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2024年9月21日FP1級実技合格体験記①自己紹介と勉強方法


①自己紹介

初めまして。あいと申します。
2024年5月26日学科試験、2024年9月21日実技試験に合格しました。
簡単に自己紹介しますと、保険会社に勤務しています。
相続や不動産などの知識に触れる業務は一切ありません。仕事で人前で話す機会はありません。そんな私でも何とか合格できました。
合格された先輩方のnoteを読むと「こんな完璧な回答できない…」と自信を無くしがちでしたが、私の体験記を読んで「こういう感じでも合格できるんだ」といことが伝われば良いなと思いnoteを書きました。
次に受験される方の参考になれば幸いです。

②使用した教材・コンテンツ

FP1級の学科はほんださんのFPキャンプや過去問道場など、勉強のコンテンツがたくさんありましたが、実技になった途端に情報がなく、「この勉強方法で正解なのか・・?」と毎日不安になりながら勉強していました。
そんな中で使用した教材・コンテンツは以下の通りです。

⚫︎賢い経営者の相続と事業承継30章(税理士法人税日本会計グループ)

私は学科で事業承継の項目は無理矢理覚えていましたが、実技では「理解していて当たり前」の前提で出題されます。
この本を最初に読むことで経営者の気持ちなど理解できたので、具体的な特例など覚えやすかったと思います。

⚫︎茶本・ピンク本・緑本

実技を受験するなら大抵の方がまずは購入する対策本だと思います。
正直きちんと活用したのはピンク本だけでした。
茶本ですが、収録されている問題は金財HPに掲載されているのと、解説が難解であまり使いませんでした・・
金財HPだと遡れる過去問が限られているので、もっと遡りたい時にピンク本を使いました。(本番まで時間がなく、緑本は手元においていたものの遡れなかったので使いませんでした。)


⚫︎FP1級実技試験完全ガイド2024−2025 ーFP1級試験の次の試験で合格する方法ー(くすもとFP事務所)

実技対策のガイドブック的な本が欲しいと思い購入しました。
出題率の高い論点が網羅されているので、パートIもパートIIも最初の導入として読むとアウトプットしやすいと思います。
併せてくすもとさんのYoutoubeもたくさん見て勉強しました。

⚫︎せいのFPチャンネル(Youtube)

実技面接の進められ方や、かの有名なメモなど、最初に取り掛かる際に見たチャンネルです。

⚫︎FP1級試験に次の試験で合格する方法(Youtube)


ひとつ過去問を解いたらくすもと先生の解説動画を見ました。


⚫︎地主の駆け込み寺ch(Youtube)

借地借家法など、人に説明する以前に基本があやふやになっている不動産分野の論点でとても理解が深まりました。

⚫︎【円満相続ちゃんねる】税理士橘慶太(Youtube)

相続関係が超絶わかりやすい。
私の場合学科だと問題は解けるけど、人に説明するってなるとどこから?となっていたので、根本的に理解するためにめちゃくちゃ見てました。


⚫︎税理士法人山田&パートナーズ(Webサイト)

改正点は絶対に対策しておいた方が良いので山田&パートナーズさんのサイトで確認してしていました。


⚫︎1級FP過去問解説(Webサイト)

過去問を解くたびにくすもと先生のYoutubeと一緒に解説を必ず確認していました。


⚫︎先輩note、先輩からもらった資料

これらがなければ合格できなかったと言っても過言ではありません・・
先に合格された先輩からいただいた一問一答の資料はとにかく使い倒し、本番試験にも印刷をして持って行きました。
ラスパーさんのnoteも各論点を印刷して本番試験にも持って行きました。


③私が勉強した方法&今思えばこうしたらよかった

私が実際に勉強を開始したのは、7月初週くらいからでした。
5月の学科試験の自己採点では128点くらいだったのですが、私が受けた回は応用が易し目だったので「調整が入って落ちてるんじゃないか・・」と後ろ向きな気持ちで合格発表の6月下旬まで学科の勉強をしていました。

私が行った勉強は次の通りです。
初めに「賢い経営者の相続と事業承継30章」、くすもと先生の「FP1級実技試験完全ガイド2024−2025」、せいの先生のYoutubeでどういうことが聞かれるのかなど流れを把握。
あとはひたすら過去問。金財HPからA3に拡大コピーして実際の書式で勉強しました。過去問を解いたら解説を確認。先輩noteがある回は全部読んで、面接官のセリフの後に自分なりに答えてみたりしました。わからない論点はラスパーさんのnoteやYoutubeなどで確認。(一つの問題を解いて理解するまでに1時間〜2時間くらいかかっていました)
最初は本当に問題の意味がわからなかったです。自力で解けるものなんて皆無でめちゃくちゃ焦りますが、だんだん既視感が出てきて論点がわかるようになってくるので諦めないでください。

A3コピーで解いた設例はノートに貼っていました。
私なりですが、
①時間を測って解く
②Youtubeなどで解説を確認。
③あやふやな論点・わからない論点は調べてメモ書きをマステで貼る。
④その回の先輩noteを読み漁る。先輩noteの面接官の質問に対して自分で答えてみる。
⑤Word Holicというアプリに論点を入れて声に出して説明できるようにする。


本番も待機時間でこのノートを見直したりしました。

過去問を解くのが疲れた時はWord Holicを見たり、改正の暗記をしたりしました。
そして8月に入った頃から模擬面接をしていただきました。合計5回行っていただきました。本当にお時間をとっていただきありがとうございました。
私的には模擬面接は絶対にやったほうがいいと思います。1人で声に出して勉強するより見えてくるものがたくさんありました。合格に直結したと思います。

実技試験は合格率80%以上で、「1ヶ月もあれば合格する」という考えの方もいると思います。が、私の脳みそだと1ヶ月の勉強量では到底間に合わなかっただろうなと思います。私的には学科の勉強より辛かったです。ほんと毎日しんどかった・・
勉強時間は7月から9月までで大体200時間くらいでした。

今思えば自己採点で120点超えていることがわかった時点で実技の勉強を始めればよかったです。
過去問はピンク本も使って遡れるところまで遡りましたが、時間が足りず遡れたところまで結局2周しかできませんでした。(もちろん過去に一度出た論点は回答できるように準備はしましたが)
6月から勉強していれば3周してもっとアウトプットできたんじゃないかなとか、もう少し直前期は気持ちに余裕が出てきてあんなに苦しまなかったんじゃないかな、と思います。

皆さんのご参考になれば幸いです。
次の回は実際の面接体験記です。








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