バスケットボール Bリーグを見に行こう
「エンタメ・フォト・ツーリズム」というテーマで、noteをつづっていこうと思い、何から紹介すべきかと迷いますが、まずは、プロバスケ「Bリーグ」を紹介しようと思います。
Bリーグとは?
Bリーグは、バスケットボールの2016年にスタートしたプロリーグです。
完全なプロリーグとして、B1、B2の二部制でそれぞれ18チームが、3つの地区(東地区、中地区、西地区)に分かれていて、昇格、降格、優勝を目指してシーズンを戦います。
また、別組織で、プロ以外のアマチュアも含む下部リーグとして、B3リーグがあります。B2とB3も入れ替えがあります。B3については、今回は詳しくは触れないですが、予算が限られている中、より身近な運営で距離が近く熱く応援することもできますので、身近に試合があれば、ぜひチェックしてみてください。
Bリーグのシーズンは、秋に開始し、春に終わるので、シーズンは2018年秋開始だと、2018-2019シーズンとなります。
2018-2019シーズンのB1の開幕は10月4日(木)に 千葉ジェッツ船橋 対 川崎ブレイブサンダース の対戦です。それ以外のカードは、10月6日(土)に行われます。
B2は、一足早く9月28日(金)に2試合が行われ、残りのカードは29日(土)に行われます。
基本的には対戦カードは、土日(平日行われる場合もある)の2試合、もしくは平日水曜日の1試合を、1節として、全36節、60試合が4月下旬までレギュラーシーズン行われます。
B1は、3つある各地区の上位2チームと、それ以下の成績で全地区で勝率の高い2チームのワイルドカードの合計8チームが、プレーオフである、チャンピオンシップに進みます。
また、B1成績が下位の4チームは残留、B2降格、B2との入れ替え戦への出場を決めるプレーオフがあります。
B2のプレーオフは、各地区1位と、ワイルドカードが1チームでよりシビアです。優勝と昇格、B1との入れ替え戦進出、B2残留が決まる戦いです。
下位のチームは、B3の準会員チームとの入れ替え戦に臨みます。
昇降格があるため、喜怒哀楽、とくに降格チームには悲しい瞬間もありますが、チームが続いていく限り、また、戦い続けられるし、新たな目標を持つこともできるリーグです。
エンタメとしてのBリーグ
メディアで取り上げられる機会の多い、栃木ブレックスの田臥勇太選手や、千葉ジェッツの富樫勇樹選手などなんとなく知っている人を見に行くだけでなく、選手を知らなくても、楽しめる可能性が高いです。
速攻のドリブルや3ポイントシュートなど日本人選手のプレーもさることながら、試合には2名まで外国人選手が出場(2018-2019シーズンのルール)でき、ダンクシュートやアリウープなど、NBAなどで、見たことがあるようなプレーをまじかで見ることができます。
選手も、会場に貼られている選手を応援する横断幕や、ビジョンに移されることも多い選手紹介などで、少しずつ、なんとなく知ることができます。入場時に配られることの多いマッチデイプログラムには写真と背番号で選手が乗っていますし、アウェイのチームも写真はないことが多いですが、紹介されています。
また、試合の進行はアリーナMCのノリのいいアナウンスと、攻撃や守備時のDJがセレクトするサウンドに乗せて、リズミカルに観戦することができます。
応援も、MCや音楽、応援するブースター(自チームのファン、サッカーでいうサポーター)に合わせやすいです。もちろん無理に合わせる必要もないです。
多くのチームでは、チアリーダーなど応援する専任のエンターテイナーがいて、応援を時には先導してくれます。また、試合前や、タイムアウト時、ハーフタイムなどではダンスを披露してくれます。
中立地で行うファイナル(決勝)のような中立的な演出でない場合は、基本的には、ホームチームの演出で、ホームチームの応援を前提にしますが、相手チームのブースターも対抗したり、時には一緒に応援ボードなどを振ってくれたりします。
試合前やハーフタイムに、ゲストが出演して、ダンスや歌、フリースタイル(ボールを使った演舞パフォーマンス)、エクストリームスポーツ(アクロバットなパフォーマンス)などを披露する機会もあります。また、試合前にはエキシビションマッチとして、地元の学生やOBなどのチームの試合があったりもします。
飲食スペースに力を入れているチームもあり、地域の美味しいものを食べたりすることもできます。
チームによっては、場外にステージや飲食スペースを用意している場合もあるので、チケットがなくても、一部楽しむことができる場合があります。(場外のステージはプロ野球などでは多くありますが、バスケでは栃木ブレックスで何度か見ただけで、ほかのことが知らないのですが。飲食は場外にある会場は何度か見ました)
どこでやっているの?
