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lisa500ml
「非日常」論。-「非日常」とは何か?
お正月。
実家に帰省していた。
わたしの場合、実家は心地よい場所。
そして、「非日常」。
実家から去るときは、悲しい。
次の帰省はお盆。
それまで連綿とした「日常」が続く…と。
「日常」と「非日常」のボーダーラインって、何?
これが、ここ最近 帰省の度に出現する疑問だ。
*
「非日常」とは何か?
1.場所の移動
2.日常ではできないこと(観光、体験、食事…)ができる
3.日常でやっていることを、やらない(家事、炊事、仕事...)
特に注目したいのは2.と3.
「非日常」とは何か?という問いに対して、多くの人がまずは2.を答えるだろう。
わたしもそうだ。
今回、もっと深めて考えた時に、
3.の答えが思いついた。
そして同時に、3.が最も重要で、
「非日常」を「非日常」たらしめているのは、2.ではなく、実は3.にある、ということに気づいた。
*
ということならば、
「日常」を「非日常」のように過ごすのは、意外にシンプルだ。
日常でやっていることを、やらなければいいのだ。
1.と2.は場所の制約があるが、
3.は「日常」にも組み込める「非日常」。
基本的な日常の営みの中で、緩急つけたり、工夫したり、環境を整えたり、意識的に小休止を取ったりする。
そうすることで、「日常」と「非日常」のボーダーラインは極めて薄くなっていく。
「日常=つまらない」
「非日常=楽しい」
という区別は、なくせる。
毎日が特別であり、
毎日が特別でない日。
*
その境地に踏み込むには、まだ人生修行が必要だが、
前回の帰省より、今回の帰省の方が心穏やかだし、
日進月歩で、今年も歩んでいこう。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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