見出し画像

モルゲンロットとNVIDIAはオフィシャルパートナーになりました

モルゲンロットの添田です。2025年のモルゲンロットは、AIデータセンター事業を拡大すべくさまざまな準備を全速力で進めています。その一環として、この度モルゲンロットと NVIDIAはパートナーシップ契約を締結し、 NVIDIAのオフィシャルソリューションプロバイダーになりました。NVIDIAとパートナーシップ契約を締結すると、NVIDIAの技術情報にもアクセスできるため、モルゲンロットの今後のソリューション開発に役立てることができます。

生成AIの開発に必要な計算処理装置(半導体チップ)としてデファクトスタンダードになったのがNVIDIAが設計・開発するGPUです。そのGPUを複数基搭載したのがGPUサーバーで、さらにそのGPUサーバーを複数台(数十台〜数万台と規模はさまざま)設置して稼働させるのがいわゆるAIデータセンターになります。

ここまでは主にハードウェアの話で、モルゲンロットはAIデータセンターの構築〜運用支援も得意としていますが、コアビジネスとしての真骨頂は、AIデータセンターが生み出す計算力を最大限に効率化して、仮想化技術で計算力を使いたい企業や人へ余すことなく届けるためのソフトウェアソリューションを自社開発して提供していることです。そのソフトウェアソリューションの1つに「MORGENROT® Cloud Bouquet」があります。

モルゲンロットはGPUを仮想化する技術の会社
MORGENROT Cloud Bouquetは、物理的なGPUサーバーの計算力を仮想化技術で細分化して、その計算力をより多くの企業や人へ届けることができるクラウドサービスです。例えば、NVIDIA H100サーバーは1台に8基の物理GPUを搭載していますが、MORGENROT Cloud Bouquetを使って仮想化すると、GPU1基単位で計算力を提供することができます。さらに利用者はそれを1時間単位から利用できます。NVIDIA H100サーバー1台を広いワンルームマンションに例えるならば、ワンルームのまま提供・利用することもできれば、2部屋、4部屋、8部屋と小部屋に区切って提供・利用することもできるため、お客様のニーズにより幅広く対応可能になるわけです。仮にNVIDIA H100サーバーが10台あった場合、通常だと利用可能者は最大10人に制限されますが、MORGENROT Cloud Bouquetを使うと最大80人が同時に利用可能になるわけです。

そのMORGENROT Cloud Bouquetは、まもなく機能アップデートを行い、利用したい日時を事前に予約できるようになります。このアップデートにより、GPUサーバーを利用したい企業や人は、プロダクトの開発や検証スケジュールに合わせてGPUサーバーの計算リソースを予め確保しておけるため、より計画的に開発や検証を進めることが可能になります。今後もさまざまな機能アップデートを予定しており、その開発のためにエンジニアを随時募集中です。モルゲンロットはエンジニア主導によって顧客ニーズに応える技術のスタートアップです。ぜひ我こそはと思うエンジニアの方からのご連絡お待ちしております。

▼人材を募集中です▼

▼Cloud Bouquet ~GPUを安価に使えます~