
障害者と性のつながり〜性教育から考えてみて〜
みなさん、こんにちは!運営の新です!
冬の寒さがまだ続き、暖房が手放せない頃ですね・・・。
そんな僕は寒がりなので、暖かい布団から抜け出して出勤することに毎日格闘しています。
さて、今回は1月16日に行われたセクシュアリティ教育プログラム第5回の講義について書いていきます!
アーカイブもありますので、ぜひご覧ください!!
講師紹介
ショウ先生
障害者用性風俗はんどめいど倶楽部 代表
性教育はいつから?

健常者たちは性風俗というと新宿の歌舞伎町へ行ったり、調べたりして楽しめる環境であるのに対し、障害者は気軽に楽しむことができないのはなぜなのだろう?
性風俗で働き始めて一番感じていたことは「性教育を受けていない障害者が多い」ということでした。
「障害のある子に性的なことを教えるとよくないことが起きるのではないか」
「予備知識がないままネットの情報に触れてしまう」
これによって障害者が性教育を受けられない状況が起きていることを感じ、ショウ先生自身も性教育について考えるようになっていったといいます。
そこで、ショウ先生は実習生のみんなにあることを問いかけます。
「何歳から性教育をしたらいいのか?」


実習生一人一人の意見を聞いて
かなりの幼少期から性教育をした方がいいと伝えます。
それは、昔とは違って小学校高学年より前の子供達が社会の情報源によって当たり前のように性に触れ易くなってしまっているからではないか。
さらに、性に対して恥ずかしいイメージが先行してしまっているからこそ、小さい頃から「恥ずかしいことではないんだよ」ということをしっかりと刷り込むことが大切なのではないかと伝えます。

障害者専用の性風俗店だからこそ
障害者の性や恋愛事情について、恋愛難民になってしまっている人が多いそうです。
その中でも、恋愛に憧れる人もいれば、諦めてしまう人も多い。
障害者にとって、「諦める」か「諦めない」かが大きく関わってきている。
だからこそ、ショウ先生はそこから考えるよりも諦めないことから始めなければ何も始まらないのではないかと、いろんな人に伝えてきたそうです。
そして、それだけではなく、周りの支援方法のズレも感じているといいます。
障害者同士の合コンなどの支援をするなかで、参加者の中には障害者は障害者との出会いでなく、健常者と出会いを望んでいる人もいる。
その中で、障害者だけの出会いしかないという、当事者の話や意見が聞けていない支援は果たして良いのだろうかと感じたことがあったそうです。
では、障害者用の性風俗にはどのようなサービスがあるのでしょうか。
障害者用性風俗を経営する中で大切にしていることをいくつか教えてくれました。
一つ目がキャストを1人で行かせないということ。
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