【Episod2-⑰】バイオリンを弾く母が、娘にピアノを教えられるか?
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜
居間を和室から洋室にリフォームしたさい、
床の間をクローゼットにしました。
このクローゼットを見て収納すべきと閃いたのは電子ピアノでした。
この時5歳5ヶ月だった娘にピアノを習わせる良いタイミングでもありました。
私自身は3歳の時に1/4バイオリンを持たされ母から教わっていました。
(今は1/12バイオリンもあると知りビックリ)
母は妹にはピアノを教えていたので、私も娘に自分で教えられると(将来的には無理でも)思い込んでいました。
いつもの無謀癖です。
この時代は“ジャパネットたかた”からカタログがよく届いていて、その中に電子ピアノが大きく掲載されていました。
当時の私の記憶よりも値段は下がっていて、スペックは上がっていたため
これを買おう!
と直ぐに注文しました。
購入の手軽さ・調律し続けるメンテナンス面も考えると、アップライトピアノでなくてもいいなと感じました。
そもそもお値段が全く違うし…
実家にはまだこの頃アップライトピアノがあったことも考慮しました。
実家のピアノは孫達にとって、最高のおもちゃなので娘もよく触っていました。
そんな娘や他の孫を見ると母の血が騒ぎ、少しずつピアノを教えていましたが、皆適当に音を出すのが楽しいだけなので、
それほど練習モードにはなりませんでした。
そんな中で唯一、家の娘はおばあちゃんの言うことを聞いてピアノに真摯に向かい合っていました。
私のバイオリンも妹のピアノもスズキメソットの楽譜で学んだので、家には使い込まれた楽譜がまだ残っていました。
それを借りて練習を始めようと、すっかり流れも決まっていました。
私もこれならピアノも4巻までなら弾けるからです。
そして注文した電子ピアノが届く日が来ました。送料無料でしたが玄関に置いていく決まりらしく、当初の絶対的な目的のクローゼットまで自力で運ばなければなりません。
もちろん一人では運べないので、
当時60代後半の父に手伝ってもらいました。無事にクローゼットに収まった電子ピアノを見たときは感無量でした。
何だかこれで、
目的の半分以上達成された気分。
でもこれからが本番!
娘と私のピアノ戦争が始まるのです
次回:娘にピアノを教えるより大変なこと
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