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【LGBTQと生きる私たち】自分らしく生きるために、手放すものさし

みなさんこんにちは。4月も気付けば下旬ですね。新生活には慣れましたか?

今回執筆担当のひよは、新学期早々コロナで寝込みました。咳がなかなか治りません。

さて、本稿は4月20日の第3回目の講義をまとめたものとなっております。

アーカイブもありますから、ぜひご覧ください!

今回は2人の先生が来てくれました!

仕事だけではなく、プライベートでもお付き合いのある先生方です。

講師紹介

田中 史緒里 先生
ジェンダーフリーなスーツを仕立てている株式会社keuzes(クーゼス)代表

柴田 奈々子 先生
HAKU / brand manager  


既存の形にこだわらず、
自分たちらしさを追求するkeuzesやHAKUの取り組みは、聞いているだけで心が躍ります。

今回の講義はお二人のブランド立ち上げから、「先生」に向けた言葉まで、本編初公開!

願い✖︎出会いから生まれるスーツ

株式会社keuzesは女性の体に合うメンズパターンスーツのブランドです。


田中先生がこのブランドを立ち上げたきっかけは、

成人式や結婚式という節目に着る服装

について悩んだ経験があるから。

こういうイベントって、
「女性」は振袖やドレスが一般的に着用すると思われますね。

しかし、それを着たくない人たちは、おめでたい日でも、着たくない洋服を着ることで、鬱々とした日になってしまいます。

田中先生は、

東京に行けば、きっと自分が求めているものがある

と探したそうですが、出会うことができませんでした。

誰かがやっていると思っていたけれど、無いならば、まずは自分のために、とブランドを立ち上げました。

田中先生自身が、店舗に行ってスーツを買う勇気がなかったことから、

店舗は構えず、「欲しいっ!」と言ってくださる方々のもとへ実際に行って
オーダーを受けます。

田中先生はkeuzesのスーツを求める人たちと、
オーダーを受ける際に、さまざまな話をします。

例えば恋愛のお話や、下着の悩み。

そういった話を聞いたとき、田中先生は

keuzesはこの人のために何ができるだろう?」と考えるそうです。


共感や受容で終わらず、目の前にいる人のために何ができるだろう? 


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