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NETFLIXザ・グローリー ~輝かしき復讐~一気見したよ~少しネタバレあるかもだから気を付けてね~
【私は怒りと悪に誠実でいたい】
新年早々、あけまして体調を崩しまして家で過ごす日々となりました。
おめでたくない。
そんな事態になっても
ただ天井の模様を眺めてるのが嫌だから
オリオン座を描いてロマンス夢見て
気づいたら寝違えて首がイテテテ・・・
なんてことにならずに済むのが現代。
イテテテテ・・・
漫画やゲームに小説だけでなくYOUTUBEやSNS、
そして動画配信サイトがあるんだからとっても便利。コンテンツ飽食時代。
太っちゃう。否、とことんこのコンテンツ食欲を満たそう。
ということで普段あんまりできない
「韓国ドラマ一気見チャレンジをしてみよう!」
そこで選んだ作品がこちら
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2022年12月30日よりNET FLIXにて配信中
『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』です!(拍手)
Twitterのタイムラインで流れてきて気になっていた作品だったので、この機会にとチェックしてみたところ・・・
お、おんもれぇええええ
と、止まんねえええよおおお
たすけてくれええええ
い、囲碁おおおおおお
引っ越しいいいいいいい
なんてな具合になりました。
かんたんに
あらすじ
を
Netflix JapanさんのTwitterより引用
◆配信開始
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 30, 2022
Netflixシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐〜』(韓国)
ソン・ヘギョとイ・ドヒョン初共演。
壮絶ないじめを経験した高校時代から十数年。かつて自分をいたぶった者たちへ、綿密に練られた華麗なる復讐劇が始まる。#ザ・グローリー pic.twitter.com/yjkUhqSDp1
そして
予告
基本情報
ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜
原題、韓国語タイトル:더 글로리(ザ・グローリー)
英語タイトル:The Glory
話数:全8話(シーズン1)+全8話(シーズン2)
ジャンル:復讐モノ、人間ドラマ
配信開始日:2022年12月30日(シーズン2は2023年3月に配信予定)
放送局:Netflix
撮影日:2022年1月〜2022年8月12日
制作会社:ファエンダムピクチャーズ、スタジオドラゴン
演出:アン・ギルホ監督
脚本:キム・ウンスク
出演:ソン・ヘギョ、イ・ドヒョン、イム・ジヨン、ヨム・ヘラン、パク・サンフン、チョン・ソンイル
ということで少しなぞった解説を。
舞台は韓国のとある高校。
物語は、凄惨ないじめ描写から入っていきます。
スクールカーストの上位に属するいわゆる
「金持ちボンボン」グループ5人組が、
主人公のムン・ドンウンを
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執拗に理不尽にいじめまくっているのです。
マジでドンウンなんも悪いことしてねえのによ!!!
理由はなに?ドンウンが貧しいからか??放っといてやれよ!
ここの描写がもう本当に痛々しいし可哀想。
「せ、先生なにやっとんねん!!」
先生も保身のために警察に通報したら怒るし、身体の痣みせても
「そんなもん暴力じゃないだろいじめじゃないだろ!お前が悪いんだろ!」
退学届けにいじめが理由と書いても
「書き換えろよ!」
なんていいながらドンウンちゃんのこと引っ叩くんだから、
救いようねえよ!!
ドンウンちゃんヘアアイロンを体に当てられたり、思いっきり腹パンチされたり、家に待ち伏せされて貯金箱割られて「返して!」って頼んだら
「酒の肴に踊ったら許すよ~」なんて言われて、
もうひどい目あってんねん!
親!親は!?なにしてんの!?
