため、たくさんの水を飲んだ。
救急を呼ぼうにも、そのための元気もなかった……というか、もともと障害のためコミュニケーションが不自由で、こういうときは更にしどろもどろになるので、どうしようもなかった。
3日後、体調がなんとか回復したので、地元の保健所に連絡した。
話は聞いてくれたが、かんじんのブツの検査の話には及ばなかった。
消費者相談センターに電話をしたところ、
「保健所に連絡してください」と言われた。
どちらかだったか忘れたが、
「情報は関係機関で共有します」とのことだった。
その後、(その缶詰はそのショップのオリジナルブランドだったので、)その缶詰を販売していたショップの運営会社に電話した。
冷静になり、落ち着いて、状況と事実関係のみを、淡々と、伝えた。
買った場所と日付、商品の名称とバーコードのナンバーとロットナンバー、食べたときの状況、その後の体調、そして完食したので、検査のためのサンプルは、わずかな液体を除き、ほとんど残っていないということなど……。
会社側は、親切に、丁寧に対応してくれた。
送られてきた「返送キット」に、指示された梱包方法で、問題のブツと、まだ食べていなかった手つかずの同じ商品を同梱して返送した。
その後の会社からのレポートによると:
私が返送したブツをその会社が受け取った後、
その会社が輸入元の日本の会社にそれを送付し、
さらにその輸入元が、製造元の韓国のメーカーにそれを送り、
そしてその韓国のメーカーが、検査を請け負った、とのことだった。
検査の結果、毒物は何も検出されませんでした――とのことだった。
――というわけで、今となっては、証拠となるブツは何もないから、この件は報道されることも、ニュースになることも、たぶんないと思う。
でも私は少なくとも、このことは世の中に知らせておいたほうがいい(公益性がある)と思うので、ここnoteにメモというか日記の代わりを兼ねて書き残しておこうと思う。
なお、本記事の内容が悪質クレーマーに悪用されるのを避けるため、購入したショップ名、そのショックの運営元である、その商品を販売した会社名、および、問題の商品名や輸入元などの情報については、隠匿させていただきます。
また、本件に関する取材などは(私はコミュニケーションなどに障害があるため)お断りいたします。◆