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【旅行記】 富山撮影旅行 中編

やっと大学の定期試験が終わった。前期より講義数を減らしたこともあり、正直余裕だと思っていたがいざ過去問に手を付けてみると全くわからない。いつもと同じだ。このままではよくないと思ってはいる。

テスト期間中もこの旅行記の大まかな内容は考えていた。
実験レポートをやらなければいけないはずだが、こちらに書きたいことを忘れないうちに少しずつ文章に残していきたいと思う。


2日目 (2024/3/14)

金沢を歩く


この日は友人の要望で金沢へ。
富山とは違い、駅前はかなり人が多く旅行客の姿も見られた。

まずは近江町市場で食べ歩き。

ぶりの刺身 肉厚で美味
ふぐのから揚げ 食感はほぼ鶏




お次は日本三大庭園のひとつ、兼六園。


(ここでカメラのピクチャーコントロールをフラットからビビッドに変えるという謎行動に出る。モニター越しでは物足りなかったのだろうか。)




城端線乗りつぶし


富山旅行が決まった時からこの行動の計画は立ってはいたが現実的ではなかった。
わざわざ富山から高岡まで行って乗りに行くのは面倒であるし、雨晴へいったついでとなると時間が足りない。


しかしありがたいことに金沢へ行きたいとの要望。
金沢のついでに高岡から乗ればいいのでは?と思いついたころには乗換検索を開いていた。
高岡から1時間弱。片道500円ちょい。いける。


城端線は散居村で有名な砺波平野を縦貫する路線でいかにも私が好きなローカル線という感じである。それに三セク移管が決まり、さらには新型車両まで導入するというのだからキハ40(以下ヨンマル)で乗りつぶすなら今しかない。



金沢を出て高岡についたのは16時半ごろだった。ホームに降りると遠くのほうに朱色の車体が見える。興奮を抑えながら、乗り場まで向かう。


城端行345D 向こうのヨンマルは氷見線

現役の国鉄型に乗るのは恐らく小学校の修学旅行で乗った185系ぶりである。まずそもそも気動車に乗るのが初めてなのだ。

2人でボックスシートに腰かけるとすぐに列車が動き出した。

毎日首都圏の電車に乗っている身からすれば、乗っている車両からエンジンの音がすること自体に違和感を覚える。どちらかというとバスに乗っている感覚に近い。

車内の様子 復路で撮影
同じような景色が続くが、不思議と飽きない


乗ってて感じたこと。めっちゃ揺れる。ありえないほど縦に揺れるのだ。

それもそのはず。このヨンマルは暖地形で金属ばね台車を履いている。
乗り物に弱い人なら酔ってしまうかもしれないが、私は大丈夫だった。


17時半に城端駅に到着。

狙っている構図は陽が完全に落ちたほうが映えるので、一時間後の352Dを撮影しそれに乗って高岡まで戻ることにした。
それまでは135mmで何枚か撮影。


前ボケで車止めを入れてみる 終着駅という感じが出た


駅の外に出てみたが、コンビニすらなかった。
少し歩くと田畑が広がっていた。



駅まで戻り、線路の突き当りの延長線上の空き地で三脚を立てる。

ここで一つ心配事が。
金トヤのヨンマルには忍者ハットリくんのラッピングを施した車両がいる。
ラッピング車両も素敵だが、私の狙いは首都圏色である。


少し待っていると踏切が鳴り、ゆっくりと列車が入線してきた。前照灯がまぶしかったが、あの朱色が見えて少し安心した。


折り返し高岡行352D

定番の構図ではあるがお気に入りの一枚である。
レンズはタムロンの100-400。絞り込むとかなりきれいに写る。

急いで機材をしまい、列車に乗り込む。
街灯も少なく暗い平野を北上すること50分。無事に高岡まで戻ってこれた。


ここで夕食。

名物の富山ブラック。
かなり塩辛いが、疲労と空腹が限界に達している我々にとってはそんなの関係なかった。この塩分のおかげで富山まで戻れたといっても過言ではない。


2日目終了


この日はかなりのハードスケジュールだったが、とても充実した一日であった。
3日目の天気予報は晴れ。果たして立山連峰を拝むことができるのか?


課題が立て込んでいるので、後編はしばらく後になりそうだ。

つづく。



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