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入替戦という舞台
皆さんこんばんは。
約2週間ぶりの更新となりました!
いきなりですが!
皆さんはVNL(ネーションズリーグ)見てますか!?👀
僕は全U-NEXTで全試合見てます!👍
女子チームもオリンピック出場権をとって欲しいですね。
皆さんもU-NEXTに登録して盛り上がりましょう!!!🔥
その他には、日本のバレー界も、続々と契約更新や退団、新加入や移籍先の発表が出てますね。
知っていた情報もあれば、知らなかった情報もあり、知っている情報がいつ発表されるんだろうなと思うものもあり、皆さんも早く全員の行き先を知りたいですよねー。
僕もいちバレーファンとして興味津々です!🔥
さて今回は、先日行われていた
『関東大学リーグ』の『入替戦』
について書いていきたいと思います。
皆さんが知っているかどうかわかりませんが、
僕は日本大学3年時の秋季リーグで入替戦を経験しました。
当時の成績は1勝10敗とかなり落ち込んでいました。
そんなどん底の中で行われた入替戦へのモチベーションの作り方や当時の状況を振り返りながら、noteを書いていきたいと思います!
できるだけ皆さんにわかりやすく、イメージしやすいように書きますので、是非最後までご覧いただけたら幸いです!🙏
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まず初めに言わせてください。
こんなにも、
精神的なプレッシャーがかかり
色々な恐怖心が芽生える入替戦を
二度と経験したくありません!
冗談抜きで、僕のバレーボール人生で一番緊張した試合でした。
本当に寿命縮まったんじゃないかなというくらいプレッシャーがかかっていました。(笑)
僕たちは『見えない何か』と戦っていました。
当時の秋季リーグ戦では、上記でも書いたように
1勝10敗という成績で全12チーム中の11位で
終えました。
正直なところ、このような順位になるなど
予想もしていませんでした。
決して良い成績とは言えませんが、当時の春季リーグ戦では、9位で終えていました。
その調子のまま秋季リーグ戦もなんとなく
『勝てるだろう』と思い込んでいました。
その思い込みとは裏腹に、結果は1勝10敗。
最終戦を行う前に入替戦が確定してしまいました。
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今でも当時の心境を覚えていますが、
リーグ戦というものは負けが続くほど平日の練習では空気が重くなってしまいます。
いつも、『負けて気づくのでは遅い』と怒られてましたが本当にその通りです。
僕は当時3年生ながら、チームのキャプテンを勤めていました。
次の試合までになんとか、
『チームを良くしよう』と考え、
練習前にモチベーションを高める円陣を組んだり、キツい練習で追い込んだりと試行錯誤していました。
何度も言いますが、結果は1勝10敗でした。
それに伴ってキツい練習が日に日に増えていきました。
キツい練習をしていると、1日1日が過ぎて行くのが本当に長く感じますよね。😮💨
僕たちは秋季リーグ戦が終わってから、入替戦まで2週間あったのですが、体感では1ヶ月くらいの長さでした。(笑)
正直、
『こんなにやって勝てなかったらどうしよう』
と心の中でずっと考えてました。
↑(こんなこと考えたらダメですよねー。笑)
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入替戦というものは、2部リーグから出場してくるチームは正直な所、『NOプレッシャー』で
ほんとうに『勢い』がすごいんです。
それに比べて僕たちは、リーグ戦で圧倒的な負け数により『負け癖』がついている感覚でした。
2部リーグから入替戦に回るチームは、
『NOプレッシャー』とものすごい『勢い』
があるのに対して、
僕たち1部リーグから入替戦に回るチームは、
『2部リーグに落ちる恐怖』
『先輩方が積み上げて伝統を壊す恐怖』
『精神的なプレッシャー』
のような『マイナスな部分』恐怖心を持って入替戦を戦っています。
いくら『ネガティブになるな』と言われても、
少しは考えちゃいますよね。
そして、ついに運命の入替戦を迎えました!
僕は3年生ながらチームのキャプテンを勤めていたこともあり、試合前の控え室で『円陣を組む』と決めていました。💪
イメージしやすいのは、
『WBC決勝で大谷翔平選手が話していたような』
あんな感じです!
これは『ぺップトーク』と言うものです!
皆さんも『ペップトーク』と検索をしてみてください!
有名なのは、アメリカンフットボールの、
立命館大学vs松下電工
の試合で、立命館大学監督の『古橋監督』の言葉です!
ほんとに痺れるので是非ご覧になって欲しいです!
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僕は、
形から入るのが好きで、
哲学的な思考が好きで、
みんなのモチベーションを高める発言を
良くしていました。🗣️
『これだけやってきたんだから大丈夫』
『4年生のために』
『1部を守ってくださった先輩方のために』
とチーム全体に対して伝えて、
気持ちを一つにして入替戦に挑みました。
でもこれって学生だからできるんですよね…
学生バレーってほんとに良い物ですよね。
戻りたい…
また、僕たち3年生がコートに立つ人数が多かった為、同期に対しても言葉をかけていました。
僕は入替戦を戦うにあたって、多くの人にアドバイスを求めました。
個人の技術やチームの戦術だけでなく、
入替戦を終えた後のシーズン(来年)の為に
多くのありがたい言葉をいただきました。
たくさんの方からアドバイスをいただいた中で、
特に心にハマった言葉がありました。
それは、
山口誠先生(現:清風高校バレーボール部監督)
の言葉でした。
『入替戦を戦って勝ったチームは、来年は絶対良いチームになるよ』という言葉でした。
僕はこの言葉をそのまま同期に伝えました。
良い言葉に聞こえないかもしれませんが、
『僕たちは来年もリーグがあるんだから、来年の為にも絶対に勝とう』
そう伝えました。
なんで『ペップトーク』を知ってるの?
