東京下町から行く水戸の過ごし方
どうもどうもmore3です。
引き続き、緊急事態宣言下で、不要不急の移動の自粛を求められていますが、自由に旅できる日に備えて、旅行系の記事を書きます。
都道府県の魅力度の調査で、最下位が定番だった茨城県が、昨年は最下位を脱出したというニュースを見た方も多いと思います。
あくまでも、アンケート結果なので、順番が付くのは当然ですし、突出したものの方が、印象に残るので、メジャーな観光地がある都道府県の方が評価されるだけで、茨城県に魅力がないわけではないことは、地元の人はもちろん、茨城県に行ったことがある人はご存じと思います。
その茨城県の県庁所在地、水戸について、東京の東側から行く経験をもとにnoteを書きます。
・水戸市について
・東京東部からの移動手段
・水戸駅周辺からの移動
水戸市について
水戸市は茨城県の県庁所在地です。
東京からは、100㎞超で、北関東の栃木県宇都宮市や、群馬県前橋市も同様です。
南関東のさいたま市、千葉市、横浜市が東京から30-50㎞くらいです。
茨城県の主要都市だと、つくば市と土浦市が60㎞超、鹿嶋市が100㎞程度、日立市が145㎞程度です。
日帰り圏内ですが、100㎞を越えると、遠くへ来た感があります。
水戸市は、宿泊施設も多く、JR東日本水戸支社の中心で、バスも多いので、近郊の観光地の中継地として、便利です。
思いつくのが、大洗、ひたちなか、笠間なのですね。
大洗は、海、あんこう鍋、最近では、アニメ「ガルパン」の聖地。ひたちなかは、ロックインジャパンやネモフィラの国営ひたち海浜公園。笠間は焼き物や笠間稲荷。それぞれ水戸に宿泊して、翌朝の移動ですぐにつくと思います。
逆に水戸自体の魅力が周辺に比べて少ないのではないかという話もあります。水戸は県庁所在地の中でも、県内の人口の割合(県庁への人口集中度)が全国でも少ないというのがあります。
かといって、水戸に魅力がないとは私も思わないので、水戸で観光というと、水戸駅周辺には徳川御三家の水戸徳川家が整備した偕楽園と、千波湖があり、自然を感じつつ、リラックスできます。
なお、偕楽園はかつては好文亭以外は入場無料でしたが、本園の有料化が県外の人を中心に始まりました。高くはないので。
あとは、このnoteのテーマで、エンタメツーリズムを掲げていますが、2010年には同人誌の即売会から始まり、ポップカルチャーの総合展示会となった「コミケ」の5年ごとの特別版「こみけっとスペシャル」の会場に街並みがなり、にぎやかな街を創出していました。
とはいえ、2010年代後半からは、あまりそのようなイベントも、確かに水戸の祭イベントなどにあるのですが、小規模になったように思います。
そして、スポーツについては、プロスポーツチームがサッカーの「水戸ホーリーホック」、バスケの「茨城ロボッツ」がホームタウンにしています。
それぞれ、土浦のプリマハムサッカー部と、つくばのサイバーダインつくばロボッツなど、もともとは県内の別の地を拠点にしていました。
茨城ロボッツは、水戸に拠点が変わるとともに、水戸出身の経営者堀義人氏が、オーナーとなり、市の活性化のプロジェクトにも関わり、市街地の中心地に、複合施設の広場を運営するなど、新しい風がやっと来たなという意感じです。
他に、梅まつりなどでは、水戸市の観光大使水戸の梅大使が活躍します。梅祭の一つのイベントである、梅大使の撮影会に良く行きました。
ご当地アイドルも、周辺地域と共に、全国的な活躍やトラブルもありつつ活動している水戸ご当地アイドル(仮)などが、市内中心に活躍しています。
水戸ご当地アイドルも、また、新しい展開に入るようです。
・東京東部からの移動手段
水戸への移動ですが、東京の東からだと、下記です。
・常磐線(主に上野発、特急と快速)
・高速バス(東京駅八重洲口発)
鉄道は他に、成田線銚子方面の佐原、香取で鹿島神宮行きに乗り、鹿島臨海鉄道や、栃木の小山あたりまで行き、水戸線もありますが、時間がかなりかかるので、沿線の旅行と組み合わせるのが、現実的だと思います。
車だと、小菅ジャンクションや堀切ジャンクションを通り、三郷、柏や土浦などを通って、常磐自動車道を利用します。
高速バスは、東京駅発着のみと号ですが、運行する会社によって、交通系電子マネーが使えたり使えないので、キャッシュレスで行きたい人は、時刻表と運行会社を確認したほうがいいと思います。深夜便以外は予約なしの先着順と思います。
金額的に最安で、往復割引などもあるので、東京駅を起点にする方は、電車よりも、高速バスのが良いのではないでしょうか?
