コロナ失業まであと8日
物理的に眠い。
という感覚がわかるだろうか?
疲労がたまっているわけでも、
睡眠不足なわけでも、
飲みすぎたわけでも何でもない。
なんだけど、
後頭部に結構な重量の目の細かい網がかかっているような
それも何重にもなって脳みそを包み込んでいるような頭のはっきりしなさ。
それを、眠い、と感覚が理解しているらしい。
環境が許せば丸一日でも寝ていられるような
横になるとかゴロゴロするとかじゃない、
本当に眠っていられるような状態。
この感覚を味わうのはもうずいぶん経つけれど、
以前にもあった。
そしてその時は考えもしなかったが
後々いろいろな情報に触れるにつけ
な~るほど、あれって鬱の症状だったんだ!
とポンと膝を打って理解したのだった。
そう、そんで今まさにそれが起こっている。
必要に応じてテンションを無理に上げたり
じゃなくても普通に人と接するのに笑顔を作ったりすると
どんどん乖離していく自分を感じ、
な~るほどこれが高じるといわゆる躁鬱というのになるのかな?
などと勝手に解釈したり。
まぁそうではないにせよ、いずれにしても危機感は感じる。
このコロナ禍で、
自分はイケル、やれる、このまま突っ走れる!と自信を持ちつつあったものが
ありとあらゆる予定と計画の頓挫とともに、その高揚もすべて土砂崩れを起こした。
それもとてもゆっくりと。
一気に雪崩れたのではなく
たとえば雨水が少しずつ丘陵の砂を流していき
気が付くと丘そのものがなくなってしまっていたように。
いつの間にか静かに消えていた。
それに気づいて
すでに慌てる気力も残っていないとは。
日々うつろでありながら
今日も残り3時間をどう消費し
明日の丸一日をどう過ごそうか
ぼんやりと考えることも虚しい。
2020/6/22
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?