【Episod2-㉗】シンママが必ずぶつかる質問“私のお父さんは?”
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜
娘と元夫は、ひと月に一度面会を続けていました。
もちろんまだ小さいので待ち合わせ場所まで送り、夕方には迎えに行きました。
離婚直後からずっとなので、
もちろん娘も嫌がることなく毎回楽しそうに帰ってきました。
娘は言葉が遅かったので、
離婚した3歳当時はまだ話しませんでした。そのため元夫のことを「◯◯さん」と私と同じように読んでいて、
「パパ」とか「お父さん」とは
呼びませんでした。
これは自分の父親として認識した上で、
そう呼んでいるのか?
はたまた、おじさんと認識して名前で呼んでいるのか?
当時判断がつきませんでした。
でも本当は全て私が悪いのです。
娘が元夫をどう認識してるか分からなくて困ったのではなく、
わざと「パパ」「お父さん」という言葉を使わなかったのです。
離婚直後から、付き合っていた人と3人で出かけたりしていたのが理由です。
私がズルかったのです。
結局その彼と別れたあとも、元夫のことを「ひなりのお父さんよ」とは伝えないまま
2年が過ぎました。
しかし、その日はきました。
「私のお父さんは?」
娘に聞かれました。
その時娘がどんな表情で、
その言葉にどんな感情を載せていたのか
思い出せません。
だけど自分の何ともいえない後ろめたさを
悟られたくなくて、
私は何も答えられませんでした。
不思議なものです、
こういう時は、たとたえ5歳でも何かを察してそれ以上追求してこないものですね。
そしてこの結末は、
私のいないところで決着がつきました。
祖母(私の母)に娘が尋ねたらしく、
「◯◯さんがお父さんよ〜」と答えたわよと
母から明るく言われました。
人生そんなものですね
とくに娘から誹られることもなく
ジ・エンド!
それからも「◯◯さん」と
自分の父親のことを呼び続けています。
次回:その後の娘と父親の関係、プリキュア事件
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