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「非日常」論。-「非日常」とは何か?

お正月。
実家に帰省していた。

わたしの場合、実家は心地よい場所。
そして、「非日常」。

実家から去るときは、悲しい。
次の帰省はお盆。
それまで連綿とした「日常」が続く…と。

「日常」と「非日常」のボーダーラインって、何?

これが、ここ最近 帰省の度に出現する疑問だ。

「非日常」とは何か?

1.場所の移動
2.日常ではできないこと(観光、体験、食事…)ができる
3.日常でやっていることを、やらない(家事、炊事、仕事...)

特に注目したいのは2.と3.

「非日常」とは何か?という問いに対して、多くの人がまずは2.を答えるだろう。
わたしもそうだ。

今回、もっと深めて考えた時に、
3.の答えが思いついた。

そして同時に、3.が最も重要で、
「非日常」を「非日常」たらしめているのは、2.ではなく、実は3.にある、ということに気づいた。

ということならば、
「日常」を「非日常」のように過ごすのは、意外にシンプルだ。

日常でやっていることを、やらなければいいのだ。

1.と2.は場所の制約があるが、
3.は「日常」にも組み込める「非日常」。

基本的な日常の営みの中で、緩急つけたり、工夫したり、環境を整えたり、意識的に小休止を取ったりする。

そうすることで、「日常」と「非日常」のボーダーラインは極めて薄くなっていく。

「日常=つまらない」
「非日常=楽しい」
という区別は、なくせる。

毎日が特別であり、
毎日が特別でない日。

その境地に踏み込むには、まだ人生修行が必要だが、
前回の帰省より、今回の帰省の方が心穏やかだし、
日進月歩で、今年も歩んでいこう。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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かくたりさ
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