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【旅行記】 富山撮影旅行 後編

3日目 (2024/3/15)


この日は前日と違い予定を詰め込んでいなかったので朝の8時くらいまで寝ていたと記憶している。
ホテルの部屋から外を見ると晴れてはいるが、遠くは霞んでいる。
雨晴からは立山を拝むことはほぼ無理であろうと悟った瞬間だった。


しかし、行ってみなければわからない。
我々は朝食、風呂、チェックアウトを急いで済ませ、雨晴へと向かった。


いざ、雨晴へ


高岡から氷見線に乗り換える。前日の城端線と違い、観光客で車内は混雑しており、その半分ぐらいが雨晴駅で下車した。

駅を降りるとすぐに海岸に出た。

海はご覧の通りきれいに澄んでいる。
一方で山はというと…

撃沈である。
このまま帰るのはあれなので、ひとまず道の駅雨晴へ。

海を眺めながら、パフェをいただく。
写真にも写っているが、カウンター席には氷見線の時刻表が貼ってある。
少し待っていると上り列車がやってきた。

ここで嬉しいことに、運転台のない妻面側に運転台側が連結されている、
通称「変態連結」を見ることができた。

次の高岡行きで富山まで戻るのだが1時間は来ないので、道の駅の展望デッキへ行くことに。

ちょうど氷見行きの列車がやってきたので撮影。

よく目を凝らすと山がうっすら見えるのが悔しいところである
車番を見ると、先ほど高岡へ向かった編成がそのまま戻ってきただけであった


富山市電を狙う


雨晴での撮影が無念に終わり、富山へ向かう電車で落胆していたところ
ふと窓の外を見ると立山連峰の姿がはっきりとまではいかないが、雨晴で見た時よりは鮮明に見えるようになっていた。


富山駅についた後は富山大橋での撮影もあきらめて、新幹線の時間まで例のスタバでのんびり過ごすつもりであったが、人間とは単純な生き物で陽が落ちる前に急いで橋まで向かった。

神通川をまたぐ大きな橋

インスタで見た写真からgoogle earthで位置を推定しただけで、どのポイントから狙うかは分かっていなかったが、バズーカを構えた方が2名いたのでその付近から狙うことにした。

何枚か撮影して分かったが、田舎のくせに交通量が多い。市電が来ても車が被ってしまい、没写真を量産してしまった。

陽が傾き始めたとき、車の切れ目を狙ってなんとか市電とそのバックに立山連峰を収めることできた。

普段の私であればあともう一時間は粘れるはずだが、目的を果たしたと同時にとんでもない疲労に襲われた。

富山駅の下で土産を買い、2度目の回転寿司を食べ、帰路に就いた。


おわりに


今回の旅行は不完全燃焼といえる。しかし、富山湾がガスっていたおかげでまたこの地に訪れる理由ができた。

雨晴や新湊大橋に行くもよし、速星貨物や市電など鉄分過多の旅をするもよし、雪の時期にスナップ撮りに行くもよし、
何でもありである。


ただ来春の旅行のコンセプトはすでに決まっており、次に行くのはしばらく後になりそうである。それまではこれを聞いて行った気になるとする。

これは効く。泣きそうになる。



私生活が忙しすぎて最後は雑になってしまったが、これで富山旅行記は完結である。
12月にはトンデモ旅行に行ったのでいつか記事にしたいと思う。


おわり




(そういや24-70一回もつかってなくね????)






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