【Episod2-⑱】娘にピアノを教えるより大変なこと
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜
リフォームで床の間をクローゼットにしたあと、私がそこに収納したのは電子ピアノでした。当時5歳の娘にピアノを習わせたかったからです。
しかしながらピアノ教室に通うわけではなく、母の私が直接教えます。
何故ピアノを習わせたいと思ったのか?
その理由は2つあります。
まずは娘には絶対音感がありました。
そのため人生初のカラオケに連れて行った時、マイクから聴こえる娘の歌声に目眩がするほど驚かされました。
何でこんなに自信満々に歌えるのだろう?
それは自分の発している音(歌)が外れていないか確認しながら歌っていないから。
そして意識的に音を取りながら歌わなくてもいいので、どうにもこうにも上手なのです。
以前もお話しましたが、娘の歌を聴いてから私自身はカラオケで歌わなくなりました。
2つ目の理由は
24時間全て自分の思い通りにならない!
その事を知って欲しかったのです。
正確に言うと24時間エゴの言うことを聞いてダラダラ過ごせない、ダラダラ過ごす以外の時間の使い方を知って欲しかったのです。
私自身も母からバイオリンを教わっていました。弟も同じくバイオリンを習っていたので、毎日夕方どちらが先に終わらせてしまうか戦っていました。
そう“終わらせてしまう”
そういう感覚だったのです。
本当にバイオリンの時間が
嫌で嫌で仕方なかった
多分向いてなかったのもあるでしょう、
それでもこの経験を幼い頃からしていたおかげで、全てが思い通りにはいかない、
嫌でもやらなければならない事があると
身体で学べました。
(そして50代の今も趣味のひとつです)
そうです、
バイオリンを習っていた母が
バイオリンではなくピアノを
教えることより難しいのは
“毎日レッスンさせること”でした
次回:仕事終わりの帰宅後にピアノを教えるのは私も辛い
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