と疑問に思った方がいらっしゃるかもしれないのでお話します!
日大では、競技スポーツ部と言ういわゆる
『スポーツ推薦』
で入学した生徒が入部する強化指定の部活が約30部活あります。
その強化指定されている部のキャプテンが集まって、『キャプテン研修会』という会が年に4回
開かれます。
もちろん僕は出席していました。
そこで講師の方からこの『ペップトーク』を
教えていただきました。
実際にデモンストレーションもするんです!(笑)
『初めまして』や、数回しか顔を合わせたことがない他部活のキャプテンとこういった活動をするのはとても緊張しましたが、本っ当にめちゃめちゃ良い経験でした。
日大が強い部活といえば、
水泳
柔道
陸上
バスケットボールなど
たくさんあり、その部活がどういった事に取り組んでいるのかたくさん学ぶ機会がありました。
そこで学んだことを自分達にも落とし込んで、
取り組むようにしていました!
話を戻します!🥲
入替戦の結果は…
セットカウント3-1で勝利し
1部リーグ残留を決めました!👏
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本っ当にホッとした瞬間でした。
色々な重圧から解放され、
精神的なプレッシャーから解放され、
2部に落ちる恐怖心から解放され、
先輩方の伝統を壊してしまう恐怖心から解放され、
身体の力が一気に抜けた瞬間でした。
体感で言うと、勝った瞬間に体重が5キロ落ちたような感覚でした(笑)
なんとしてでも守りたかった『1部』の座を
守ることができて、
少しですが『やってきたことは間違ってなかった』と感じることができました。😅
4年生の為に、
1部を守ってきてくださった先輩の為に、
自分達の為に、
後輩の為に、
なんとか1部を死守することができて本当に良かった瞬間でした。
この入替戦で感じた経験を僕は最終学年でも忘れることなく過ごしていました。
4年生となりキャプテンになってからも、下級生には、『来年,再来年に自分が最終学年になった時の為に何ができるか考える事』
を伝えてきました。
それが、『最後に後悔しない』に繋がるのだと僕は感じました。
この、入替戦を乗り越えたことから、4年時には決して満足のいく結果では無かったですが、
昨シーズン入替戦を戦ったチームとしては、大きく躍進を遂げ、『春季リーグ5位』という成績を残せたのではないかと感じています。
入替戦を通して、チームというものは、『苦しい状況を乗り越えることで成長するんだ』と改めて感じることができました。
日本大学男子バレーボール部は、
リーグ戦での過去最高成績が5位だったので、
そこを越えたかった悔しさもありました。
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紹介ですが、日本大学が1部リーグに昇格した当初の映像があります!
YouTuberで日本大学OBの『BeeQuick』
おだこうさん(小田康祐)さんが当時2年生の
試合です!
是非ご覧ください!
また,今回の入替戦を経て『2部降格』となってしまった『慶應義塾大学』には僕の中で少し思い入れのあるチームでした。
ちょうど,
僕が経験した入替戦の『もう一つの試合』では
慶應義塾大学さんが戦っていました。
僕たち日本大学は『残留』をかけて。
慶應義塾大学さんは『昇格』をかけて。
それぞれ入替戦を戦っていました。
当時の慶應には、小学校から高校まで同じチームでプレーしていた、『大槻晟己』がおり、
また、僕のnoteに携わってくれている
『立川貴一』が在籍してきました。
個人的な親しみがあったので、
『絶対に勝って1部に残るから絶対勝って昇格してね!』
と約束していました!😂
結果はどちらとも『残留』『昇格』の目標を達成することができました!👏
大袈裟に書いていると思われるかもしれませんが、全て本当の話です!!!
喜ぶチームもあれば、そうでないチームもある。
勝負の世界なので『勝ち負け』が付くのは当然ですが、
『昇格したチームは降格しないように』
『降格したチームはすぐに昇格できるように』
頑張っていただきたいです。
いちファンとしてこれからも関東大学1部リーグに注目していきたいと思います!
是非皆さんも興味を持って見てください!!☝️
今回のnoteを書いてて、
入替戦って全員が経験できる試合じゃないんだな
と感じて、あんなに苦しい時間でしたがどこか寂しさを感じています。(笑)
つい最近戦っていたと思っていたらもう1年半も前なのかと。。。
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2年間の同部屋が懐かしいぜ🤣
最後までご覧いただき
ありがとうございました。🙇♂️
今回の記事はこれで終わりにさせていただきます!
この記事を書こうと思ったのは、
先日行われていた入替戦の配信を、無我夢中になって見ていたからです!
これからも、ふと気になった事を書いていきたいと考えているので気長に待っていただけたら嬉しいです!
ではまた次の記事まで待っててください!😊
ありがとうございました🙇♂️
※日頃より僕のnoteをご覧いただきありがとうございます。非常に多くの方々から嬉しいお言葉をいただき本当に感謝しています。
中には『この記事を無料で読めて良いのか』というお言葉もあります。そんな方にとっておきの機能があります☝️
『記事をサポートする』という機能です。
⚠️詳細については本文中の最後に記載してあります。
基本的に僕のnoteは『僕が考えるバレーボールの魅力』『今後のバレーボールを盛り上げる』そういった目的でnoteを発信しているので、無料の記事にしています。
少しでも僕に『支援したい』と思ってくださる方がいらっしゃるのであれば、『記事をサポートする』という機能で支援が可能です。
今後の取り組みと致しましては、個人的なグッズや商品を作成したいと考えているので、皆様からいただいた支援はそういった形で返していく予定です。
引き続き森垣陸のnoteをよろしくお願いいたします。🙇♂️
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