では、試合をやっているのでしょうか?
Bリーグでは、各チームが全60試合のうち半分をホームゲームとして主催し、そのうちの8割(24試合)をホームアリーナで開催することが義務付けられています。残りの2割(6試合)は、ホームアリーナ以外でも開催が可能です。
その、スケジュールと会場は、Bリーグのサイトに行けば確認することができます。2018年7月現在まで公開されています。(下記リンクは、2018シーズンのB1の第2節までが表示されます)
https://www.bleague.jp/schedule/?tab=1&year=2018&event=2
このスケジュールで、開始節と終了節を選択すれば別の日程も表示でき、チームを絞ることもできます。
では、自分の住んでいる近くの試合を見たいというときには、チームと拠点を知りたくなりますよね。
Bリーグのクラブのページでは、全国地図と共に拠点にしているチームのロゴが表示されています。
ロゴにマウスを持っていくと、チーム名が表示され、クリックするとそのチームの紹介ページに行きます。チーム名の由来や選手、スケジュール、ホームアリーナなども確認できます。
*PCでの表示を前提に説明しています。
特定のチームの試合を見に行くことにしたら、各チームのホームページに行けば、スケジュールはそのチームのみ表示されるのでより開催時期と場所を確認しやすくなると思います。
会場の場所などを確認して、ぜひ、身近なチームや気になったチーム、たまたま近くで試合するチームなどの試合スケジュールをチェックしてみてください。
また、B3リーグには、B1、B2のチームのいない、岩手、埼玉(所沢、越谷)、岐阜、鹿児島などのチームもいるのでお近くの方はチェックしてみてください。(2018年7月現在)
チケットはどうやってゲットするの?
行きたい試合が決まったら、チケットをゲットしないと入場できません。
Bリーグのチケット情報のページにもありますが、(1) インターネット「B.LEAGUEチケット」から購入 (2)大手コンビニでの購入 (3)現地での購入の3種類があります。
https://www.bleague.jp/ticket/
(3)現地での購入は原則、当日券となり、割高な当日料金、前売りで売り切れの場合は購入できないなどは頭に入れておいていただければと思います。
Bリーグでは、会場のキャパシティーが大きくても、数千名なので、人気チームはチケットが前売りで完売することもあります。特に指定席。行く可能性が高い場合は前売りで購入がお勧めです。
なお、現地での購入で前売り券を前売り価格で購入することが可能な場合もありますし、先行して現地の販売をすることなどもあります。
また、上記のBリーグのチケットのサイトで、(1)B.LEAGUEチケットから購入でスマートフォンを利用した買い方が詳しく説明されています。
スマートフォンお持ちの方はお勧めです。スマートフォンの画面を利用した電子チケットも利用することができます。
(2)の大手コンビニでの購入は、電子端末で、スポーツ、バスケ、Bリーグなどで、チームを選べば、販売中のチケットを選択して、受付の紙をレジに持っていけば購入することができます。
これ以外に、招待券などを入手することもあると思います。
会場に行って、入場エリアでそれぞれの入場券を見せて、手続して、入場しましょう。
席種について
バスケの席は基本的には、左に行くほど高くなります。(下記の分類は便宜的に私が経験に基づいて書いているので、正確には各チームごとに違います)
1階席>2階席
指定席>自由席
メイン席>バック席>ゴール裏席
コートサイド席>アリーナ席)>スタンド席
熱く応援するなら、バック・ベンチ裏やゴール裏が定番です。ベンチ裏では、選手やスタッフとともに喜びを近くで表現できます。ゴール裏は特に後半は決まったシュートを目の前で見て盛り上がれます。
イベントやエンターテインメントも見る場合は、メインのコートサイドやアリーナ、スタンド席が正面になるので見やすいです。ただ、まれにセレモニーやイベントをバック側に向いて行うチームがあります。これは、バック側という表現は私の経験で表現しているだけで、そのチームにとっては、そちら側がメインな考え方で会場をレイアウトしているからです。
この席は、自コートから相手コートに入る間のドリブルやパスなどの攻防を近くで楽しむこともできます。
