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なにもなかった
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2025.02.01.sat @RUBYROOM SHIBUYA
LTR presents『なにもなかった』
そもそもこの企画を迎える前日まで、心強いサポートを受けていた。声をかけてくれたり、イラストで応援してくれた1人1人に感謝を表したい。
ありがとう。
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定刻通りオープン。DJさはらによるプレイから始まり、若年性ファンタジアのポエティックかつ青く熱量の高いヒップホップが会場を温めた。素晴らしいオープニングだった。
今日はもらすとしずむの再結成?ライブで好きな曲流させてもらいました!!
— Sahara (@sahaporu) February 1, 2025
1回目のプレイリスト⇩
2025 2/1 RubyRoom 1st https://t.co/XX4EktbHmr
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裸体のシルエットが硬質かつダークな曼荼羅グルーヴで畳み掛け、酩酊麻痺が異質なセッティングによる混沌とした世界に引き摺り込み、DJオッチーは現在進行形のフィメールラップで繋ぎテンションを上げて。
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きしぱんの唐揚げ🍗も最高の仕上がりだったし、我々が出番を控えていた頃にはもう売り切れ寸前状態だった。
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その後、満を持して登場した我々“もらすとしずむ”は暗く重く沈むヘヴィなインスト曲『sLEDge🔨(スレッジハンマー)』からスタートした。歌のない曲に手持ち無沙汰なメンバーの“4(よん)”はステージ上に現れてはスクワットし始める奇行に及ぶが、オーディエンスが釣られて重心を上下させていた光景は可笑しな一幕だった。
2曲目は『SwAnZ2(スワンズツウ)』という我々の初期曲。元々ダークで妖しげな楽曲だったが、4のピアノの弾き語りから始まり徐々にドラムとベースが重ねられるエモティヴなパワーポップに変容した。最後の「痛いな」というコーラスを演奏した時は掛け値なしに楽しかった。
続く3曲目は『「Nothing」』というこの企画の表題曲。正直ちょっと“モタった”と思う。いつかリベンジしたい楽曲。バンドとしての一体感をもっと増せる筈。次の京都に向けて準備を入念にせねば。しかし個人的に思い入れのある楽曲がここで披露出来て平たく言えば幸せだった。
「なにもなかった」からこそ、出会えた。
我々は幸か不幸か両の手しかない。手離せなければ手に出来ない業を背負っている。それは何も手足が2本ずつ付いている話ではなく、頭も胸の内も相応のキャパしか持ち合わせていないのだ。個体差なんで誤差でしかないほど、等しく他人や物事を受け入れることはできない。
「なにもなかった」ことに気がついたら、それはきっと出会えるチャンスなんじゃないか。とてもシンプルなメッセージを込めたストレートソングである。
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ラジオという名のMCでバンド名を改名するというアナウンスを行い、この瞬間から「凸+凹(もらすとしずむ)」にライブ中、存在が改められた。そしてリクエストが入ったというテイでMassive Attack『Teardrop』をワンフレーズだけcoverし、最後の曲『[w] pOnyO)))』へ。この曲が“矢張り”ハイライトだった。やる前から分かっていたが、この通称「ポニョ」は我々凸+凹のメンバー個々の個性が1番出しやすいからだ。
アンコールには4がソロで『「Nothing」』の弾き語りをして締め、オッチーの爆音プレイで大団円を迎えるに至った。
「新生もらすとしずむ」お披露目ライブに行ってきました。
— 池田剛@映像企画HEIZ LIBERATION代表 (@Kouki_Birth) February 2, 2025
「なにもなかった」
文字通り、そこに「何か」は必ずあったはずですが「なにもなかった」と焦燥感を感じるのが、何よりも前に進もうとした人間の末路、宿命だと思いました。
「それでも進め」と己が言う。
とてもいいライブでした。 https://t.co/8QHoyjwNBx
2/1. 渋谷RUBY ROOM
— nagata(うげ) (@tomiana) February 2, 2025
若年性ファンタジア
裸体のシルエット
酩酊麻痺
もらすとしずむ
みんなよかった DJも、唐揚げも! pic.twitter.com/i4aTx4I01l
おなじみ、きしぱんさんの投げ銭で食べ放題からあげにかぶりつきつつ、いちど解散してメンバー一新であっという間に再始動したもらすとしずむにかぶりつき。暗がりで蠢く感そのまま、けどなんか明るいトコにも足向けてるかのような。リーダー田畑猛a.k.a.10氏がわたくしのイラストTシャツ着てて喜び♪ pic.twitter.com/nOHft809yF
