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【Episod2-⑳】ピアノの上達が早い娘、次の手を考える私


50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜


5歳の娘に私自らがピアノのレッスンを始めました。仕事帰りの夜ご飯を食べる前しか時間が取れないため、本当に気合を入れなければ空腹に勝てません。

人間の性質としてルーチンになってしまえば、むしろやらない方が気持ち悪いという状態になるので、まずはそこまで頑張ろうという気持ちでした。

今の生活で十分だと思えば、ゆっくり時間を過ごせばばいいのですが、娘との貴重な時間を楽しむだけではなく積み重ねていきたかったのです。

絵がメインの右手で簡単なメロディを弾く教本は、娘はあっと言う間に弾けるようになりました。
それから当初の予定のスズキメソットの教本に戻り両手で弾き始めました。
ここで嫌になる子も多いのですが、
難なくクリア。
そして一巻も終わりの曲まで3か月程で進みました。

しかし進んだとは言っても、本当のピアノの先生に付いていたわけではないので弾けるようになったら次へ進む素人方式でした。

ここで私が新たに考えたのは、
譜が読めるようになってほしいうことです。
スズキメソットは、楽譜を読む練習をせずに曲を暗記します。
そのため私も殆ど初見の曲を(バイオリンで)楽譜を見て弾くことができません。

娘は絶対音感があったので聴いた曲を覚えて弾くのは得意だったのです。
そのため初見の曲を弾くための新しいレッスン本を探し、購入しました。
最初は一行だけの短くて簡単なものから、段々とメロディらしく難しい音符が並んでいく感じです。

これが娘にも私にも難しくて辛かった。
日に日に娘はレッスンを嫌がるようになり、
私も練習中ヤル気のない素振りにガミガミ怒るようになりました。

仕事帰りで疲れていても
頑張ることはできます

でも怒って精神的に疲弊するのは堪えました

次回:練習を嫌がる娘、ピアノは続けられるのか?


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