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こどもたちとの向き合い方〜本当に必要なのは正しい知識?〜
みなさんこんにちは!
卒業論文のデータ取りに悪戦苦闘しているななみです。
雨の日が続いていますが、みなさんは雨の日だからこそやることはありますか?
さて、今回は5月11日(木)に実施された、第6回目の講義をお届けします!
アーカイブもぜひご視聴ください。
第6回講義の講師はこの方です!
講師紹介
もあふるでは、おなじみのへいなか先生です!
《安部顕先生》
元法務教官
公認心理士
放課後等デイサービス指導員・研修講師
中身に入る前にまず、頭をフル回転させる準備をしてください。
今までの5回の講義とは少し変わって、たくさん問いかけをしていきます。
ひとつひとつ、読み進める手をとめて、考えてみてください。
それではいきましょう!準備はいいですか?
答えのない問いと向き合おう
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さて最初はこちら。
「今の自分はどれくらい好き?」
へいなか先生は、
「好きか嫌いかの二択でなくていい。好きではないけれど、嫌いではないなど、二元論で考えなくていい」と話します。
![](https://assets.st-note.com/img/1684248951068-pp2lXCLTh5.jpg?width=1200)
次は、このオンライン教育実習の軸でもある「性教育」に関する問いかけです。
率直に思ったことや、考えたことを書きだしてみましょう。
実習生や運営メンバーがアウトプットしたものはこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1684401777182-sTWAsyREGz.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1684401795007-xHLIvYyk32.png?width=1200)
はどめ規定などがあり、オフィシャルな授業の展開としては扱わないものも多いです。
しかし、休み時間に先生と児童生徒の間での個別指導で話題にすることは問題ありません。
また、「性教育だけを教えようとして、他の物事との連続性が考えられていない」に対して、へいなか先生は、
実体験、他の授業との関連性を上手く活かして授業を深めていくという感覚を、学校の先生が持っていないと指摘します。
他にも、知識に関しての意見がありました。
日本人は自分の意見と他人の意見を戦わせることが苦手だといいます。なかには、自分とは異なる意見をぶつけられることを自分の人格の否定と受け止めてしまう人も多いそう。
そして、自分がその感覚になりやすいほど、他人を否定してしまうのではと自分の意見を言うことを怖がってしまうのです。
この問いを踏まえて、こんな問いかけをしてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1684249170842-ht6Ia5njGe.jpg?width=1200)
「本当に今の性教育は問題か?」
問題意識を持って勉強したり、活動したりしている方が多いかもしれませんが、一度立ち止まってこの問いと向き合ってみましょう。
あなたは何に課題を感じているのでしょうか。
例えば、今と昔を比較するとどうでしょうか。
自分なりにこの問いを様々な角度から捉えて考えてみてください。
へいなか先生はこのように語りかけます。
「SNSではネガティブな意見が広がっていますが、もしそこで言われているようなことが多数派であれば、今ここに私たちはいないのではないでしょうか。今よりもずっと偏っていて足りていなかった性教育を受けたであろう世代の人たちでも、しっかりと性のことを理解した上で、子どもを育ててきています。そうだとすれば、問題ないのではないでしょうか。
もしくは、足りていないのは正しい知識ではないのではないですか」
自分のペースでじっくりと考えてみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1684249299537-TUp2Pujy17.jpg?width=1200)
改めて問います。
足りていないのは正しい知識なのでしょうか。
正しい知識が十分になったとしたら、現状は変わるのでしょうか。
あなたはどう考えますか?
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