写真を撮る場合は、値段が高くなりますがコートサイド席が最前もしくはほぼ最前で取りやすいです。2列目も大概は取りやすいですが、段差がなかったり、前の方の振る舞いによってはつらくなる場合があります。また、スタンド席は段差があれば、前の方を視界に入れずに観戦できる割合が高まるので、撮影にも適しています。ゴール裏もプレーの迫力をとらえることができますが、常に反対側は遠いので、基本的には後半にチームが攻める側(ホーム側)の方がよいと思います。
価格を重視するならば、2Fの自由席でも、十分に会場の雰囲気は楽しめ、広い視野で会場を見渡すことができます。
特定のチームの観戦が多く見込まれる場合は、ファンクラブやシーズンシートの購入なども視野に入ってくると思います。この話題はまた取り上げたいと思います。
ツーリズムとしてのBリーグ観戦
プロ野球やJリーグなどでも、自チームの主催試合(ホーム)と相手チームの主催試合(アウェー・ビジター)があるため、自チームが距離的に近くても、アウェーは各地に広がる相手の拠点に行くので、その土地へ旅行に行くに等しくなります。他に中立地での開催(セントラル開催等)もあります。
また、人によっては、ホームゲーム自体が遠征に近い人もいます。
バスケットボールの会場は、公共の交通機関でアクセスしやすい場所だけでなく、車でないと行けない場所にあることも多いです。
チームによっては、シャトルバスを手配することもあります。臨時なども含めて、後からホームページなどの試合情報で告知することもありますので、何度かチェックすることをお勧めします。
また、会場の場所と移動方法はあらかじめチェックしておきましょう。
Googleやyahoo!の地図で移動経路を調べる時に電車だけであれば、確実に調べることができます。バスについては、それらには情報がないこともあります。
その交通機関のホームページやアプリがある場合もありますし、有料でないとフル機能は利用できないですが、ナビタイムには多くのバス情報があります。
バス停の位置までは分からなくても、最寄りのバス停名はわかったりするので、無料の限定機能でも調べるだけ調べて見てはと思います。
ウォーキングが苦にならない人は、歩いて行くという手もあります。
歩きは辛いのであれば、コストは距離に応じてかかりますが、タクシーで配車のための電話番号、アプリなども準備してタクシー利用が確実です。
観戦の過程で知人が増えて、自動車に乗せてもらうケースもあります。
ただ、何かトラブルが起きた時に、きっちり決め事をしたり、後に引かないような対応なども必要になる可能性があります。
他にレンタカーや、カーシェアなどもあります。全行程だけでなく、最寄りの鉄道駅までは電車で行って、その先は車を借りるという方法もあります。
長距離移動の場合は、特急・新幹線・飛行機なども利用する場合があります。
早割や、レンタカーや宿泊とパックで安くなるものなどもあります。
Bリーグの試合の前後などにその町の観光や食事などを楽しむのもありです。
基本土日開催は連戦なので、宿泊などする場合は、試合以外に費やせる時間も意外にあるかもしれません。
また、二試合とも観戦するのではなく、1日は観戦、もう1日は観光などのスケジュールもありだと思います。土日は地元のイベントなどが開催されていることも多いですし、複数のプロスポーツチームがある場所なら、別の競技を観戦することもできます。
場合によっては同じ日に見ることも。
その他
Bリーグをはじめとしたプロスポーツチームは、ホームタウン活動を活発に行っているケースも多く、地元のイベント(お祭り・ショッピングモール等)にチームが参加することもあります。
そこで興味が増すこともあると思います。
シュートチャレンジやトークショー、チアリーダー、マスコットのパフォーマンス、場合によっては3人制バスケなど。
情報はチームのホームページ、SNS、地元のイベント情報、などで知ることがあります。会場でスタッフやファンの方に教えてもらうことも。
またBリーグは、SNSでの投稿をある程度推奨していて、写真や動画も15秒まで公開が可能とリーグでアナウンスしています。
観戦の邪魔になる機材での撮影、フラッシュの使用などは禁止です。他にチームごとでルールなどは個別に確認ください。
ぜひぜひバスケ観戦する人が増えてくれると嬉しいです。
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