私は、交通系電子マネーで水戸行き乗ろうとしたら、非対応の運行会社だったので、カッとなって(笑)、その後のバスは確認せずに、特急に東京駅から乗って行ったことがあります(笑)
電車は、従来は上野駅始発が基本でしたが、上野東京ラインの開通により、快速は、品川や、新橋からも手前の土浦行きや、水戸の先の勝田行きに乗れるようになりました。特急のひたちやときわも、上野に加えて、品川始発ができました。快速はグリーン車に乗れば、座り心地も良いので、移動時間が増えても、良いのではと思います。
特急ひたちのが、通過駅が多いので早く付きますが、私は、北千住から常磐線に乗ることが多いので、特急ときわの停車駅の柏まで快速で移動して、そこから、特急乗車が多いです。特急券も、柏から水戸は900円台なので、最近は高速バスよりも、特急ときわを選ぶことが多いです。
昔は、金額的には高速バスに近い、快速ばかり乗っていました。
・水戸駅周辺からの移動
さて、水戸駅に到着したら、駅のビルの商業施設が華やかなのに、気が付くと思います。
駅南口が再開発された町並みで、ホテルやシネコン、ファッションビルOPA、ビックカメラ、スーパーなどがあります。高速バスは終着が南口です。
駅北口がもともとのメインだったと思いますが、私が水戸に行くようになったころには西武を引き継ぐリヴィン水戸が営業末期でしたが閉店し、商業地の範囲が狭まってきていました。駅直結のエクセル水戸本館は賑やかで、北口からすぐの水戸丸井もたまに行っていましたが、だんだん縮小していき、2018年営業を中止して、北口がさらにさみしくなりました。
北口のペデストリアンデッキでは、イベントも多く開かれ、からくり時計が目印でした。
イベントスペースの場所はさらに煌びやかになっていました。
水戸の商業地は、もともと広い範囲が散在しているように思えますが、駅から、大工町と呼ばれる新宿だったら歌舞伎町のようなあたりまでが範囲だと思います。
国道50号線が通っていて、南町、泉町などを通ります。京成百貨店があるあたりは、道路の便もよく、地元や近郊のマイカー族でにぎわうと思います。
駅から徒歩で行ける名所は、弘道館。京成百貨店や、特徴的なタワーが印象的な水戸芸術館は20分ほど少し歩きます。
水戸芸術館は、館内の展覧会や、タワー入場が楽しめます。
水戸京成百貨店は、食事や買い物が楽しめます。テナントで個人的に好きなロフトが入ってます。
なお、弘道館方面をさらに進むと那珂川が見えて来ます。市街地の向こう側に流れています。
有名な水戸偕楽園は、梅まつりの間は、JR東日本の常磐線下りに臨時駅がオープンします。駅から歩くと、30分強かかります。北口からバスやタクシーに加えて、南口の千波湖に向かって歩いていき、千波公園から陸橋で移動する方法もあります。動物も多く、噴水もあり、景観は良いと思います。
サッカーの水戸ホーリーホックを見に行く場合は、北口のバス停から、ケーズデンキスタジアム行きに乗ります。結構距離があります。
別に常磐線の東京寄りの赤塚駅から行くと、路線バスで近くに行け、徒歩で1時間くらいです。試合の日は、シャトルバスもある日があると思います。
茨城ロボッツはかつては、水戸駅から北の弘道館、那珂川を超えて、青柳体育館で試合をしていて、水戸駅から徒歩も可能な距離でした。常陸青柳駅からだと徒歩だともう少し近いですが、電車の待ち時間も考慮するとあまり変わらない気もしました。
そして、水戸の東町に新しくできたアダストリアアリーナ水戸が新たな本拠地になりました。水戸の駅前大通の先にあり、徒歩だと40分はかかると思いますが、前述の新しい街の賑わい拠点M-SPOや、京成百貨店なども途中にあります。
とはいえ上り坂なので、バスで行きは行くのが良いでしょう。
アダストリアアリーナからの帰りは、バス待ちが多いようであれば、大通りや、大工町まで少し歩けば、合流するバスが増えるので、駅までの帰りは楽になります。
梅まつりも開かれる、水戸に、近郊の人や少人数でソーシャルディスタンスを意識できる人たちは安全第一に行ってもらい、リスクのある人は落ち着いてから水戸を楽しみたいですね。
最後に
水戸から東京に帰るときは、車なら常磐道。土浦や阿見なども途中にあります。たまに柏あたりで、降りたりします。
帰りの駅との接続を考えると、高速バスで東京駅に戻るよりかは、JRで常磐線で帰ります。
快速ならばそのまま北千住駅まで、特急の場合は時間に余裕があって上野行きたいときは其方まで行きますが、基本は柏に停車するときわで降りて、北千住まで移動です。
公開の直前に大きな地震が福島県沖であり、宮城や福島などとともに、心配ですが、水戸をはじめ、各地を応援したいです。
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