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平均睡眠１７時間？！猫の睡眠のひみつ

にゃこりん百科

猫の人生…いや猫生、ほぼ寝てます！！

その眠眠のライフスタイルは、気になりませんか？
今回は猫の寝る時間や理由、睡眠の仕組み、外猫と家猫の寝方の違いについて詳しく解説していきます。

猫は一日何時間寝る？

猫の一日の睡眠時間は、なんと平均17時間！
人間の平均8時間と比べると、その差は何と二倍以上！

もし猫が20年生きたとすると、
そのうち約14年は寝ている計算になります。

人間が平均80年生きると考えると、
寝ている時間は約26年…

猫の圧倒的勝利！！

しかし、単に「寝ている時間が長い」だけではありません。
その睡眠には理由があり、実は猫の眠りには浅い眠りと深い眠りがあるのです。

猫は夜行性？ いいえ、「薄明薄暮性」！

「猫は夜行性」と思われがちですが、実は違います。

猫は「薄明薄暮性」の動物で、日の出の頃と日が沈む時間帯に最も活動的になります。

この習性は、猫の祖先である野生の猫が獲物を狩るのに適した時間帯に由来しています。

夜にダッシュするのも、遺伝的に活発な時間帯だからこそなのです。

なぜそんなに眠る？ ～肉食動物の宿命～

猫がたくさん寝るのは、単なる怠け癖ではありません！

肉食動物全般に共通して、睡眠時間が長めなのです。

その理由は、
「狩りをするためにエネルギーを蓄える必要があるから」。

狩りには大量のエネルギーが必要ですが、成功率が低いため、効率的に体力を回復するために長時間眠る必要があるのです。

家猫は「狩り」をする必要はありませんが、本能的にこの習性が残っているため、たくさん寝るのです。

実は深く眠っていない！？ ～猫の睡眠の特徴～

猫の睡眠は、実は8割が
「レム睡眠」（浅い眠り）で構成されています。

人間の場合、深い眠り（ノンレム睡眠）が8割を占めるのに対し、猫はその逆。

これは、野生時代の名残で
「急な危険にも即座に対応できるように備えている」ためです。

そのため、猫が寝ている最中に視線が合うことがよくあります。実際には、浅い眠りの中で周囲の気配を感じているのです。

16時間以上眠るとはいえ、そのほとんどが緊張状態にあるということになります。

猫の夢と寝言 ～何を見ているの？～

猫も人間と同様に「夢」を見ることがわかっています。

眠っているときに体がビクッと動いたり、むにゃむにゃと声を出したりするのは、夢の中で何かをしている証拠。

もしかすると、ネズミを追いかけていたり、楽しい遊びの夢を見ているのかもしれません。

猫の寝顔を観察してみると、どんな夢を見ているのか想像するのも楽しいですね！

まとめ ～猫の睡眠の秘密とは？～

✅ 猫の睡眠時間は1日約17時間。人間の2倍以上！
✅ 実は夜行性ではなく「薄明薄暮性」の動物。
✅ 長時間寝るのは肉食動物だから。狩りのためのエネルギー補給！
✅ 8割が浅い眠り（レム睡眠）で、常に周囲を警戒。
✅ 夢を見たり、寝言を言ったりすることもある。

こうしてみると、猫の睡眠は単なる「ぐうたら」ではなく、しっかりとした生存戦略に基づいたものなのですね。

家猫として安心して眠れる環境を作ってあげることで、より快適な眠りを提供できるかもしれません。


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