親は、娘が決死の覚悟で
いじめ5人組を告発した退学届を
示談金欲しさに黙って
「娘が不適合だ」と
一筆書いちゃう毒親なのでした・・・。
お金を手に入れると
娘に黙って家を引き払う最悪さ・・・。
そして
ドンウンは建築家になる夢を諦めることに・・・
何度か自殺を図ったドンウンでしたが、生きながらえ、ある時、
新しいイジメの標的をみつけた5人組のいる体育館に現れます。
ドンウンは金持ちボンボン5人組ひとり一人の
それぞれの夢を言い当てて行きます。不穏・・・。
そして最後にこのグループのリーダー
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パクヨンジンに面と向かって
自分の夢を言い放ちます。
「私の夢はあなたよ、ヨンジン」
そう言って不敵な笑みを浮かべて
体育館を去るドンウン。
18年をかけた復讐劇がここから始まるのです・・・・。
ここから少しネタバレ含む主に感想タイム
まず、多くの人が言っている
「いじめの描写が辛い!」
まじで痛々しいし見てられない。容赦ない。
友人がよく使う表現なのですが
俺がハルクだったら全員ぶっ飛ばしてる
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ってくらいに
「イジメってクソだな」
と思わせる内容。
この時点でだいぶ物語に引き込まれてるわけでそこに韓国の強さをまず感じます。
復讐が題材の物語。復讐って虚しいよね…
なんてのはわかっちゃいるが
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うるせええええ!!
ムンドンウン
いこう!!!!!!!!!!!!!!
ってなるぐらいには復讐してやれ熱が勝ちました(だいぶ勝ってる)
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個人的には映画や漫画、物語が好きになったきっかけ、好きな物語のタイプ、琴線に触れるもの、心に残るものって、
ほんと個人的話ですが、やっぱ
『勇気や元気をもらえるもの』にあるわけです。
スリルとかアクションの凄さとかも求めてるところもあるけど
やっぱり最終的着地はそこなんだと
ここ数年のフリーター&鑑賞生活の中で自己分析して得た結論です。
このドラマでは「復讐」が目的で暗い話にはなるんですけど、その中で
主人公を応援したくなる、元気をなぜかもらうこともできるうまさがあるように感じます。
まず、大学受験合格までの描写が丁寧に描かれてるところ。
工場の仕事に就いて、
勤務後、廊下で眠い目をこすりながら日々勉強をする姿・・・
(ドンウンに気をつかって靴を脱いで部屋に戻る後輩ちゃんもgood)
現代でヨンジンの結婚相手に近づくために囲碁を習得しようと師匠と対局を重ねていくシーン。
この
努力の積み重ね
が丁寧に描かれていることで応援したくなる、少年漫画的でベタだけどやっぱ好きですね。
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昨年観た『メタモルフォーゼの縁側』という映画にも
芦田愛菜さま演じる佐山うららがコミケに勇気を出してエントリーして
漫画執筆に初挑戦するシーンで涙腺崩壊しましたもの・・・
なんだかそれを思い出しましたね。。全然違うジャンルなのに・・・。
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いま努力の描写が出た「囲碁」こういったモチーフ取り扱ううまさもしっかり入ってるぬかりない韓国ドラマ。
師匠から囲碁を習うシーンで出てくるこちらのセリフ
「囲碁の極意は、自分の家を建てながら人の家を壊すこと」
まさにドンウンが成そうとしていることでメキメキ上達するわけですね。
おそろしや韓国ドラマ・・・。
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もうひとつ脚本的にうまいなと思ったのは
ドンウンの協力者のコメディリリーフ役がいることで
重くなりすぎないでエピソードがすすむところ。
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彼女には視聴者もたくさん救われていると思います。
彼女のおかげで、ドンウンも笑顔を取り戻しかけるんですが・・・
そこで冒頭のセリフのような思いが垣間見えるんですね。
「私は怒りと悪に誠実でいたい」
からとあえて「明るさ」「笑顔」というような場所を遠ざけていると。
唸りましたね。わかるわかる!だけど辛いよおおそんな道・・・。
この葛藤とともにドンウンの
「やり遂げよう」
という意志が伝わってくるシーンが要所要所で再提示されるのも面白さのポイントかなと思います。
そして
嫌いな奴らすぎて~なんだけど
だんだん人間的な部分もみえてくるから
すこし可愛くもなってくるが
やっぱ、許せない、
いじめ5人組も魅力の一つでしょう!
物語がすすむにつれてドンウンの思惑にどんどんハマっていくわけですが、
不可解な事件も起こり、謎が謎を呼ぶ展開、変化していく人間関係・・・
今後一体どうなっていくんでしょう。
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ちょっと疲れたのでこの辺で筆を置きます
が
書いてるうちに「あれもこれも~」と浮かんでくるくらいに魅力がたくさん詰まったドラマ
【ザ・グローリー~輝かしき復讐~】
シーズン2の配信が3月に決定しています。
いやもうほんと観て!いまから楽しみにしている自分がいます。
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それではこの辺で다시