— やましお (@yam4oh) February 2, 2025
もらすとしずむライブ
— TRAMUSE@鉄道ものまねボイてつ配信中 (@sndtramenpia) February 1, 2025
みんな超個性的で臨場感溢れてて面白かったし、中にはボーカル、ギター、ドラムを使い、1人3役で演奏されたケースは凄すぎる😮
トリも結構まとまってて楽しかった🎶
私もこの機会に特技であるものまねを進化した形でもっと迫力出したくなった😄
もらすとしずむ楽しかった〜。
— 神宮司 (@MJinguji) February 1, 2025
もらすとしずむ、素敵じゃったなあー。的確な言葉が何一つ見つからんけど、宝物のたぐいじゃないだろか
— すずき (@szksgtm) February 1, 2025
今日のライブも良き
— nikuzuki (@oniku029029029) February 1, 2025
若年性ファンタジアは前に聞いてた降神(おりがみ)のなのるなもないと志人(シビット)を彷彿させられた
もらとしずむはサムカワよんさんのキーボードとボーカルが重厚ながらもめっちゃ大盛り上がり
すでにメンバー出てるのに余裕で残りの唐揚げ食べるサムカワさん、すごすぎる笑 pic.twitter.com/2gOQ8AH6nX
復活?新生?凹+凸見てきました!長らく携わった立場としては感慨深く嬉しい気持ち。良き門出でした。おめでとう㊗️ https://t.co/xebIADHPPh
— ロデム (@rodem4460) February 3, 2025
この日集まってくれた多くの方に復活や新生を祝ってくれたりした。何せ産声をあげて10年目。もう小4です。
特にバンドを長らく、そして私の暴走に振り回されつつも相談に乗ってくれて道を正してくれたロデムには感謝している。彼女がいなければ凸+凹はここまで続かなかっただろう。
もちろんそれ以外にサポートしてくれた沢山の人々のお陰でもあるが、このバンドは私の我儘が発端で生まれた集団による歴史である。その我儘に長らく付き合ってくれたメンバーはロデムただ1人である。
そして妻にも大きな感謝を寄せたい。大きなお詫びも。と、付け加えると非常に嘘くさくなるのだが。
今回の解散やら復活劇というアレコレを側で見てきた彼女にとって、今回までの出来事が茶番に思えただろうし、地球上で1番私が振り回してしまった事をお詫びしたい。
が、前もってごめん。
また絶対振り回す!
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あとこの後、DJオッチーに対してサウンドチェック後にDJハラスメント(DJプレイ中にも関わらずダラダラと音を出してしまった事)をしてしまった事をここにバンドを代表してお詫びします。申し訳ございません。二度と無いようにします。
とまぁ、粗方こんな感じのレポートとなるが、なんと4月にアメリカから来日するとあるオルタナ/シューゲイザーバンドのサポートアクトで京都に出向くことになった。
めちゃくちゃ嬉しい。
この件はまた後日お知らせするが、本当に良き再スタートを切れたし、野心を隠さず世に出たい。そして更なるお知らせも待っている。
なにもなかった?いいじゃない。これから手に出来るんだから。
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若年性ファンタジア、裸体のシルエット、酩酊麻痺、DJさはら、DJオッチー、きしぱん、渋谷RUBYROOMのスタッフ、盛り上げてくれた来場者の1人1人、当日来れなかったけど嬉しい言葉をかけてくれた人、ありがとう。
私が心底嫌いな人に「周り見てみなよw」だなんて言われたが、あぁ、周りはよく見てるつもりだ。幼少期からとても気にしてビクビクしながら生きてきた人生だから、周りを見ることは癖になっている。
ただ、多分だけど
見飽きた
のだと思う。
だから自分自身を見つめることにした。
周りから自分がどう見られるかでなく。
何が望みだ。
何が欲しい。
望むこと、欲しいことはきっと飽きていない証拠。
だから媚びずに欲すること。媚びている奴らは何かを維持する為だけに生きている哀しさが付き纏っている。それは本当によく学んだし、今回の企画の成功で尚、頭で組み立てられた骨組みに血肉付けられた。
私の望みは私や仲間の心が浸れる音楽を作ること。
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今、大阪に向かっている最中にポチポチ記録している。もう1週間前だってね。名古屋から西は雪景色だよ。
またね。(10)
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![凸+凹(もらすとしずむ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148674941/profile_761695a17c3b389b761e03caa342adf7.png?width=600&crop=1:1,smart)