いま、モルゲンロットに求められているもの ~SC24を振り返って~
モルゲンロット 企画室の小山です。2024年11月にアメリカのアトランタで開催された、世界最大規模のスーパーコンピューティングに関する国際会議&展示会「SC24」 に行ってきました。
SC24では、最新の研究成果やトレンドが発表されたり、企業や研究機関がブース出展して、最新のプロダクトやソリューションをデモ・展示します。国内外のHPC関係者が一堂に会するため、最新技術のトレンドの学びや情報発信の場としてとても貴重な機会になります。
そんなSC24で、モルゲンロットはJAXAと取り組んでいるM:Arthur共同研究成果をJAXAブースでポスター展示したり、弊社のパートナーであるサーバーベンダー KAYTUS社のブースでモルゲンロット紹介のプレゼンテーションを行い、多くのお客様からご好評いただきました(発表内容は別途公開したいと思っています!)
SC24展示ブースを巡っていると、以下のキーワードを多く目にしました。
1.NVIDIA GB200 NVL72
NVIDIA製のAIデータセンターを構築するための最高峰マシンです。
多くのサーバーベンダーが展示をしていました。
2.水冷(液冷)システム
従来はファンや空調でサーバーを冷やす空冷システムが主流でしたが、HPCの進化と共に増える消費電力と発熱量、冷却効率の改善の必要性などで一気に水冷システムの需要が高まっています。上記の GB200 NBL72 が水冷システムにのみ対応していることも、水冷システムへの移行の大きな後押しになっているはずです。
3.コンテナデータセンター
空冷から水冷へのシステム移行は、単にHPCを買い替えれば済むという話ではありません。設置するデータセンター側も水冷システムに対応する必要があります。
ただし、大規模で堅牢なデータセンターを水冷システム対応にするには大規模な工事が必要で、納期が非常にかかるため、短納期で導入できるコンテナデータセンターに注目が集まりました。他にも、より早くデータ処理を行うために利用者に近い場所に分散配置が可能であること、再生可能エネルギーを活用した運用が可能であること、などもコンテナデータセンターがトレンドになっている一因です。
いま、モルゲンロットに求められているもの
モルゲンロットでは早い段階からコンテナデータセンター事業を行っており、さらにコンテナデータセンター内で稼働するGPUサーバーやソフトウェア、管理ツール、運用保守などトータルソリューションとして提供可能な珍しい会社で、3つのキーワードをすべて満たすことができます。
これら3つのキーワードはすべて「大規模なAIやHPCをより効率的に行うための手段」であり、それは「あらゆる理想を計算力で実現し、人々の生活をより良いものにする」というモルゲンロットのビジョンに向かって、時勢も進んでいると思うのです。
モルゲンロットが目指しているもの = いま、モルゲンロットに求められているもの
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