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飛び降りた彼女と無力な自分

閉鎖病棟から退院して約1ヶ月経過しました。
今の現状は変わらずODや自傷、自己嫌悪増し増し希死念慮増し増し増しな日常を過ごしています。
入院する前は自分は世界で1番不幸なんだ(クソデカ主語)なんて事を思う毎日でしたが、実際冷静になって考えてみるとそんなことも無かったんですよね。
患者さんと交流していくにあたってもっと苦しい環境に置かれて必死で生きている人も居るんだなと、人の人生は比べるものでは無いと思っていますが、自分はまだどん底では無いのかな、なんて感じました。

病棟の中で仲良くなった2つ上の患者さんが一昨日人生で3度目の飛び降りを測った事を知りました。相当高いところから飛び降りたらしいですが、命は助かったらしいです。
自分が退院する時に笑顔で見送ってくれて、「外で笑って会おうね!」なんて約束をしたのにもう彼女はこれから自分で歩くことも難しいと言われました。
彼女は本気で覚悟を決めて、この世から消えようと思っていたからこそ生きててくれてありがとうなんて無責任な言葉は言えなく、自分はただ相槌をするだけで会話は終わっていった。
自分はどうするのが良かったのか、助かって良かったとは思うけれども、良かったなんて言ったらただの煽りになりそうで怖かった。ただ頷いて話を聞くことしか出来なかった。
こんな時に何か気の利く言葉だったり彼女を救える様な言葉を吐けるようになりたい。自分は何も出来なく無力でしか無かった。

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