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久しぶりの深夜ドライブ

深夜0時、今夜は夕方の時点でドライブに行こうと考えていた。

深夜0時過ぎ、少し肌寒いなと思いながらZに乗り込む。
イグニッションコイルの修理が終わってから数日が経っていた。
すでに半年以上乗っていなかったので少し緊張していた。

まずはエンジンをかけ、ほんの少しの暖気。
純正オプションのマフラーなのでさほどうるさくないのは救いだ。
修理したばかりなので特に不安はないが久しぶりのZということ、それにブレーキ周りのヘタリが気にはなっていた。

低速でしばらくは走る。平日深夜の道路にはほとんど車がいないのでゆっくりと走る。
市街地から少し離れると街灯もまばらとなり、あたりもより一層暗くなる。
気温は7℃から5℃へと下がる。

5℃ぐらいならまだ路面に変化はないだろう。12月ともなるとこれが3℃以下となり、下手すると路面凍結の恐れもあるから注意しないといけない。
しかし、11月ならまだ大丈夫と思いながら走っていく。

山道に入ったところでにゃんこが横切る。🐈‍⬛
目の光でわかるから良いけど、どうどうとゆっくり横切るのは勘弁してほしいところだ。

先日のドライブ同様に鹿も出てくるのかと思っていたがまったく出てこない。秋口にはよくあるのだが、一定期間動物をほとんど見ないことがある。
時期的なものなのかなとは思っているが理由はよくわからない。
ただ、猫とかアナグマやウサギは別な気がする。

エンジンの調子は良さそうだ。
しかし、しばらく乗らなかったため、タイヤの空気圧が若干低いようでハンドルが思ったよりも取られてしまう。エアーチェックすれば良かったなと少々後悔した。

山中に入っても今夜は鹿などの動物はいなかった。
まあ、今夜はどちらかと言えば車の調子を見るためのドライブなので気にしないのだが。

ここ最近はずっとミニバンだったので、トルクも加速も世界が違っていた。
ZのエンジンはNAだけどトルクがあるので楽しいなと改めて思った。

ブレーキ周りの整備が終わればサーキットも問題なく走れそうだ。
そんなことを考えながら走っていた。

上りのカーブに入ったところで目に飛び込んできたものが。
アナグマ。しかし、動いていない。
轢かれてしまったアナグマのようだ。
ブレーキを踏みながらギリギリで避ける。

車高の高い車なら跨いで行くという選択肢もあるのだが、うちの車は車高が低いので避けるしかない。
上りのカーブの途中とは見えにくいところだなと思った。
まあ、そんな場所だからこそ轢かれてしまったのだが。

Zの調子は良さそうなのと、ブレーキ周りはやはり交換かなということ、そしてタイヤはエアーチェックしておこうということがわかったところで帰路についた。

今夜は本当に動物が少ない夜だった。
が、市街地に入りふと何かが前方で横切る。
ハイビームにしてキジシロのにゃんこが横断しているのがわかった。

別にいいのだが、せめてこっちを見なさいと思いながら帰った。

部屋に入ると布団にはくろちゃんが丸まっていた。🐈‍⬛
お帰りと言われたような気がした。🐈‍⬛


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つなくろ
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